ヘルメットにも装着可能なワイヤレスイヤースピーカー
エレコム LBT-ESP01シリーズ

レンタルサイクルを用意している観光地が増えている。観光客は自転車で目的地まで移動したり、ゆっくりと途中の風景を楽しむことができる。しかし、「歩きスマホ」が問題になっているように、歩行中や運転中のスマートフォン利用には、十分に留意する必要がある。そこで利用したいのが、ハンズフリーで通話ができるイヤースピーカーの活用だ。観光地や美術展などのほか、自動車移動が多いビジネスパーソンにもおすすめしたい。

最大約14時間の連続再生が可能。マイク付きなので通話やチャットも
写真は『LBT-ESP01RD』。付属の固定用面ファスナーで簡単にヘルメットに装着できる。コンパクトで長時間の使用も負担にならないサイズ。
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エレコムの『LBT-ESP01』シリーズは、イヤーフックタイプのコンパクトなワイヤレスイヤースピーカーだ。バッテリー駆動で、連続通話時間と再生時間は約14時間、最大待ち受け時間は約200時間なので、充電頻度が少なく、万一のバッテリー切れの心配を減らすことができる。充電はPCやACアダプター、USBシガーチャージャーなどから行うことが可能となっており、外出先での充電も簡単だ。充電用コネクターには防水キャップが装備されているので、雨や汗も気にすることなく使用できる。

耳をふさぐことのないイヤーフックタイプを採用しているので、自転車や自動車の運転中でもヘッドセット感覚で使用することができる。また、ノイズキャンセルマイクを採用しているので、クリアな通話も可能だ。

自転車用ヘルメットへの装着やヘッドセットなど、多彩なシーンでの活用を提案できる

『LBT-ESP01』シリーズは、自転車用ヘルメットのストラップに取り付けることも可能で、サイクリング中に音楽を聞くユーザーを対象としている製品だが、その活用シーンは幅広い。観光地のレンタルサイクルと観光ガイドアプリを組み合わせれば、観光ソリューションとして提案できる。観光案内のほかにも、美術館や博物館の音声ガイドなどに活用してもよいだろう。

電話での対応が多い業務や、自動車での移動が多いビジネスパーソンには、ヘッドセットとして提案できる。また、雨の中でも使用可能なので、屋外での使用のほか、汗が気になるフィットネスクラブでの活用も提案していただきたい。ペアリングは簡単にできるので、無料で貸し出すサービスを始めれば、同業他社との差別化にもつながる。

『LBT-ESP01』シリーズを活用して、音声データを利用した新しいソリューションを提案していただきたい。

主な仕様
型番 LBT-ESP01BK(ブラック)
LBT-ESP01PN(ピンク)
LBT-ESP01RD(レッド)
Bluetooth仕様 Bluetooth Ver. 4.0※1
通信距離 Class 2、最大半径10m(理論値)※2
キャリア周波数 2.4GHz帯
周波数拡散方式 FHSS(Frequency Hopping Spread Spectrum)
対応プロファイル A2DP、AVRCP、HFP、HSP ※3
連続再生最大時間 SBC:約14時間
AAC:約13時間
aptX®:約13時間 ※4
連続通話最大時間 14時間 ※4
連続待受最大時間 約200時間 ※4
スピーカー形式 ダイナミック型
コネクター形状 USB microB(充電用)
外形寸法(W×D×H) 14×31×55mm(イヤーフック、突起部除く、片耳)
質量 約33g

※1 Bluetooth Ver.2.1+EDR、Bluetooth Ver.3.0の対応機器でもすべての機能がご利用いただけます。
※2 障害物がない場合。距離は、通信を行うBluetooth機器の性能やそれぞれの電源残量、周囲の環境に依存します。
※3 一台で音楽プロファイルと通話プロファイルを同時に使用している場合、別の機器との接続はできません。
※4 通信環境・通信距離・温度条件、接続先の機器や、出力レベルなどにより異なります。

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