ホーム > ソフトウェアカタログ(BPNavigatorVol.71)


※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込

BPNavigator Vol71掲載(2013年11月)

バックアップ

アクロニス

Acronis True Image 2014 Premium

クラウドサーバへ安全にバックアップ
PCとモバイル端末との同期で情報を共有可能

OSとアプリケーションおよびそれらの設定、ファイルなど、HDDの状態を丸ごとイメージファイル化してバックアップ・リストアできる、バックアップソフト。シンプルながら、設定したスパンでバックアップできるスケジュール機能や、変更点のみを追加で保存する増分バックアップ、NASを自動で検出してバックアップするなど、多彩な機能を備えている。また、バックグラウンドで動作するため、バックアップ中でも作業を継続できる点も大きなメリットだ。

この最新版での新機能としては、Windows 8に完全対応するほか、クラウド対応になった点が大きい。バックアップファイルの保存先として、外付けのストレージだけでなく、オンラインストレージを選択可能になっている。このストレージは、同社から1年間、5GB分が無償で提供される。容量は有料プランの選択により、250GBまで追加できるため、システムの規模と予算に合わせて利用することが可能だ。サーバ上で、バックアップデータは強固に保護される。ファイルに対する変更もすべて保存されるため、過去のバージョンにさかのぼって、ファイルを復元することもできる。

クラウドを介したファイル共有機能も便利だ。PCではWebブラウザからアクセスでき、見やすく使いやすいインターフェースから、保存したファイルを参照できる。iOSやAndroid端末用のアプリも無償で提供されるため、いつでもどこでも、サーバ上のファイルにアクセスすることが可能だ。これにより、任意のファイルやフォルダへの公開リンクを作成し、プロジェクトメンバー間で情報を共有するといった使い方ができる。

さらにPremium版では、バックアップファイルの環境移行機能を利用できる。これにより、古いバージョンのOSやPCから、最新のシステムへの移行をスムーズに行える。移行先にはダイナミックディスクも選択できるため、柔軟なリストアが可能となっている。

定価9,800円(通常パッケージ版)

セキュリティ

Kaspersky

カペルスキー 2014 マルチプラットフォームセキュリティ

幅広いプラットフォームに適用し
各OSに最適なセキュリティ環境をもたらす

Windows、Mac、Androidに対応した、マルチプラットフォームのセキュリティソフト。同一世帯の端末すべてに導入できるファミリー版、個人で所有する全対応端末に導入できるプライベート版、1台に対し1年のライセンスが2つ入っているツインパックがラインアップされている。ツインパックは、2つのライセンスを1台に適用し、2年利用するといった使い方もできる。

特徴は、ホワイトリストデータベースやファイアウォールにより、ウイルスやスパイウェアを侵入前にブロックする設計。PCの脆弱性をチェックし、ダウンロードされたファイルの信頼性を検知し、もし攻撃プログラムが発動した場合も即時遮断と、危険を徹底排除。万が一攻撃によるシステムの改ざんがあった場合も、すぐロールバックで修正できる。

対応する各端末に最適化した設計もなされている。MacではRetinaディスプレイに対応した、見やすいインターフェースを採用。Windows版でつちかった技術で、iCloudやiTunesのアカウントを保護してくれる。Androidでの使用時は端末の紛失時に遠隔でロックをかけたり、GPSを利用して所在地を確認したりと、豊富なプライバシー保護機能が利用可能だ。

定価7,140円

CG

Autodesk

Autodesk Maya LT 2014

モバイルゲーム開発者向けに最低限の機能を実装した
本格的3Dモデリングツールの低価格版

ここ数年のスマートフォンやタブレットPCの普及に伴い、これら携帯端末向けのゲーム開発も隆盛を極め、今ではゲーム市場の5割に迫る勢いだ。また、端末の高性能化により、ゲームの質も3D表現のリッチなものが求められるようになっており、開発側も高度な3Dモデリングツールを必要としている。しかし、コンシューマゲームで広く用いられているオートデスクの「Maya」は約50万円と高価で、ほとんどが小規模オフィスもしくは個人で制作されているモバイルゲーム市場には、コスト面で不向きなのが実情だ。

こういった背景を受けて、同社は「Maya LT」をリリースした。これは、「Maya」に機能制限を設け、その分価格帯を10万円台までに下げた低価格版だ。制限された主な機能は、モデルの出力時のポリゴン数が25000までに制限されていることや、レンダリングができないことなどだ。その他テクスチャー設定などがシンプルになっていて、制限と言うよりは、モバイルゲーム開発に必要十分な機能に特化した仕様といえるだろう。なお、サブスクリプションユーザとレンタルユーザが利用できる先日リリースされた追加拡張機能(Extension)では、ポリゴン数制限は65000まで拡大している。

一部機能に制限があるとはいえ、基幹機能のモデリングツールに関しては、「Maya」と同等のものを搭載している。使いやすいインターフェースで、3Dのキャラクタや背景のモデリングやライティング、アニメーションを迅速に作成できる。また、自動ポリゴンリダクションツールにより、さまざまな画面解像度向けのアセットを、効率良く作成できる。そしてDirectX 11対応のビューポートでは、実際のゲーム上での表示に忠実な形でプレビューを確認することが可能だ。ほかにもUnity 3DやUnreal Engineといった、広く用いられているゲームエンジンを直接サポートするなど、モバイルゲーム開発のワークフローに適合するよう設計されている。「Maya LT」はモバイルゲームやインディ系ゲーム制作者に大きく訴求するだろう。

定価お問い合わせください

セキュリティ

McAfee

マカフィー インターネットセキュリティ 2014

マルウェアスキャン時間の短縮と脅威の検出の改善により
セキュリティ水準のさらなる向上を実現

リアルタイムのウイルス対策とマルウェア対策、迷惑メール対策、双方向ファイアウォール、ソフトウェアの脆弱性対策、保護者機能などを搭載した包括的なセキュリティソフトウェア。この最新版では、いち早くWindows8.1に対応している。製品の大きな特徴としては、独自のクラウド技術「Global ThreatIntelligence(GTI)」を搭載している点。GTIは、最新の脅威情報をリアルタイムに取得し、関連付けることでより的確に脅威のリスクを把握し、防御に役立てる仕組みで、データの送受信のときに接続性の安全性を確認し、危険がある場合は接続を遮断してくれる。また、強化されたマルウェアスキャンエンジン(McAfee AM Core)は、定義ファイルの縮小化やCPU使用率の改善により、2013年版と比べてスキャン速度が約50%高速化したとしている。

その他にもソーシャルメディアやメールなどからWebサイト情報をチェックし、フィッシング詐欺から保護してくれる「サイトアドバイザー」やPC、ブラウザ、アプリケーションのセキュリティホールをふさぎ、脆弱性が発見されたアプリケーションに関するレポートを表示する「脆弱性スキャナー」といった機能も心強い。

定価8,995円

indexページへ
ページTOPへ