写真は『NSB-75S4T4RS6』。最新サーバーOSのWindows Storage Server 2016を搭載した1UラックマウントNAS。これまでのサーバーOSと比べてより充実した機能を搭載し、Windows 10との親和性も高い。

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エレコムの『NSB-75S4RS6・RW6』シリーズは、50〜100人規模の事業所のファイルサーバーや、サーバーのバックアップ用途に適した1UラックマウントNASだ。HDDにはWestern Digital社の「WD Red」を採用し、組み立てと検査は長野県伊那市にある同社の工場で行い、高い信頼性を確保している。サーバーOSには最新のWindows Storage Server 2016を採用することで、Windows 10との高い親和性を実現し、ユーザーの生産性向上も期待できる。

大容量データの高速転送を行うべく、高性能クアッドコアプロセッサー、4GBメモリー、ギガビットイーサネットポートを搭載。ウイルス監視やアクセスログ監視などのセキュリティツールを使用しても快適に動作し、ユーザーにストレスを与えることがない。4ベイによるデータ容量も4、8、12、16、24TBの各モデルが用意され、環境に合わせた導入が可能だ。

『NSB-75S4RS6・RW6』シリーズはWindows Storage Server 2016の管理機能に加えて、独自の「NASツール」による管理にも対応している。各管理機能はコンソール接続、リモートデスクトップ、ブラウザー経由で実行することができ、ユーザーに合わせた運用を実現できる。また、UPS接続の専用USBポートも搭載され、管理ソフトをインストールすればNAS停電時の「シャットダウン処理」も自動実行が可能。万が一の故障の際には、ホットスワップによってシステムを稼働させたままでHDDの交換を行える。保証期間も標準で3年間、オプションで最大で5年までオンサイト保守またはデリバリー保守を延長でき、IT予算に合わせた運用が可能だ。

同製品に加え、4ベイデスクトップタイプの『NSB-75S4DS6・DW6』シリーズ、4ベイデスクトップタイプの『NSB-7MS2CS6・CW6』シリーズもラインアップ。デスクトップタイプはコンパクトな設計になっており、場所を選ばずに設置を行うことができる。事業所の規模や扱うデータ量に応じて、最適なモデルを提案していただきたい。