最大48台のタブレットを収納するキャスター付きケース
サンワサプライ CAI-CAB24

ビジネスや文教分野でタブレット端末を活用するシーンが増加している。それにともなって、共用のタブレット端末を適切に管理する必要が生じてくる。そこで提案していただきたいのが、タブレット端末の保管、充電、同期が可能なタブレット端末用キャビネットの活用だ。会議資料の閲覧や教育現場で使用する場合には、複数台のタブレット端末を同期させる必要があるが、専用キャビネットを使用すれば業務の効率化が可能だ。

最大で48台のタブレット端末を保管、充電、同期できる
移動に便利なキャスター搭載のタブレット収納トロリー。収納したまま、上部のLEDでiPad・タブレットの状態を確認できる。
写真拡大

サンワサプライの『CAI-CAB24』は、キャスターを装備したトロリー型のタブレットキャビネットだ。保管数は最大で48台で、充電と同期を行うことができる。本体には移動する際に便利な取っ手が装備されており、4つのキャスターのうち2つはストッパー付きなので、スムーズな移動・固定が可能だ。

本体上部にはノートPCの設置スペースとUSBポートが用意されているので、キャビネットに収納したタブレット端末との同期作業も効率的に行える。さらに、扉内部にはノートPCを収納できる引き出しも用意されている。キャビネットを移動する際に、ノートPCを手で持ったり、キャビネット上部に置いて運ぶ必要がないのは嬉しい点だ。

スライダーや状態表示LEDなど、使い勝手に配慮した設計を採用

『CAI-CAB24』には、管理者と利用者の使い勝手に配慮したさまざまな工夫が凝らされている。本体上部には収納したタブレット端末の状態を示すLEDが搭載されているので、充電中、充電完了、同期中がひと目で確認できる。

また、タブレット端末はスライド式の3段の棚に収納される。下の段ほど大きくスライドできるので、タブレット端末の取り出しや収納を効率的に行うことができる。さらに、前扉は本体の両側面にスライド収納できるので、タブレット端末の出し入れの際にじゃまになることがない。短時間でタブレット端末の準備・回収を行いたい場合にはぜひ利用したい機能だ。
同製品にはキャスターが装備されているが、キャスターのないキャビネットを使用している場合もあるだろう。その際には、キャビネットをスタックして搬送することができるキャビネット用カート『CAI-CABCT1』がラインアップされているので、すでにキャビネットを導入済みの場合には、こちらの提案を検討していただきたい。

主な仕様
型番 CAI-CAB24
材質 本体:樹脂
扉・背面部パネル:スチール(エポキシ樹脂粉体塗装)
取っ手:樹脂
キャスター:ウレタン
電源仕様 定格入力/AC 100-120V 50/60Hz 8A
USB出力/DC5V 2.4A(×48ポート)
消費電力 576W(48台充電時)
サイズ(W×D×H) 901×542×926mm
質量 85Kg

※ 充電と同期を同時に行うことはできません。

→カテゴリ一覧に戻る