タブレットをデスクトップにするドッキングステーション
グリーンハウス PiggyBack

機器の高性能化と通信環境の整備、クラウドサービスの充実などにより、一般的な日々の業務であれば、タブレットPCで十分だというユーザーも多いだろう。しかし、長文の入力などでは、キーボードの効率には敵わない。また、画面の大きな液晶モニターを使用した方が、生産性が向上することも明白だ。そこで活用したいのが、持ち歩いているタブレットPCを、オフィスではデスクトップPCのように使用できるドッキングステーション『PiggyBack』だ。

ケーブルで接続するだけでデスクトップPCの使い勝手を実現
タブレットPCをデスクトップPCに変えるドッキングステーション。ディスプレイセットモデルもラインアップ。
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グリーンハウスの『PiggyBack』は、液晶モニターの背面に取り付けるタイプのタブレットPCドッキングステーションだ。使用中は、タブレットPC本体やACアダプターが液晶モニターの背面に収納されるほか、ケーブルフックも用意されているので、デスク上のスペースを効率的に使用できる。また、抜き取り防止ベルトが用意されているので、南京錠などを用意すれば、タブレットPCの保管場所としても利用できる。

また、タブレットPCの取り付け・取り外しを検知して、アイコンのサイズを画面の大きさに合わせて自動変更する自動サイズ変更機能が搭載されているので、接続するたびに設定を変更する面倒がない。MACアドレスも自動で引き継がれるので、社内ネットワークへの接続もスムーズに行える。面倒なひと手間が不要になるのは、毎日使用するユーザーには嬉しい点だろう。

オフィスや教室など、多彩なシーンでタブレットPCを活用

『PiggyBack』の活用シーンは幅広い。タブレットPCを持ち歩いている営業員などが、オフィスで作業する際に使用するのが、ビジネスでの一般的な活用例だろう。そのほかにも、工事現場、工場の生産ラインや実験室などの「現場」ではタブレットPCとして活用し、入力作業の多いオフィスに戻ってからの作業はドッキングステーションを使用するのも効率的だ。文教分野でもタブレットPCを使用している例が増えてきているが、キーボードやマウスの使い方も指導する必要がある。その際に同製品を使用すれば、設備投資を抑えながら、タブレットPCとデスクトップPCの両方の操作を指導することが可能だ。

『PiggyBack』には18.5型、21.5型、21.5型(ADSパネル)の液晶モニターとのセットモデルも用意されている。ユーザーの環境に合わせて提案していただきたい。

主な仕様
型番 GH-PIGGYBACK
対応OS Windows 8.1/8/7
対応端末 USB3.0/2.0(USB Type A端子)搭載のタブレットPC
※USB Type A端子を持たないタブレットPCや、1つのUSB Type A端子で通信と充電を兼ねているタブレットPCではご使用できません

使用できるタブレットPCの画面サイズの目安:7インチ~13インチ(厚さ16.9mm以下)
タブレット収納スペース寸法(W×D×H) 321.5×16.9×114.5mm
出力端子 デジタル DVI-I 29pin×1 (HDCP機能には非対応)
最大表示数 1677万色
USBハブ部 USB3.0/2.0 (Type A) ×3
有線LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10Base-T
外形寸法(W×D×H) 340×68×139mm
保証期間 1年間

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