最大で88台まで収納できるキャスター付き保管庫
サンワサプライ CAI-CAB25W/26W/29W/30W

ビジネスや文教分野、図書館や美術館など、タブレット端末の利用が進むにともない、運用管理者が管理すべきタブレット端末の数も増加する。管理者でなくとも、授業で使用する際にタブレット端末を配布したり、回収する必要が生じる場合もあるだろう。また、大量のタブレット端末の保管場所も頭の痛い問題だ。これらの運用・管理の手間を解消してくれるのが、キャスター付きのタブレット端末の保管庫だ。

管理する台数に応じてタイプを選択。最大で88台まで収納できる
写真は『CAI-CAB25W』。扉が270度開くので、取り出し時に邪魔になることがない。
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サンワサプライの『CAI-CAB25W/26W/29W/30W』はキャスター付きのタブレット端末保管庫だ。『CAI-CAB25W/26W』は標準で44台、最大で88台、『CAI-CAB29W/30W』は標準で22台、最大で44台のタブレット端末を収納できる。オプションの仕切り板を使用することで、最大台数まで収納できるので、急な買い増しや、一時保管にも対応することが可能だ。また、収納スペースの底面にはクッション材が貼り付けられているので、出し入れの際にタブレット端末に傷がつくことを防止できる。

収納スペースの上部に装備されたトレーには、ACアダプターやケーブルを収納することができ、トレーの前面にはケーブルを固定するためのケーブルクリップが用意されている。さらに収納できるのはタブレット端末や、ケーブル類だけに限らない。仕切り板を取り外すことで、プリンターや無線ルーターなど、タブレット端末よりも厚みのある機器を収納することも可能だ。

前面扉タイプ、前背面扉タイプ、追加収納用ボックスなどさまざまに対応
さまざまな機器を追加で収納可能なボックス『CAI-CABBOX22/44』もオプションで用意されている(写真は『CAI-CABBOX22』)。
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保管庫の扉は270度まで開くので、出し入れの際に邪魔になることがない。注目したいのは、タブレット端末の出し入れを前面からのみ行う『CAI-CAB26W/30W』に加えて、前後の両面から出し入れが可能な『CAI-CAB25W/29W』がラインアップされている点だ。授業でタブレット端末を配布したり、回収したりするのは、意外に時間がかかってしまう。しかし、保管庫の両面から出し入れが可能であれば、この時間を半減できる。毎日の授業でタブレット端末の配布・回収が生じる文教分野などで重宝されるだろう。

また、収納台数を確保したうえで、周辺機器を収納したい場合には、『CAI-CABBOX22/44』をあわせてご提案いただきたい。『CAI-CAB25W/26W/29W/30W』に追加で設置できる収納ボックスで、タブレットまわりの機器やアダプター類を一緒に保管できる。前述のプリンターなど、タブレットと組み合わせて威力を発揮する機器を、ぜひ一括管理してほしい。
収納はもちろん、管理や防犯に至るまで、収納保管庫の果たす役割は幅広い。ご紹介した製品群の中で、台数や環境、条件に合わせた提案を行っていただきたい。

主な仕様
型番 CAI-CAB25W:前後扉仕様・最大収納台数88台
CAI-CAB26W:前扉仕様・最大収納台数88台
CAI-CAB29W:前後扉仕様・最大収納台数44台
CAI-CAB30W:前扉仕様・最大収納台数44台
材質 本体/スチール(エポキシ樹脂粉体塗装、グリーンのバーのみメラミン焼付塗装)
天板/木製(MDF+PUR+メラミン化粧板)
総耐荷重 CAI-CAB25W/26W:200kg(1ヶ所あたり/2kg、トレー/15kg、天板/80kg)
CAI-CAB29W/30W:150kg(1ヶ所あたり/2kg、トレー/10kg、天板/80kg)
サイズ(W×D×H) CAI-CAB25W/26W:約880×590×960mm
CAI-CAB29W/30W:約460×590×960mm

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