クラウド型セキュリティソフトの最新版。最新技術「スマートスキャン」が導入されており、脅威を検出するために必要な「ウイルスデータベース」など、約80％の情報がサーバに置かれている。これにより端末の負担が軽減され、軽快な動作を実現。クラウド上のデータベースがリアルタイムで更新されるため、最新のウイルスにも即時対応できる。

基本機能としては、ファイルの読み書きを常時監視するリアルタイム検索や、指定した日時にスキャンをかける予約検索などを搭載している。

今回のバージョンでは、Webサイトの安全性を未然に確認できるレピュテーション技術をさらに強化し、新たに「SNSプロテクション」機能を追加している。この機能では、SNS上に貼られたリンク先の安全性を判定 し、アイコンや色の変更によって警告してくれる。その結果、mixi、Twitter、Facebookといった有力なSNSを安全に利用可能だ。

SNSを利用したPR活動や情報収集を行うなら、ぜひ導入しておきたい。

なお、今バージョンはAndroid版もラインナップ。ウイルスの侵入防止や不正なアプリのインストールを防げるほか、スパムのブロック、ブラウジング時の危険なサイトの回避といった、多彩な機能を搭載している。GPS情報をもとに、端末の位置を追跡したり、遠隔地からのロックもできるので、端末の紛失・盗難時にも個人情報を守れる。

本製品はSNSやスマートフォンなど、最新メディアを安心して利用できる環境を提供してくれる。

レピュテーションによるセキュリティ技術「インサイト3.0」を採用したセキュリティソフト。既存ユーザの協力により集められた、数百万もの匿名ソフトウェア採用パターンを活用し、新たなウイルスやマルウェアを自動的に検出してブロックしてくれる。今バージョンでは検出用データを増加させることで、マルウェアの検出数と識別確率が向上した。また、ダウンロードインサイトも改善され、ソフトのダウンロードおよびインストール時に、そのソフトの安全性を確認できる。ほかにも、ソフトの挙動を監視する「SONAR」機能の高速化や、帯域制限下のネット環境で帯域幅を調整できる機能など、さまざまな改良や新機能が盛り込まれている。

また、クラウド上に保存した自分のパスワードやログイン情報は、PCを選ばずに利用できる。

あらゆるニーズのデータ保護に対応したバックアップ・リカバリソリューション『ARCserve』シリーズの最新版がリリースされた。『ARCserve r16』では全製品がクラウドに対応し、初期費用や管理コストの低減を実現している。バックアップ・リカバリソフトの『ARCserve Backup』は、クラウドをデータの二次保管先として利用できるようになり、バックアップの確実性が強化。イメージバックアップツールの『ARCserve D2D』も同様にクラウドを利用できるほか、クライアント環境を保護できる機能が追加されている。レプリケーションツールの『ARCserve Replication』では、「Amazon EC2」を利用することで、クラウド環境へのレプリケーションが可能になった。データをクラウド上の仮想マシンへレプリケーションすることで、初期投資や管理コストを抑えながら、安全かつ柔軟な災害対策が実現できる。

ロングセラーのハガキ・住所録作成ソフトの最新版。今年度より、従来の販売元であるクレオから分社化された、株式会社筆まめの製品としてリニューアルされた。今回の更新で大きな点は、俗字や異体字の収録。通常はPCで表示できない文字を1,470収録しており、流麗行書体のキレイなフォントで印刷可能。手書きではバランスを取りにくい毛筆書体や連名の宛名も、プロ書道家の監修によるレイアウトで整えてくれる。文面も、ウィザード形式で実行できる「しんせつモード」により簡単に作成可能。複数の画像を自動で美しく配置したり、さまざまなペンツールで画像を加工できたりと、自由にデザインを作り込むための機能も豊富に備えている。もちろん2012年の干支である辰年デザインも多数収録し、年賀状の準備も万端だ。