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※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込

BPNavigator Vol77掲載(2014年11月)

ファイル転送

株式会社 セゾン情報システムズ

HULFT8

企業内・企業間のデータ連携ミドルウェア
転送速度や安全性がさらに向上

企業内・企業間の、膨大なデータ転送を自動化するミドルウェア。UNIX、Linux、WindowsといったOSをはじめに、z/OSやMSP、VOSなどの各メインフレームや、i5/OSをはじめとするミッドレンジコンピュータとのファイル転送に対応し、各種業務アプリケーションとのシームレスなデータ連携を実現する。

今バージョンでは従来の機能と性能を軸に、速度やセキュリティを向上。速度面では、新たなデータ圧縮アルゴリズム「Deflate」を採用。送信前にファイルサイズを軽量化することで、転送速度を向上している。この処理はオンメモリで行われるため、転送前にバッチ処理でファイルを圧縮するよりも高速だ。また、ネットワークの最適地を取得し、転送データのパケットサイズを調整してくれる機能も追加。転送設定のチューニングが自動化されたことにより、前バージョンとの比較で70%の高速化に成功している。

セキュリティ面では、まずユーザー権限に改訂がなされ、管理者がOSの設定に基づき、ユーザー権限を細かく設定できるようになっている。また、内部通信のセキュリティが強化され、インターネット経由のファイル転送も、より安全に行えるようになった。

マルチランゲージ対応になった点も大きい。これまでは別製品であった英語版が統合され、ワンパッケージで複数言語に対応可能に。これにより、海外の拠点や取引先との連携がしやすくなるほか、国内外を問わず、バージョンや対応OSなど、同じ環境で利用できるといったメリットを享受できる。

オプション製品として、「HULFT Script」も開発された。これは送信前のファイルバックアップや、送信完了通知など、ファイル転送の前後で発生するプロセスをGUIで簡単に作成できるもの。これまでバッチファイルで処理していた操作を、既存のシステムに影響を及ぼすことなく、ノンプログラミングで実行できる。

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メーカーからのコメント

「HULFT」は世界40カ国、7,900社以上のエンドユーザー様に導入いただいているデータ連携(ファイル転送)ミドルウェアの国内デファクトスタンダードです。HULFTの導入によって、異なるコード体系・異なるファイルシステムのプラットフォーム間で、データ連携を安全に確実にセキュアに行えます。

資産管理

エムオーテックス株式会社

LanScope An Ver.2.0

Windows8.1に対応し、統合管理が可能になった
スマートデバイス管理ツール

情報漏えい対策や、端末の稼働状況の把握といった機能を備えた、スマートデバイス管理ツール。最新版ではiOSやAndroidに加え、Windows8.1にも対応。これにより、複数のOSが混在する環境においても、効率的な統合管理が可能となっている。

各種管理機能は、見やすいGUIからシンプルに実行できる。資産情報管理機能では、利用端末のハードウェア情報や設定を自動で取得。端末の資産情報を、最大で81項目取得し、任意の設定項目を管理できる。インストールアプリ管理では、各端末にインストールされているアプリを把握し、禁止、不許可、保留などに分類して指定することが可能。これにより、仕事に無関係なアプリの導入を抑止して管理できる。稼働管理機能では、「LanScope An」で管理している端末の総数と、端末が未稼働となっている状態の日数をグラフ化できる。これにより端末の稼働状況を把握し、長期間未稼働となっている端末の再配置や、紛失の防止に役立てることが可能だ。

iOS端末の場合は、アプリ配信機能も利用できる。これは、登録端末に、無償アプリを一括で配信できるもの。利用するアプリをオフィス内で統一できるほか、自社開発アプリの評価に利用するといった使い方もできる。最新機能として、メッセージ・アンケートも追加。自由記述や項目選択式など、任意の形式でアンケートを作成し、各端末へ一斉送信が可能。スタッフ内の意見を集めて資産台帳にまとめるといった使い方ができる。

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メーカーからのコメント

LanScope Anはスマートデバイスの利用を可視化することができます。 操作ログ取得・アプリ活用レポート・資産情報の自動収集・位置情報の取得・リモートロック・ワイプ機能などを搭載し、自動でレポートすることができます。スマホ・タブレットの導入効果を最大限に引き出すMDMをぜひご提案ください。

資産管理

Sky株式会社

SKYSEA Client View Ver.10

ネットワークの構成やアクセス状況を把握し
情報漏えいを防ぐクライアント運用管理ソフト

操作ログの管理やセキュリティポリシーの運用など、ITの管理に必要な機能を備えたクライアント運用管理ソフト。端末の画面の操作を録画で記録する方式が特徴で、マウス操作や入力された文字など、テキストログでは追えない情報を詳細にチェックできる。

Ver.10では、情報漏えいの防止に役立つ3つの新機能が追加された。まず、コンピューター検出機能では、ネットワーク内のPCを、エージェントが導入されていないものを含めて検出し、資産情報として登録することが可能。ネットワークの経路や端末の台数を把握することで、管理下にないPCを洗い出せる。未登録のPCがネットワークに接続された際にはアラートが発せられるため、不許可端末の検出にも役立つ。

データベース監査機能は、Microsoft SQL Serverのデータベース上で行われた各種操作を、監査ログとして収集するもの。データベースへのログイン状況や、管理者権限による不要なアカウント作成、データの複製・編集などをログで確認できるため、情報漏えいにつながる操作を把握し、原因の特定にも役立てることが可能だ。

デバイス接続ログ収集機能では、各サーバー、クライアントPCの通信セッションや、Bluetoothや無線LANなど通信デバイスの使用を、ログとして収集し、外部サーバーへのアクセス状況を監視できる。指定したサーバーやIPアドレス以外への接続を禁止することも可能だ。ほかにも、管理者間で操作を相互にチェックしたり、クラウドサービスなど、業務に必要なWebサイトからのダウンロードをURLを限定して許可したりといった機能も追加されている。

SKYSEA Client View Ver.10の管理コンソール画面。大きなアイコンや機能ガイドで、目的の機能がひと目でわかるよう構成されている。

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メーカーからのコメント

重要なデータを情報漏えいのリスクから守るためには、管理すべきPCを明確にし、データへのアクセス状況を適切に把握するなど、情報の『見える化』を徹底することが重要です。SKYSEA Client View Ver.10は、組織のIT資産情報の『見える化』を促進するために、各種機能を強化。情報漏えいにつながる動きを素早く察知し、対処するための支援をいたします。

CAD

オートデスク

Autodesk Desktop Subscription

オートデスクの最新アプリケーションを
プロジェクトの予算と規模に見合ったコストで利用可能

「Autodesk Desktop Subscription」は、オートデスクの多彩な設計用ソフトウェアを、期間限定で利用できる新しいライセンス形態だ。利用できるソフトは、AutoCAD, AutoCAD LTだけでなく、業界向けのRevit LT SuiteやInventor LT Suite、さらには3D設計用の「AutoCAD Design Suite」や、プロダクションツールの「3ds Max Entertainment Creation Suite」、3Dアニメーションツールの「Maya LT」など多岐にわたる。これらを3カ月、または1年単位の契約を結ぶことで利用することができる。このため、プロジェクトの期間や規模にあわせて、適した料金で各種ソフトを導入できる。例えば、スタッフを一時的に採用して短期間のプロジェクトを進める場合は3カ月契約、大規模かつ長期のプロジェクトを進める場合は1年契約を選択、というように、柔軟な運用が可能。少ない投資でプロジェクトの遂行に必要な環境を実現できるのは、大きなメリットだ。

各ソフトの永久ライセンスを購入する場合の利点は、ソフトを永続的に利用できる点だが、「Autodesk Desktop Subscription」を利用する場合、コスト面でのメリットが大きい。まず、常に各アプリケーションの最新版を利用できる点。別途アップグレード版を購入することなく、契約期間内であれば、最新のツールを利用できる。また、別途オプション契約をすることなく、インストールや設定に関するトラブルシューティングや、チュートリアルといった基本的なサポートを利用できる。オプションのアドバンスサポートを選べば、電話サポートを受けることができる。

AutoCADをはじめほとんどの製品ではクラウドのCPUパワーを活用したレンダリングサービスを利用できるほか、製品によっては特定のクラウドサービスを利用することもできる。エネルギー解析ツールの「Energy Analysis for Revit」、製品設計オプションのパフォーマンスをテストできる「Optimization for Inventor」など、9種類のツールを必要に応じて利用可能だ。

Desktop Subscriptionをお勧めする理由

■導入コストが低い
プロジェクトに必要なソフトのライセンスをすべて購入する必要がなく、契約を結ぶだけで、多くのツールが利用可能となる。必要な期間に応じた契約ができるので、ソフトウェアへの投資や経費の管理に柔軟性が持てるメリットがある。

■ライセンス数の増減が容易
プロジェクトの途中で人員規模に変更が発生してもライセンス数を柔軟に増減できる。ソフトを使用しながら料金を支払う形態をとっているため、コストを予測・管理しやすい。

■最新のツールにアクセス可能
アップグレード版を購入することなく、契約期間内は各ツールの最新版を利用することができる。このため、各製品を購入し、永久ライセンスを取得するよりも、低予算で最新のツールを使って作業を進行できる。

AutoCAD LTの各ライセンスの取得コスト比較

Desktop Subscription で使用できる主な製品

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メーカーからのコメント

Desktop Subscriptionのライセンス形態は、設計者はもちろんですが、設計者が作成した図面をチェックする立場の人など、新しい利用者にも訴求力の高いライセンスです。パートナー様の売り上げの拡大にぜひご活用ください。

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