ホーム > ソフトウェアカタログ(BPNavigatorVol.75)


※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込

BPNavigator Vol79掲載(2014年7月)

資産管理

MOTEX

LanScope Cat Ver.8.0

インターフェースの大幅な刷新により
最短のステップで目的の作業が可能に

 「Red Hat Enterprise Linux 7」(以下「RHEL7」)は、業務向けのLinuxディストリビューション。導入することで、同社による10年間の保守と問い合わせ回数無制限のサポートを受けることができる。この最新版はLinuxカーネルにバージョン3.10を採用。信頼性やパフォーマンスが大幅に向上したほか、多数の新機能が追加されている。大きく変わったのは、デフォルトファイルシステムと、システムおよびサービス管理デーモンの仕様だ。デフォルトファイルシステムは、従来Scalable File Systemアドオンのみで利用可能だった、XFSが標準採用された。これにより、最大で500TBまでのスケーリングが可能となっている。なお、従来型のExt4やBtrfsもサポートされている。サービス管理デーモンは、従来起動プロセスを担っていたUpstartに代わり、systemdが標準に。サービスの起動・停止も含めた、システム全体の管理が可能となっている。

ネットワーク面では、ネットワーク管理・設定ツール「NetworkManager」を標準として採用。VPNやbonding等も統一したインターフェースで管理できるよう統合された他、GUIがないサーバー環境でも簡便に利用できるメ ニュー方式の「nmtui」が追加された。セキュリティ面も強化されており、新たなファイアウォールサービス「firewalld」を採用。IPv4、IPv6、Ethernet Bridgeで、ルールセットを一元化できるようになった。ID管理(Identity Manager)では、Microsoft Active Directoryとのクロスレルム認証が可能に。これにより、Microsoft Active DirectoryのユーザーがWindowsとRed Hat Enterprise Linuxのドメインにアクセスできるようになり、データセンターで環境が混在する場合でも、柔軟に運用できる。

ほかにも、インストーラの刷新により、インストールの迅速・簡易化、管理機能の改善など、多岐にわたる改良がなされている。

「RHEL7」は、信頼性、パフォーマンス、スケーラビリティが劇的に向上。多数の新機能により、革新と管理の効率性の向上に必要なリソースをもたらしてくれる。

定価お問い合わせください

メーカーからのコメント

Red Hat Enterprise Linuxは、 優れた安定性と柔軟性を備えたプラットフォームです。ビジネスアプリケーションに必要な信頼性と最高強度のセキュリティが提供されるほか、現在そして将来のビジネスニーズに合わせて、インフラストラクチャを柔軟に調整できます。これこそが、Fortune500社の90%以上が Red Hat Enterprise Linuxを選んでいる理由なのです。

データ連携ミドルウェア

セゾン情報システムズ

HULFT7

企業間でも膨大なデータ転送を自動化
スムーズなファイル共有で効率化に貢献

「HULFT7」は、企業内・企業間のデータ転送を実現するデータ連携ミドルウェア。UNIX、Linux、WindowsといったOSだけでなく、z/OSやMSP、VOSなどの各メインフレームや、i5/OSをはじめとするミッドレンジコンピュータとのファイル転送を自動化することが可能だ。これにより、発注データやリサーチの成果を関連企業や取引先で共有するなど、データ連携によるコストダウンや業務の迅速化といったメリットを享受できる。

運用の自動化を実現するうえで、有用な機能を多数搭載している。ファイルトリガ機能を利用すると、特定のファイルに更新が発生した際に、ファイル転送やバックアップといったジョブを自動で起動するよう設定できる。ま た、複数のホストへの同一ファイルの一括配信や、複数の相手先ホストから、同じ種類のデータを集信し、1つのファイルにまとめて管理することも可能だ。転送時のネットワークへの負荷を軽減する機能も豊富で、転送時にはデータを独自の方法で圧縮し、効率良く配信してくれる。また、配信ファイルを1ブロックおきに、一定の間隔で転送する間欠転送機能もあり、ネットワークを占有することなく転送を実行できる。

通信の安定性にも配慮されており、転送中に異常が発生した場合は、ネットワークの復旧後に、自動で再配信処理が実行される。再配信の際には、異常箇所から転送が再開されるため、迅速なリカバリが可能だ。

定価お問い合わせください

メーカーからのコメント

「HULFT」は金融業、製造業をはじめとしたさまざまな企業7,700社以上に導入いただいているデータ連携(ファイル転送)ミドルウェアの国内デファクトスタンダードです。UNIX、Linux、Windowsはもちろんのこと、z/OSやMSP、VOSなどの各メインフレームをはじめとするファイル転送を自動化し、企業内、企業間の各種業務アプリケーションとのシームレスなデータ連携を可能にします。

バックアップ

日本CA

CA ARCserveシリーズ

シンプルなイメージバックアップからレプリケーションまで
用途と規模に応じて選べるバックアップソリューション

arcserveシリーズは、日本CAが提供するデータ保護ソリューション。用途や規模に合わせて選べる、豊富なラインアップが用意されている。「ARCserve D2D」は、シンプルに扱えるイメージバックアップソフト。OSを含め、システム全体を丸ごとバックアップできる。バックアップ先としてクラウドを選択できるほか、異なるハードウェアへのリストアも可能だ。システムの更新分だけをバックアップして作業時間を軽減する差分バックアップや、ファイル・フォルダ単位で細かくリストアを行う機能も備えている。

「arcserve Backup」は、より多機能で詳細な設定を行えるバックアップソフト。ディスクやテープへのバックアップやクラウドへの二次保管といった処理を、自動で行える。データ重複排除機能もあり、バックアップ元と転送先で重複しているデータを、ファイル単位だけでなく、小さなブロック単位で排除可能。ストレージ容量を節約しつつ、効率良くバックアップを行える。

「arcserve Replication」は、扱いやすいレプリケーションソフト。サーバーの状態が視覚的にわかるインターフェースにより、容易に管理できる点が特長だ。「arcserve Backup」との連携機能もあり、レプリケーション先のサーバーのデータを、バックアップサーバに転送して保全するといった使い方ができる。「High Availability」では、本サーバーの障害発生時に、システムを自動で複製サーバーに切り替えるスイッチオーバー機能も利用可能だ。

定価お問い合わせください

メーカーからのコメント

CA arcserveシリーズは、保護すべき基幹システムやアプリケーション、データなど業務遂行に欠くことのできないITインフラ全体を考慮した包括的なバックアップ/リカバリをパートナー様がご提案いただける総合データ保護ソリューションです。革新的かつ、実績あるソリューションが、パートナー様のビジネスの拡大をお手伝いします。

CAD

オートデスク

Autodesk Desktop Subscription

オートデスクの最新アプリケーションを
プロジェクトの予算と規模に見合ったコストで利用可能

「Autodesk Desktop Subscription」は、オートデスクの多彩な設計用ソフトウェアを、期間限定で利用できる新しいライセンス形態だ。利用できるソフトは、AutoCAD, AutoCAD LTだけでなく、業界向けのRevit LT SuiteやInventor LT Suite、さらには3D設計用の「AutoCAD Design Suite」や、プロダクションツールの「3ds Max Entertainment Creation Suite」、3Dアニメーションツールの「Maya LT」など多岐にわたる。これらを3カ月、または1年単位の契約を結ぶことで利用することができる。このため、プロジェクトの期間や規模にあわせて、適した料金で各種ソフトを導入できる。例えば、スタッフを一時的に採用して短期間のプロジェクトを進める場合は3カ月契約、大規模かつ長期のプロジェクトを進める場合は1年契約を選択、というように、柔軟な運用が可能。少ない投資でプロジェクトの遂行に必要な環境を実現できるのは、大きなメリットだ。

各ソフトの永久ライセンスを購入する場合の利点は、ソフトを永続的に利用できる点だが、「Autodesk Desktop Subscription」を利用する場合、コスト面でのメリットが大きい。まず、常に各アプリケーションの最新版を利用できる点。別途アップグレード版を購入することなく、契約期間内であれば、最新のツールを利用できる。また、別途オプション契約をすることなく、インストールや設定に関するトラブルシューティングや、チュートリアルといった基本的なサポートを利用できる。オプションのアドバンスサポートを選べば、電話サポートを受けることができる。

AutoCADをはじめほとんどの製品ではクラウドのCPUパワーを活用したレンダリングサービスを利用できるほか、製品によっては特定のクラウドサービスを利用することもできる。エネルギー解析ツールの「Energy Analysis for Revit」、製品設計オプションのパフォーマンスをテストできる「Optimization for Inventor」など、9種類のツールを必要に応じて利用可能だ。

Desktop Subscriptionをお勧めする理由

■導入コストが低い
プロジェクトに必要なソフトのライセンスをすべて購入する必要がなく、契約を結ぶだけで、多くのツールが利用可能となる。必要な期間に応じた契約ができるので、ソフトウェアへの投資や経費の管理に柔軟性が持てるメリットがある。

■ライセンス数の増減が容易
プロジェクトの途中で人員規模に変更が発生してもライセンス数を柔軟に増減できる。ソフトを使用しながら料金を支払う形態をとっているため、コストを予測・管理しやすい。

■最新のツールにアクセス可能
アップグレード版を購入することなく、契約期間内は各ツールの最新版を利用することができる。このため、各製品を購入し、永久ライセンスを取得するよりも、低予算で最新のツールを使って作業を進行できる。

AutoCAD LTの各ライセンスの取得コスト比較

Desktop Subscription で使用できる主な製品

定価お問い合わせください

メーカーからのコメント

Desktop Subscriptionのライセンス形態は、設計者はもちろんですが、設計者が作成した図面をチェックする立場の人など、新しい利用者にも訴求力の高いライセンスです。パートナー様の売り上げの拡大にぜひご活用ください。

indexページへ
ページTOPへ