ホーム > ソフトウェアカタログ(BPNavigatorVol.64)


※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込

BPNavigator Vol64掲載(2012年9月)

セキュリティ

トレンドマイクロ

ウイルスバスター クラウド

SNSにおけるプライバシー保護機能を大幅に強化
Windows 8向けの機能もいち早く搭載

「ウイルスバスタークラウド」は、軽快さに定評のあるセキュリティソフトだ。ウィルスデータベースをクラウドに置くことでPCの負担を軽減し、さらに新たなウィルスへ即時対応することを実現する。今回より、製品名からバージョンナンバーを廃止し、ライセンスの契約期間内はいつでも機能の追加・強化が実装できるようになった。

新製品の大きな特徴は、プライバシー保護機能の強化により、SNSをより安全に使えるようになった点。新機能の「Facebookプライバシー設定チェッカー」を利用すると、Facebookのプライバシー設定を自動で診断し、個人情報を保護するうえで重要な項目を洗い出しておすすめの設定を知らせてくれる。この機能は、このソフトのトップ画面だけでなく、ブラウザのツールバーからも利用でき、手早く安全な設定でFacebookを活用できる。また、SNSサイト上に表示されたURLの安全性を、リンク色で知らせる「SNSプロテクション」の対応サイトが増加。従来のFacebook、Twitter、mixiに加えて、Google+、LinkedIn、Pinterestでも利用可能になった。

10月に発売されるWindows 8にもいち早く対応。起動時にデジタル署名のあるソフトウェアのみを実行する、Windows 8の新機能「セキュアブート」に対応しているため、OSの起動段階から不正プログラムへの対策を実行できる。また、Windows 8独自のModern UI向けアプリが、10月から3種類提供される予定だ。一つは、世界中の脅威プログラムの発生状況や、ウイルスバスターの保護状態やライセンス情報を確認できるもの。このアプリの機能の一部は、ウイルスバスターのユーザ以外でも利用可能となる予定だ。もう一つは不正サイトのブロック機能を備えたブラウザ。もう一つは携帯デバイスの紛失・盗難時に、遠隔操作でロックをかけるといった使い方ができるリモートアプリだ。ほかにも、OSのユーザアカウントごとに、指定したソフトの起動を抑止できる新機能があり、総合的にPCを安全に運用できる。

定価お問い合わせください

セキュリティ

シマンテック

ノートン 360 マルチデバイス

Windows・Mac・Androidに対応し
マルチデバイス時代のセキュリティ対策を万全に

シマンテックは、総合セキュリティソフト「ノートン 360 マルチデバイス」を発表した。バージョンレスで提供され、ライセンス期間中ならば随時アップデートすることで、新機能や機能強化を実装できる。また、マルチプラットフォームに対応している点も大きな特徴だ。Windowsだけでなく、最近脅威が増えつつあるMacとAndroidにも対応し、1ライセンスで3台の端末に導入できる。これにより、日本人のインターネット利用者が平均3台のデジタル端末を所有するといわれる、マルチデバイス時代に対応するのが同社の狙いだ。ユーザは常に最新のバージョンを利用でき、バージョンアップ時の再起動も不要と、携帯アプリと同様の感覚で利用することが可能だ。

大きな新機能としては、Windows 8への対応が挙げられる。Modern UIのStartアプリをスキャンし、脅威が含まれているファイルを削除してくれる。こうした処理がなされたアプリには「!」マークで通知が表示される。これをクリックすることで、App Storeからアプリを再入手することができる。脅威が検出された際はModern UIからデスクトップモードへ瞬時に切り替え、ノートンのUIを表示することも可能だ。さらに、ノートン製品の管理機能を備えた「ノートンスタジオ」や、セーフウェブ機能を搭載した、「ノートンプライベートブラウザ」など、同社独自のStartアプリも追加で提供される予定だ。ほかにも、ファイヤウォール機能の強化や、25GBのオンラインストレージが提供されるなど、魅力的な仕様になっている。

定価お問い合わせください

事業継続

サイオステクノロジー

LifeKeeper for Linux v8

障害発生時に99.99%の業務継続を実現
確実にデータを複製し障害直前までのデータを保護

「LifeKeeper」は、サーバに障害が発生した際に、自動で予備機にシステムを切り替え、復旧時間の短縮と運用リソースの削減を実現してくれる、HAクラスターソフトウェア。稼働中のサーバにトラブルがあっても予備機で業務を継続できるため、冗長性のあるシステムを構築することが可能だ。

「LifeKeeper」の導入メリットは多い。まずイン ターフェースがGUIでわかりやすく、ウィザードだけでほとんどのシステム構築および設定を実行できる。運用時においても、サーバの手動切り替えや停止など、すべてGUIから行うことが可能だ。また、運用の自由度の高さも特徴の一つ。SAN、NAS、SCSIといったさまざまな共有ディスクを構成できるほか、クラスタを構成するサーバ同士でのディスクのミラーリング、複数の仮想環境からクラスタを構成することも可能だ。

システムの構築を容易にするオプションも提供されている。通常、HAクラスタの実現にはサーバ同士の監視や起動・停止といったしくみを作るため、スクリプトを開発する必要がある。しかしオプション製品の「Application Recovery Kit」を利用すれば、スクリプト開発は不要ですぐにクラスタを構築できる。

昨今注目を集めている、CDP(Continuous Data Protection:継続的データ保護)も実現可能。独自のリワインド機能を利用することで、データが更新されるごとに変更履歴が記録され、以降は任意の時点へデータをリカバリできる。数々の機能を備え、柔軟な運用ができるソフトゆえ、現在のシステムを再構築する手間なく、可用性を高めることが可能だ。

定価オープン価格 お問い合わせください

サポートサービス

オートデスク

Advanced Support(アドバンスサポート)

コーラーを指名できる電話サポートやリモートデスクトップ経由の
手厚いサポートが競争力の維持を実現

オートデスクは「AutoCAD」をはじめとする主要製品の製品サポート体系を大幅に改編した。最上位サポートの「Enterprise Priority」への改名や、問い合わせ1件ごとに有償で電話によるサポートを受けられる「Per-Incident」の追加、インストールに関しては90日間無償でサポートを受けられるといった変更がなされている。

特に大きい変更は、、従来一部製品にのみ提供されていた「Autodesk Subscription Gold」サポートが、「Advanced」サポートと改名されるとともに、対象製品、サービス内容ともに大幅にグレードアップされた点にある。その内容は多岐に渡り、まず電話でのサポートの際に、コーラーを指名し、製品サポートを優先して受けられる。現地の営業時間内であれば現地語で対応され、営業時間外でも、平日ならば24時間いつでも英語によるサポートを受けることが可能だ。なお、指名できるコーラーの数は、購入ライセンス数10につき1名、最少ライセンス数で2名からとなっている。

さらに、リモートデスクトップによるサポートにも対応。これは万全なセキュリティのもとに、サポートのスペシャリストがエンドユーザ様のPCを一時的に操作するシステム。これにより、トラブルシューティングと問題解決を迅速に行うことができる。

ほかにも、オンデマンドによる業種別Webキャストからの情報提供や、同社のエンジニアによるAPIサポートなど、手厚いサポートが受けられる。もちろんクラウドサービス「Autodesk 360」や製品の最新版へのバージョンアップといった基本サービスにも対応。オートデスク製品を最大限に活用でき、競争力の維持につながるサービスといえる。

定価お問い合わせください

CAD

オートデスク

建築業界向けBIMソフトウェア新製品

AutoCAD LTユーザがこれからBIMを始めるのに最適で、かつ協力会社間での
BIMデータの連携が容易に行えプロジェクトの円滑な進行も実現する建築向けBIMソフトウェア

オートデスクは建築業界向けBIMソフトウェアの最新版「Autodesk Revit LT 2013」および、それを中心とするスイート製品「AutoCAD Revit LT Suite 2013」を発表した。

「Autodesk Revit LT 2013」は、他の同社製品で提供されているBIM機能のうち、建築向けの3次元詳細設計と図面作成、設計図書の作成に特化したもの。3次元の設計データを作成すると同時に図面と設計図書が自動生成されるほか、データの修正がリアルタイムに反映され、関係者が常に最新の設計データを確認できるなど、建築向けBIMツールとしての十分な機能を有し、プロジェクト全体の効率を向上できる点が大きな特長だ。

作成した設計図面をDWGやRVT形式で出力できるため、「Autodesk Revit」や「AutoCAD」など、同社の製品を使用しているメンバーとの協業も円滑に行える。

サブスクリプション契約で利用できるクラウドサービス 「Autodesk 360」 によりレンダリングが省力化され短時間でフォトリアルなプレゼンテーション画像を作成したり、360度上下左右に移動ができるパノラマ画像の作成も可能である。Autodesk 360ではデータの共有やモバイルコンピューティングにも対応する。

「AutoCAD Revit LT Suite 2013 」は「Autodesk Revit LT 2013」に、2次元CADソフト「AutoCAD LT」を同梱しRevit LTから書き出したDWGデータを元に、詳細な二次元作図も可能。多くの事業者に利用されている「AutoCAD」各製品との正確なデータ連携ができるため、プロジェクトをより円滑に進めることが可能となる。

定価お問い合わせください

indexページへ
ページTOPへ