保管・充電・同期の1台3役をこなす収納キャビネット
サンワサプライ CAI-CAB16W

営業員の端末用、展示会での説明用、会議資料の共有用など、タブレット端末は様々なシーンで活用されている。上記のような使い方をする場合には、アプリケーションや保存されているデータが複数のタブレット端末ですべて同じである方が管理しやすい。しかし、その場合に課題になるのが、複数台のタブレット端末の管理である。充電や同期、OSのアップデートなど、管理すべき項目は多く、手間もかかる。

最大10台までのタブレット端末を収納。保管、充電、同期で管理の手間を省く
背面部には内部の熱を放出するファンを搭載
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サンワサプライの『CAI-CAB16W』はタブレット端末の保管、充電、同期の3つの機能を持ったタブレット端末用キャビネットだ。棚板の位置を調整することによって、収納台数を10台、8台、6台に調節することが可能になっている。

本体内部にはタブレット端末の状態を示すLEDが搭載されており、それぞれの端末がどのような状態にあるかを教えてくれる。充電中は赤色、充電完了後は緑色のLEDがそれぞれ点灯するほか、同期中は赤色と緑色が交互に点滅する仕組みだ。

同期モードと充電モードの2つが用意されているので、目的に応じて切り替えることが可能だが、充電と同期を同時に行うことはできないので、留意して欲しい。また、iOSについては1台ずつアップデートを行う必要がある。(※充電と同期の併用は不可)

セキュリティ機能も標準で装備。縦置き、横置き、スタッキングに対応

保管機能という面から、『CAI-CAB16W』はセキュリティにも配慮されている。本体扉には標準で鍵がついているので、必要に応じて施錠することが可能だ。また、本体にはセキュリティワイヤーを取り付ける金具や、本体を固定するための金具などが装備されているので、キャビネットそのものの盗難防止対策を施すことができる。

設置方法の自由度が高い点も、同製品の特長だ。通常はタブレット端末が本体内部で水平に保管されるが、本体を横置きにすることで、タブレット端末を立てかけるようにして保管することができる。さらに本体サイズは、幅400mm、奥行き350mm、高さ430mmとコンパクトな上に、同製品は3台まで積み重ねて設置することが可能だ。保管場所の確保が難しい展示会場などでもスペースを有効利用できる。

主な仕様
型番 CAI-CAB16W
最大収納台数 10台
本体材質 本体・取手/樹脂
側面・背面部/スチール(エポキシ樹脂粉体塗装)
重量 15.6kg
外形寸法(W×D×H) 400×350×430mm

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