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※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込

BPNavigator Vol65掲載(2012年11月)

OS

マイクロソフト

Windows 8

タッチ操作に対応する新しいスタート画面が追加され、
デスクトップでもタブレットでも同じ操作を実現し生産性をアップ

マイクロソフトの最新OS「Windows 8」が発売された。エディションは大きく分けて4種類。一般販売されるものは通常版と、ビジネス向けの機能が追加された「Pro」。さらに仮想化技術やリモートデスクトップ、外部ストレージにOSを丸ごと入れて持ち歩ける「Windows to Go」が利用できる「Enterprise」。そしてタブレット機器へプリインストールされる「RT」がある。ビジネスでの利用は、「Pro」か「Enterprise」となり、「Enterprise」は、SAライセンス契約でのみ購入できる。

「Windows 8」の最大の特徴は、「タイル」と呼ばれるアイコンが並ぶ、スマートフォン向けOS風のインターフェースにある。このため、デスクトップPCでもタブレットPCでも共通して、直感的な操作で扱うことができる。ストアからアプリを購入して追加するなど、携帯端末と同じ感覚での運用も可能となった。従来型のデスクトップ画面に切り替えることもでき、OS移行後も従来と同じ形式で作業を行うことが可能だ。

見た目だけでなく新機能も大幅に追加・変更されている。「Pro 」および6 4ビット版「Enterprise」エディションでは「クライアントHyper-V」が標準搭載され、仮想化環境で他のOSを動作検証や開発環境の構築も可能だ。IEはバージョン10が標準となり、HTML5とCSS3に対応により快適に利用できるようになった。セキュリティソフトの「Windowsディフェンダー」は、スパイウェアだけでなくウィルスの検知・駆除も可能となった。データの保全機能も強化され、「記憶域プール」機能では、複数のドライブのデータを統合して管理できる。「Pro」エディションではデータを暗号化して、マイクロソフトアカウントに保存することも可能だ。

ほかにもUSB3.0の正式サポートや、GPGPUによる画像処理の高速化など、ハードとの連携によるパフォーマンス向上を実現する機能が追加されている。この発売を受けて、各メーカーとも、タッチ操作対応のノートPCや、ノートPCとしてもタブレットPCとしても使えるコンバーチブルPCをリリースしており、「Windows 8」の登場による市場の活性化が期待されている。

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OS

マイクロソフト

Windows Server 2012

Hyper-Vの強化と新ファイルシステムの採用で
システムの広範化と冗長化をさらに推進

「Windows 8」の発売に先駆けて、サーバ向けOSの最新版「Windows Server 2012」も発 売された。前バージョンから180以上の新機能と機能強化が実装されている。その大きな柱は、仮想化機能「Hyper-V」の強化だ。スケーラビリティが広範化され、最大で320基の最大 320基の論理プロセッサ、4TBの物理メモリが扱えるようになった。仮想環境下でも、仮想マシンごとに最大1TBのメモリ、64基の仮想プロセッサのサポート、クラスター環境で最大4,000台の仮想マシンを実行可能となっている。

新ファイルシステム「ReFS(Resilient File System) 」の採用も大きい。これによりNTFSファイルシステムが拡張され、破損ファイルのスキャンやボリュームの保護を実行する修復機能が利用可能となり、ディスクの更新中における電源障害といった問題を回避できる。また、複数のストレージの集約や、物理ドライブの記憶域を拡張できる仮想ディスク、ディスク容量の効率的な運用を実現する「データ重複除去」など、ドライブを最大限に活用できる機能も多数 追加されている。

仮想ネットワーク「Windows Azure」との連携も強化され、同サービスと、社内のデータベースやドメインコントローラとを簡単に連携することが可能に。クラウドサービスの展開も容易となった。「Windows 8」搭載PCとサーバの連携を支援する機能も用意されているので、両OSを併せて活用したビジネスにもつなげられるだろう。

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バックアップ

アール・アイ

Air Back Plus

ストレージとクラウドの双方にデータを保管
軽快動作で自動的にバックアップを実行してくれる

PC内のデータをリアルタイムにバックアップできるツール。文書から画像、メールにいたるまで、あらゆる種類のファイルを、最大99世代まで保全することが可能だ。大きな特長は、データを外部ストレージにバックアップすると同時に、クラウドサーバにも退避できる点。全データの保管は外部ストレージへ、極めて重要なデータはクラウドサーバへ二重に保管するといった使い方ができる。パッケージには容量10GB分のクラウドサーバ利用権が付属。導入後すぐに強固なバックアップ環境を構築することができる。

インターフェースは、グラフィカルでわかりやすく、設定も簡単。メールや画像など、バックアップしたいカテゴリを指定するだけで、該当ファイルを保全可能だ。バックアップ環境の構築後は、新規作成や保存といったファイル操作を行うだけで、変化のあったファイルだけを自動でバックアップしてくれる。設定の変更により、日時を指定してのスケジュールバックアップや、一定の間隔で更新するインターバルバックアップ、クライアントPCの終了時に実行するシャットダウンバックアップと、オフィスの方針や環境に合わせたバックアップ形式をとることもできる。

ほかにも重要なファイルを暗号化してセキュリティ性を高めたり、バックアップデータの圧縮やレプリケーションでストレージへの負担を軽減したりと、本格的な管理機能も利用可能。強固な保全環境を手軽に得られる製品だといえる。

定価パッケージ1年版 : 13,440円(税込)

CAD

エーアンドエー

Vectorworks サービスセレクト

「Vectorworks」をより快適に活用するための年間契約型サービス
サポート拡充やスキルアップに役立つ各種セミナーへの優待特典も

建築や土木、機械、工芸など、さまざまな分野で利用されている汎用CADソフト「Vectorworks」。インテリアデザインや舞台美術・照明などのデザイナーに広く利用されるCAD製品にサブスクリプションサービスが登場した。このVectorworksをより快適に活用できる年間契約型サービスが、「Vectorworks サービスセレクト(以下VSS)」だ。サービスの契約期間中であれば、ソフトのバージョンアップが無償で提供されるほか、さまざまな特典を受けられる。

VSS契約を結ぶと、まず契約者向けのサポートサイトの「VSSポータル」を利用可能となる。このサービスの窓口となるサイトでは、契約内容の確認はもちろん、ダウンロードコンテンツが利用でき、業務の生産性を向上させる操作習得のためのトレーニング教材や解説ビデオを閲覧・視聴することも可能だ。

サポートの受付時間や内容が拡充されることも魅力だ。Vectorworksの一般ユーザは、ユーザ登録から90日間、メールと電話でのサポートを受けられるが、VSS契約者ならば契約中はサポートを受け続けられるうえ、インターネット経由でオンラインサポートを受けられる。

サービスを提供するエーアンドエーが主宰する定例開催のトレーニングセミナーを通常の半額で受講できたり、Web経由のオンラインセミナーに参加できたりと、スキルアップに役立つサービスも豊富だ。ほかにも、「Vectorworks」の過去バージョンの使用権が得られたり、風通しシミュレーションやDIALuxツールといったプラグインを無償で利用できたりと、VSSでは手厚いサービスが用意されている。

製品の新規導入、バージョンアップと同時に「Vectorworks サービスセレクト」を提案することでパートナー様の売上げアップにつなげていただきい。

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CAD

オートデスク

AutoCAD Revit LT Suite 2013 アップグレードキャンペーン

建築業務でAutoCAD LT 98-2012 を使うユーザに朗報
効率的な建築設計を実現する新製品に、サービス価格でアップグレード可能

オートデスクは「AutoCAD Revit LT Suite 2013」へお得な価格でアップグレードできるキャンペーンを開始した。この製品は、建築業界の主流となりつつあるBIMソフトの「AutoCAD Revit LT」と、2次元CADソフトの「AutoCAD LT」がセットになった新製品。前者は3次元の設計データを作成するとともに、図面と設計図書を自動で生成してくれるなど、設計の効率化を実現する機能を豊富に搭載。そして、後者との連携により、総合的な設計が可能となる。

キャンペーンの対象となるのは、日本国内における「AutoCAD LT」の旧バージョンユーザ。所有するバージョンが2010~2012版の場合は、希望小売価格の約20%、98~2009版の場合は約30%と、非常に高い値引率で最新製品へのアップグレードができる。キャンペーン期間は11月5日から2013年1月18日まで。期間内の注文であれば、適用を受けられる。これを機会に、AutoCAD LTの旧バージョンだけを使って建築設計を行うエンドユーザ様にぜひ最新のSuite製品への更新をご提案いただきたい。

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CAD

ソリッドワークス

SolidWorks 2013

図面機能の大幅強化で設計者の手間を軽減
射出成形樹脂部品向けに特化した製品はスムーズなものづくりを実現

ソリッドワークスは、機械設計用3次元CADソフトの最新版「SolidWorks 2013」を12月より発売する。操作性と使い勝手を向上するとともに、多くの新機能が追加されている。

大きく目を引くのが、図面作成機能の強化だ。強化された断面図ツールは単一オフセットや半断面図、整列断面図といった、通常では作成に膨大な時間を要する図面を、切断面を指定するだけで作成してくれる。作成速度も向上しており、旧バージョンと比較して6割以上アップ。設計者の負担を大幅に軽減できる。ほかにも、引き出し線が交差する際に破断するよう処理できたり、バルーンに部品名を注記できたりと、細かい点まで改良が施されており、見やすく正確な図面の作成が可能だ。設計段階から部品の加工コストが計算できる、Costingツールも強化された。従来製品では部品の機械加工と板金加工のコストを計算できたが、今回はさらに旋盤加工のコスト計算が可能に。これにより、企業で使われる工作機械の8割をカバーし、より正確なコスト管理ができるようになっている。

同社は併せて、プラスチック部品や射出成形金型の設計者向けの「SolidWorks Plastics」も発売する。これを利用すれば、設計案の段階で部品の充填性、ヒケ、強度などを確認できるため、設計者自身が検証を行い、短期間で設計を完了できる。製造会社との交渉や納品も迅速に行えるので、コスト競争や海外メーカーとのビジネスを優位に進められるだろう。

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