スマートフォンのイヤホンによる通話が一般的になりつつある中で、ヘッドセットを使って、歩きながら通話しているビジネスパーソンを見かけることも多くなった。自治体によって異なるが、ヘッドセットを使えば、運転中のハンズフリー通話も可能になる。また、通話しながらメモを取ったり、並行してキーボード入力をしたい場合にもヘッドセットは有効だ。じゃまなケーブルがないワイヤレスのヘッドセットであれば、幅広いシーンでの活用が期待できる。
バッファローの『BSHSBE200』シリーズは、片耳タイプのワイヤレスヘッドセットだ。ブラックやホワイトなど5色のカラーバリエーションが用意されている。HD Voiceに対応し、エコーキャンセラー機能とノイズリダクション機能を持つ音質改善技術CVCを搭載しているので、高音質で快適な通話ができる。
通信方式はBluetooth 4.1で、Bluetooth対応のスマートフォン、携帯電話、PC、タブレット端末などと接続できる。マルチペアリング機能を搭載しているので、最大で8台までの接続情報を記録でき、マルチポイント機能によってスマートフォン2台の同時待ち受けにも対応。移動中はスマートフォン、オフィスではPCと接続するといった場合でも、設定を変更する必要がない。本体への充電は、スマートフォンと同じUSB microBケーブルを使用する。充電器を新たに用意する必要がないのは嬉しい点だ。
『BSHSBE200』シリーズでは、イヤーピースを耳に押し込む「カナルタイプ(密閉型)」ではなく、耳にはめる部分が比較的大きい「イヤホンタイプ(開放型)」を採用している。着脱がしやすく、カナルタイプが苦手なユーザーでも抵抗感なく利用できる。高音質プロファイルA2DPや、著作権保護技術SCMS-Tにも対応し、ワイヤレスによる高音質な音楽やラジオ、フルセグ・ワンセグテレビの音声も楽しめる。そのほか、Siri、Google Nowといった音声アシスタントを呼び出せるボタンも搭載され、装着中にダブルクリックするだけで音声コントロールを行うことができる。
ワイヤレスのヘッドセットを利用する最大のメリットは、通話しながら両手を自由に使えることだ。自治体の規則にもよるが運転中のハンズフリー通話や、コールセンターでのPC操作と並行した通話など、現場に合わせたソリューションとして同製品をご提案いただきたい。
型番 | BSHSBE200BK(ブラック) BSHSBE200WH(ホワイト) BSHSBE200BL(ブルー) BSHSBE200RD(レッド) BSHSBE200PK(ピンク) |
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無線インターフェイス準拠規格 | Bluetooth Ver 4.1+EDR class1 下位互換 |
送信周波数範囲 | 2.4GHz※1 |
送信出力 | 最大0.103mW(class1) |
通信距離 | 最大約10m(使用環境によって異なります) |
連続待受時間 | 最大約172時間※2 |
連続通話時間 | 最大約5.8時間※2 |
音楽再生時間 | 最大約5.4時間※2 |
充電時間 | 約2時間 |
動作環境 | 温度:0~40℃ 湿度:0~90%(結露なきこと) |
外形寸法(W×D×H・突起部、ケーブル含まず) | 53×25×15mm |
質量 | 約8g(イヤーフック含まず) |
※1 基本的に携帯電話、コードレスホン、テレビ、ラジオ等とは混信しませんが、これらの機器が2.4GHz帯の無線を使用する場合は、通信とぎれ等が発生する可能性があります。
※2 理論値/待受・通話・音楽再生を連続して使用した場合の消費電力とバッテリーの容量から算出した計算値。