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※表記価格は税込

BPNavigator Vol63掲載(2012年7月)

データベース

マイクロソフト

SQL Server 2012

高度な信頼性と簡便なインターフェースにより
ビッグデータの活用を実現するRDBMS

「SQL Server 2012」は、データベースやレプリケーション、データの分析、レポートの作成など、さまざまな機能を備えたRDBMS(リレーショナルデータベースマネジメントシステム)。この最新版では、システムの信頼性がさらに向上。最大4つのデータベースの複製を保持できる「AlwaysOn Availability Group」の採用により、障害や自然災害によるデータロスのリスクを軽減できる。また、「カラム ストア インデックス」機能により大量のデータをより高速に集計できるようになり、高度な可用性とパフォーマンスを実現している。

蓄積されたデータを活用するための、インターフェースもさらに進化。Webベースのレポーティングツール「Power View」の追加により、Webブラウザによるデータベースへのアクセスが可能に。クエリやレポーティングに関する専門知識がなくとも、簡単なクリック操作でタイルやグラフを駆使したレポートを作成でき、データを高度な表現力で可視化することが可能となっている。

パブリッククラウドデータベース「Microsoft SQL Azure」とコードベースを共通化している点も大きな特長。これにより、社内のシステムとクラウドとのシームレスな連携が実現し、効率の良い運用管理と開発環境の構築が可能となっている。「SQL Server 2012」は膨大なデータを安全に蓄積し、これに社員の誰もが容易にアクセスし、分析できるシステムとなっている。近年注目を集める「ビッグデータの活用」を実現するうえで、大きな武器となるだろう。

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セキュリティ

トレンドマイクロ

Trend Micro Mobile Security 8.0

管理コンソールからの集中管理で
社内の携帯端末を安全に運用

「Trend Micro Mobile Security」は、iOSやAndroidといった携帯端末用のセキュリティソフトだ。端末の紛失・盗難や不正プログラムへの対策といったセキュリティ機能を包括的に備えている。この最新版ではアプリケーション管理機能が大幅に強化されており、管理者が、社内で運用している端末の環境を一括で管理することが可能になった。これにより、管理者は端末ごとのハードウェア情報やインストールされたアプリといった情報を収集できる。また、カメラやBluetooth、パスワードポリシーの利用制限、危険度の高いアプリの使用禁止など、きめ細やかな設定を全端末に施すことも可能。さらに、端末の盗難・紛失といった事態においては、管理コンソールから端末のロックやデータの消去を実行できる。そして、GPS情報をもとに端末の場所を特定することも可能だ。

不正プログラムやWeb脅威への対策も万全で、同社が培ってきたレピュテーション技術をもとに、端末からの不正なサイトへのアクセスをブロックし保護できる。アラートが発生した際、管理者はコンソールから検出された不正プログラムや、最新のウィルスチェックパターンが適用されているか否かを把握することが可能。これをもとに、パターンの更新頻度や各種設定を変更し、新たな対策を打てる。携帯端末はビジネスの効率化とともに、情報の漏洩のリスクをもたらす諸刃の剣でもある。「Trend Micro Mobile Security」を利用して集中管理を行えば、安全かつ効率的な運用を実現できる。

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CAD

リビングCG

ArchiSuite15

「ArchiCAD15」専用の機能強化アドオン
自由度が高い設計ツールでBIMを実現

リビングCGは8月1日より、「ArchiSuite15」をリリースする。これはグラフィソフトジャパンの建築向けCADソフト「ArchiCAD15」の機能を補足し、より効率的かつ簡単にBIMに基づいた設計を実現するツールだ。

グラフィソフトの「ArchiCAD15」と同じだけの歴史(Ver15)を刻み、今では世界中に利用ユーザがいる。

今回のリリースでは、全13機能の内、代表的な機能7種類をBASE版(自由階段/自由モデル/マテリアル/タイル/回転/スケッチ/自由壁)として先行発売。その後、ArchiCAD16の発売に合わせて、残り6機能(自由地形/ツール/マップ/ジアロ/ファサード/タイム)を追加し、全機種を含んだStudio版の発売を予定している。なお、ArchiWallとArchiRotateはArchiTool(ツール)に統合される。

特に充実している機能は、「自由階段」「自由地形」「自由モデル」「ツール」の4機能。「ArchiStair(自由階段)」は、下図のように「1.平面キープラン上から直接階段が立ち上がる」「2.手すりが階段から上階スラブ上にも連続作成可能」「3.手すりの断面形状カスタマイズなど各種詳細設定可能」といった機能を実現し、先の階段ツール(ステアメーカー)を遥かに超えた高い生産性を提供してくれる。また「ArchiTerra(自由地形)」では、土地造成のみならず、道路の水平調整、歩道作成、切土盛り土量の計算、擁壁などにも対応する。

既にヨーロッパで発売されているArchiSuite16には、新しくArchiToolを搭載。その中には「点群」機能は多数の測量点から3Dモデルを作成する最新機能などが含まれている。

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CAD

オートデスク

各業種向けオートデスク2013 Suite製品

業界向けに特化された設計ソリューション
ワークフローの効率化とクラウドとの連携を強化

「Auto CAD」をはじめとする統合設計ソリューションを展開するオートデスクは、製造、建築、土木・インフラの各業界向けに特化したSuite製品を発表した。「Autodesk Product Design Suite 2013」は、製造業向けの製品。主にデジタルプロトタイプによる製品設計や視覚化、検証用のツールが同梱されており、製品のコンセプトデザインから詳細設計およびそのデータ管理と共有が可能だ。「Autodesk Factory Design Suite 2013」は、さらに工場の設計用に特化。設備の設置前にレイアウトを検証でき、実働時の生産性の向上や、コスト削減が見込める。「AutoCAD」による2D図面と、「Inventor」による3Dのアセットモデルが連携でき、各ソフトによる変更点が相互に反映されるため、レイアウトを円滑に組み上げられる。「Autodesk Building Design Suite 2013」は、「AutoCAD」をはじめとする設計およびBIM専用ソフトが同梱された建築業界向けのSuite。コラボレーションとデータ管理機能が大幅に強化されており、「Autodesk Vault Collaboration AEC 2013」と「Autodesk Buzzsaw 2013」との連携により、工期に応じた情報の管理を実現できる。土木・インフラ業界向けの「Autodesk Infrastructure Design Suite 2013」は、土木・インフラ事業の企画から維持管理に至るまでのツールを統合。土木・インフラ事業のライサイクル全般をサポートする。いずれのSuiteも、製品の開発から市場投入までのワークフローを効率化するとともに、同社が提供する「Autodesk 360」との連携が強化されている。このクラウドサービスを利用することで、ユーザは設計データへ時と場所を問わず安全にアクセスし、一元管理することが可能だ。

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セキュリティ

マカフィー

McAfee Application Control 6.0

信頼できるアプリケーションのみ起動を許可し
システム全体のセキュリティを向上する

社内のPCを集中管理し、サーバや各端末におけるアプリケーションの起動に制限をかけ、安全な運用を実現するセキュリティソフト。導入することで、各端末ではホワイトリストに記載された、安全なアプリケーションのみが起動するようになる。本バージョンより、同社が提供するグローバル脅威情報サービス「McAfee Global Threat Intelligence」に統合され、企業内のすべてのファイルのレピュテーションを表示できるようになった。また、ホワイトリストの管理を補助する機能が豊富に搭載されており、管理コストの削減を実現してくれる。「McAfee Global Threat Intelligence」は、クラウド上の情報から、アプリケーションの良し悪しを判断する機能。これにより、マルウェアがホワイトリストに記載されていないかチェックできる。「ダイナミックホワイトリスティング」は、システムの更新に合わせてホワイトリストを拡大する機能で、手作業による更新の手間を軽減することが可能だ。また、ホワイトリスト内の脆弱性のあるプログラムが、バッファオーバーフローなどの手段によって利用されないよう、メモリを保護する機能もあって、さまざまな面から管理者の負担を軽減してくれる。

「McAfee Application Control」の導入により、不用意なアプリケーションの起動によるマルウェアの侵入や、ライセンスに違反しているソフトの導入を防止することが可能。ひいては、システムおよびビジネス全体のセキュリティを向上するメリットが見込める。

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CAD

オートデスク

Autodesk 360

オートデスクが提供するクラウドサービスは、
サブスクリプション契約で特典サービスが利用できる

オートデスクが提供する『Autodesk 360』は、アカウントを登録するだけで『3GBの無料ストレージ』やスマートデバイスに対応するDWGファイル閲覧・簡易編集アプリ『AutoCAD WS』を利用できる。このサービスにより、他のユーザとのファイル共有を、いつ、どこにいても行えるようになり、設計や製造のワークフローは、飛躍的に向上する。

さらに、オートデスク製品をサブスクリプション契約することで、ストレージサービスは、25GBへと容量が追加され、契約製品に応じて、レンダリングや構造解析などのクラウドサービスが利用できる特典がある。「レンダリング」「エネルギー解析」「構造解析」の特典サービスを受けるために必要な「クラウドユニット」は、各製品の契約に応じて提供される。

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