24時間連続使用に対応した55型ワイド液晶ディスプレイ
iiyama ProLite LH5582SB

液晶ディスプレイを使用したデジタルサイネージを、日常生活のさまざまなシーンで目にするようになった。中でも、複数の画面に同じ映像を同時に表示したり、複数のディスプレイを一つの画面として利用したりするマルチディスプレイやビデオウォールには、強い訴求力が期待できる。さらに24時間人通りがある場所でなら、連続して映像を表示することにより、より多くの潜在顧客に訴求することが可能になる。

広視野角、高輝度、高コントラスト。24時間の連続使用が可能
低消費電力を実現するパワーマネージメント機能を搭載、モード時には消費電力0.5Wを実現。公共の看板や小売店のディスプレイ等の使用を想定しており、屋内用途専用だ
写真拡大

iiyamaの『ProLite LH5582SB』は、55型の業務用大型ワイド液晶ディスプレイだ。左右、上下とも178°の広視野角に加え、700cd/m2の高輝度、1,300:1の高コントラスト、解像度1,920×1,080ピクセルを実現したIPS液晶パネルを採用している。外光などの映り込みを抑える非光沢ノングレア仕様なので、外光が入る店頭などでも表示が見やすい。

また、信頼性の高い液晶材料や長寿命電気部品などを採用することで、24時間の連続使用を可能にしている。このため、24時間営業の店舗や宿泊施設のロビーなどで使用する場合にも、安心して提案できる。

入力系統は、DisplayPort、HDMI(2端子)、DVI-D、D-Sub、BNC(Y/Pb/Pr)の5系統が装備されているので、多様なソース機器と接続できる。既存の設備を有効活用することで、設備投資を抑えながらデジタルサイネージを導入できるのは、事業者にとっては嬉しい点だろう。

マルチディスプレイやOPSに対応。多彩なシーンで活用できる

『ProLite LH5582SB』は映像送出用にDisplayPortやDVI-D、ディスプレイコントロール用にRC-232Cを使用するデイジーチェーンに対応している。これにより複数のディスプレイを一つの大型画面として利用するマルチディスプレイ(ビデオウォール)が可能だ。デジタルサイネージそのものの目新しさは薄れたものの、大画面に表示された映像の訴求力は大きい。イベント会場やショッピングモール、パブリックスペースなどでのデジタルサイネージとして、ぜひ提案していただきたい。

また、ディスプレイ背面にはOPS(Open Pluggable Specification)モジュール用スロットを装備し、VESAマウント規格にも対応している。横置きに加え、縦置きにも対応しているので、設置スペースに合わせた多彩な提案が可能だ。

主な仕様
製品名 ProLite LH5582SB
パネル種類※1 IPSパネル ノングレア液晶
パネルサイズ 対角:138.8cm(54.6型)
16:9
表示可能解像度※2 1,920×1,080(最大)
2.1MegaPixels
コントラスト比 1,300:1(標準)
視野角 左右:各89°
上下:各89°
輝度 700cd/㎡(標準)
信号入力コネクター 【アナログ】
D-Subミニ15ピンコネクター×1

【デジタル】
DVI-D24ピンコネクター×1
HDMIコネクター×2
DisplayPortコネクター×1
消費電力※3 【標準】
146W

【パワーマネージメントモード時】
0.5W(最大)
外形寸法(W×D×H) 1,228.5×71.0×699.5mm
重量 24.7kg
保証期間※4 3年間保証

※1 TFT液晶画面は非常に精密度の高い技術で作られていますが、 ごくわずかの画素欠けや常時点灯する画素がある場合があります。また、見る角度によってすじ状の色むらや明るさのむらが見える場合があります。これは液晶ディスプレイの構造によるもので、 故障ではありません。静止画の長時間表示により、画面に残像が生じる場合がありますが、表示画面を変更する、本体の電源をオフにするなど、適切な方法をとることで軽減できます。

※2 表示可能な最大解像度以外の低い解像度では、画面拡大処理をしておりますので、表示される文字がぼやけたり線が部分的に太くなります。

※3 AV / USB機器未接続時

※4 LCDパネル、バックライト含む。

→カテゴリ一覧に戻る