日本初 Windows Server IoT 2019 for Storage搭載ファイルサーバー
アイ・オー・データ機器 『HDL4-Z19SCA』シリーズ

Windows Storage Server 2016の後継となる、Windows Server IoT 2019 for Storageを日本で初めて搭載したNAS。Active Directory環境ならば、登録されているユーザー情報を利用してファイル・フォルダーへのアクセス権限を設定できるなど、更新・管理の工数を低減。追加のClient Access Licenseが不要なため低コストで導入可能。

サーバーOS同等の機能で、効率良い運用が可能
本体から直接、または遠隔からと、二つの方法でメンテナンスができ、管理者向けの機能も充実。他にも魅力ある機能満載だ
写真拡大

『HDL4-Z19SCA』シリーズは、Windows Server IoT 2019 for Storage Standard Editionを搭載した法人向けのファイルサーバー。Windows Server 2019のファイルサーバーを構築する場合と同等の環境を提供する。このため、管理者にとっては新たな操作や設定を覚える必要がなく、効率的なシステム運用を可能とする。Active Directory環境が導入済みであれば、登録されているユーザー情報を利用して、ファイルやフォルダーへのアクセス権限を設定可能。ユーザー情報を新たに設定することなく、更新・管理の工数を減らせるうえ、複数台を導入した際も同じユーザー情報を各々に登録する手間を省ける。

Standard Editionの特長である、データ重複除去機能を使える点もメリット。複数のファイルの内容をブロック単位で比較して重複除去できるため、定型フォーマットを使った類似データなどに特に効果を発揮する。圧縮効率は従来のZIPファイル圧縮やNTFS圧縮よりも高く、50~90%以上のディスク領域を節約し、コストを抑えられる。※(1) なお、本体価格にはOSのライセンス費用が含まれており、追加のCAL(Client Access License)不要なため、低コストでの導入が可能。また、クライアント数を増やす場合も追加費用がかからないというメリットもある。※(2) 

※(1) マイクロソフト社の資料から抜粋。

※(2) Active Directory環境下では、Active Directoryサーバーに接続するためのCALの購入が必要です。

RAID 5構成で万一の事態にも、安定した運用を

ハードウェア面では、CPUにインテル Celeron プロセッサー(1.60GHz Quad Core)、4GBのメモリーを採用。ユーザーからの同時接続が多いときも高いパフォーマンスを発揮する。ハードディスクは4台構成で、容量は4、8、16、32TBから選択可能。出荷時点でRAID 5構成になっているため、1台が故障した場合でも、ホットスワップでシステムを止めることなく交換できる。

設定をRAID 0に変更し、高速化することも可能だ。なお、OS領域はストレージ領域の設定にかかわらずRAID 1設定で、冗長性が確保される。高度な管理体制を低コストで実現できる、おすすめの製品だ。

主な仕様
型番 HDL4-Z19SCA-4
HDL4-Z19SCA-8
HDL4-Z19SCA-16
HDL4-Z19SCA-32
対応機種 Windowsパソコン、Apple Mac シリーズ
(LANインターフェイスを搭載し、TCP/IP通信が正常に動作する機種)
搭載OS Windows Server IoT 2019 for Storage Standard Edition
対応OS(日本語版のみ) Windows 10 October 2018 Update(バージョン 1809)※5
Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)※5
Windows 10 Fall Creators Update(バージョン 1709)※5
Windows 10 Creators Update(バージョン 1703)※5
Windows 10 Anniversary Update(バージョン 1607)※5
Windows 10 November Update(バージョン 1511)※5
Windows 10(バージョン 10.0)※5
Windows 8.1
Windows 8
Windows 7
Windows Server 2019
Windows Server 2016 ※1
Windows Server 2012 R2 ※2
Windows Server 2012 ※2
Windows Server 2008 R2 ※3
Windows Server 2008 ※3
macOS 10.7 ~ 10.14 ※4
CPU Intel Celeron Processor(1.60GHz Quad Core)
メモリー容量 4GB
対応通信プロトコル TCP/IP(IPv4、IPv6)
対応アプリケーションプロトコル SMB(1.0、2.0、2.1、3.0、3.0.2、3.1.1)、HTTP、FTP、WebDAV、NFS、SNMP
ユーザー利用制限数 無制限
推奨最大同時接続台数 50台
映像出力 HDMI×1(背面)
LANポート 【インターフェイス】
1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(Auto-MDI/MDIX対応)

【アクセス方式】
CSMA/CD

【コネクター形状】
RJ-45 × 4ポート
USBポート 【インターフェイス】
USB 3.1 Gen 1(USB 3.0)

【USB 3.1 Gen 1(USB 3.0)コネクター】
正面×1、背面×3
HDD NAS専用HDD採用。 ホットスワップ対応。
冗長化(ソフトウェア方式) RAID 0/RAID 5/マルチディスクモード (出荷時はRAID 5に設定)
電源 添付のACアダプターより電源供給
定格電圧 AC 100V 50/60Hz
消費電力 124W(MAX)、69W(Typ)
使用温度範囲 0~40℃
使用湿度範囲 20~80% ※結露なきこと
外形寸法 約180(W)×235(D)×185(H)mm (突起部除く)
質量(本体のみ) HDL4-Z19SCA-4:5.6kg
HDL4-Z19SCA-8:6.4kg
HDL4-Z19SCA-16:6.4kg
HDL4-Z19SCA-32:6.7kg
各種取得規格・法規制 VCCI Class A、グリーン購入法(HDL4-Z19SCA-4以外)、RoHS指令準拠(10物質)、省エネ法、電気用品安全法(ACアダプター)
保証期間 3年保証

※1 デスクトップ エクスペリエンスのみ対応。

※2 フルインストールのみ対応となります。

※3 Standard/Enterpriseのみ対応、Server Coreモードには対応していません。

※4 SMB接続のみでの対応となります。Time Machine機能は利用できません。
Mac OS Xで利用する場合の注意事項はメーカーサイトをご確認ください。

※5 添付の「ActiveImage Protector 2016 Desktop Edition」は非対応です。

→カテゴリ一覧に戻る