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※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込

BPNavigator Vol80掲載(2015年7月)

オフィスソフト

アドビシステムズ

Adobe Document Cloud

マルチデバイスでPDFファイルを運用できる
新たなAcrobatを核とした新たなクラウドサービス

書類による業務プロセスを効率化できるクラウドサービス。PCにもスマートデバイスにも対応し、ユーザーはデバイスを問わずファイルにアクセスし、文書作成や署名、履歴のトラッキングなどを、シームレスに行える。新機能「送信とトラック」により、文書の管理を容易に行えるようになっており、書類を誰がいつ開封したかといった、文書の処理プロセスを可視化することが可能だ。

サービスの核となるのは、PDFファイルの編集・運用ソフト「Acrobat DC」。PCとスマートデバイスで操作性の統一をはかるために、従来製品からUIが刷新されており、直感的なタッチ操作が可能となっている。スマートデバイス用には専用アプリ「Adobe Acrobat DC モバイル版」と「Adobe Fill&Sign DC」が無償で提供され、端末から直接、文書の作成やコメントができる。新機能「Mobile Link」により、「Document Cloud」経由で他のデバイスに引き継ぐことも可能。これにより、PCで作業中の書類に、あとからスマートデバイスで編集や署名を加えるといった使い方ができる。また、端末のカメラで書類を撮影し、編集可能なPDFファイルへ変換できる機能も搭載。紙資料のデジタル化など、多用途に利用可能だ。PDF化されたドキュメントの編集機能も強化され、WordやPowerPointで設定された箇条書きや文字列の折り返しなども保持され、テキストの編集がより簡単に行えるようになった。また、使用頻度の高いツールには、新機能「ツールセンター」から、すばやくアクセス可能だ。

「Acrobat DC」のラインアップは、ビューワーのみの「Acrobat Reader」、PDFの作成や編集が可能な「Acrobat Standard DC」、機能をフルに備えた「Acrobat Pro DC」の3種類。サブスクリプション版も用意されており、この場合はe-Signサービス(旧Adobe EchoSign)が利用可能。これにより、あらゆるデバイスで、文書に電子署名を付与できる。

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メーカーからのコメント

Adobe Document Cloudとは、すべてが新しくなったAdobe Acrobat DCのパワーと、あらゆるデバイス上で文書の作成、編集、署名、トラックをするために必要な各種オンラインサービスを組み合わせたものです。迅速でストレスのない文書処理を実現するAdobe Document Cloudがあれば、時間のかかる煩わしいプロセスを続ける必要はありません。エンドユーザー様の業務効率を高めるツールをぜひご提案ください。

OS

レッドハット

Red Hat Enterprise Linux 7.1

パフォーマンスの改善と新機能により
安定したアプリケーションのコンテナ化が可能に

「Red Hat Enterprise Linux 7」は、Linuxカーネルにバージョン3.10を採用した、業務向けのLinuxディストリビューション。導入することで、同社がカスタマイズしたLinux環境を利用できる。初となるマイナーアップグレード「7.1」では、動作品質の向上と改善や、新機能の追加がなされている。これにより、デプロイメントツールが改善。相互接続性の拡張、管理性の向上、セキュリティの改善、パフォーマンスの向上も実現している。開発とデプロイの面では、Linuxコンテナに関連した強化がなされており、Googleが公開したコンテナ管理ツール「Kubernetes」が同梱。複数のコンテナの展開やグループ化が可能となっている。「Docker」も 「1.4.1」に更新され、本バージョンからプロダクション環境でのサポートも提供される。アプリケーションと仮想マシンの性能を改善する機能も追加。MCS ロックの導入により、NUMAノードを持つ大規模なシステム環境下では、プロセッサ効率の改善が見込める。セキュリティ関連のライブラリもアップデートされ、OpenSSH 6.6.1p1とlibreswan 3.12を採用。ID管理機能のIdentity Managementでは、ソフトウェアトークンとハードウェアトークンによるワンタイムパスワード認証の実装が可能となった。IBM Power8プロセッサを搭載した、IBM Power Systemsプラットフォームへのサポートも追加され、専用のインストールメディアも用意されている。

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メーカーからのコメント

「Red Hat Enterprise Linux 7.1」は、相互接続性の拡張、管理性の向上、セキュリティの改善、パフォーマンスの向上などを実現しました。また、Red Hat Enterprise Linux 6 および Red Hat Enterprise Linux 7 のコンテナ用イメージも提供されていますので、プラットフォームを容易に構築できるようになっています。ほかの製品と同じようにRed Hatによる10年サポートの対象ですので安心してご提案ください。

バックアップ

シマンテック

Symantec Backup Exec 15

VMwareのサポートが拡張されハイブリッドクラウド環境へ対応

仮想・物理・クラウドなどプラットフォームを問わず、インフラ全体のデータを保護できるバックアップツール。この最新版ではハイブリッドクラウド環境への対応が図られており、VMwareのサポートを拡張。サーバー仮想プラットフォームの「vSphere 6」との統合がなされている。これにより、仮想化作成ソフト「VMware ESXi 6.0」やサーバー管理ソフト「VMware vCenter 6.0」、ソフトウェアデファインドストレージの「VSAN」と「VVOL(VMware Virtual Volume)」、インフラストラクチャアプライアンス「VMware EVO:RAIL」がサポートされる。スケーラビリティとパフォーマンスの拡張もなされており、GPTディスク搭載のVMware仮想マシンと、容量が2TB以上のVMware仮想マシンの、個別リカバリがサポートされている。また、vSphere SAN転送モードによるリカバリや、HotAdd転送モードでのvSphere SATAディスクのサポートも追加されている。「AWS Storage Gatewayクラウドサービス」との統合も可能となった。これにより、既存のバックアップジョブや新規のジョブを、Storage Gateway経由で、Amazon クラウドストレージへ移行可能に。このシームレスな統合で、自動化、柔軟性、従量課金制をBackup Execからそのまま利用でき、導入時の工数を大幅に削減できる。シンプルなライセンス体系「Backup Exec Capacity Edition」に加え、廉価版となる「Backup Exec Capacity Edition Lite」も導入され、仮想環境に対する保護において、テラバイト単位のライセンスを求めやすくなっている。

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メーカーからのコメント

Backup Exec 15 は、強力で柔軟性のある使いやすいバックアップとリカバリを実現し、仮想、物理、クラウドなど、プラットフォームを問わず、インフラ全体のデータを保護します。仮想マシン、アプリケーション、データベース、ファイル、フォルダ、個別のアプリケーションオブジェクトなど、さまざまなデータを数分で復元することができますので、ぜひご提案ください。

CAD

ラフィス・テクノロジー

XVL Studioシリーズ

製品開発プロセス全体の最適化を支援する
XVLデータの編集と閲覧を行う3Dビューワ

XVL Studioシリーズは、XVLデータの編集と閲覧を行うビューワだ。適用する業務と用途に合わせて三種類のグレードが用意されている。まず、「XVL Studio Basic」は、基本機能を搭載したベーシックビューワ。3Dビューワとして必要とされる寸法作成、注記作成、断面生成などの基本機能を搭載している。また、マテリアル・テクスチャなどの簡易編集、IGESやポリゴンデータからXVL形式への変換などの機能を備えているので、3Dデータ活用の第一歩として手軽に使うことができる。「XVL Studio Standard」は、編集機能が充実したXVLの標準ビューワ。XVLを後工程で活用するための基本機能をすべて搭載したXVL編集ツールだ。寸法作成などのビューワの基本機能に加えて、設計変更箇所の反映、簡易イラスト作成、アニメーション定義など、XVLの編集に必要となる機能を搭載している。ドキュメント作成や組立指示書作成など、XVLファイルの展開には必須のツールといえる。そして「XVL Studio Pro」は、大規模アセンブリのデザインレビューに最適な機能を搭載したハイエンド 3D ビューワ。複数部品間の干渉チェック、干渉結果のリスト出力、断面の2D/3D同時表示、干渉部の断面生成機能などを搭載し、デザインレビューを強力にバックアップする。

また、追加オプションには、XVLファイルから2Dベクターイラストデータの出力が可能な「イラスト作成オプション」や設計変更前後のデータを比較し、差分をわかりやすく把握できる「差分検出オプション」などがある。

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メーカーからのコメント

ラティス・テクノロジーは、独自に開発した世界最高水準の3D軽量化技術XVLを利用し、大容量3Dデータを利用した設計検証と、「ものづくり情報」の共有を実現することで、製品開発プロセス全体の最適化を支援するソリューションをご提供します。全体業務の効率化に貢献する「XVLデータ」とXVL Studioシリーズをご活用ください。

CAD

イズミシステム設計

STABRO負荷計算 for Revit

国内初のBIM連携「負荷計算」パッケージソフト
Revit上で国土交通省基準の負荷計算を実現

簡単でわかりやすい操作性と省エネ計算ソフト等との連携により、設計者の作業効率を飛躍的に高めてくれる建築設備設計基準ソフトウェアの「STABRO(スタブロ)」シリーズをリリースするイズミシステム設計。同社が昨年発表した「STABRO負荷計算 for Revit」は、建築設計用ソフトウェア「Autodesk Revit」上で空調負荷計算を実現したソフトウェアだ。このソフトはAutodesk Revitのアドオンとして動作し、建築モデルから自動で情報の拾い出しを行い、負荷計算に伴う入力の手間を省き作業効率の向上に貢献してくれる。

Autodesk Revit(MEP)に標準搭載されている冷暖房負荷計算機能は、アメリカのASHRAE基準だが、「STABRO負荷計算 for Revit」を使うことで国土交通省基準に基づいた計算が可能になる。Autodesk Revit (Architecture+MEP)で作成した建築モデルから、壁や窓などの構造体登録情報、方位別の外皮や窓面積、室内条件等を自動で拾い出してくれるので、BIMの建築モデルをそのまま活用できるメリットがある。また、拾い出した値は、STABRO負荷計算データ編集画面を利用して、確認および編集が可能。熱負荷計算書の印刷のほか、計算した各室の最大負荷計算結果をRevit側に戻すことができる。

ユーザーフレンドリーな技術計算ソフトウェアの設計に注力し、独自の手法で国土交通省監修の建築設備設計基準に準拠した負荷計算をRevit上で実現する「STABRO負荷計算 for Revit」。エンドユーザー様の業務効率を高めるツールをぜひご提案いただきたい。

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メーカーからのコメント

「STABRO負荷計算 for Revit」は、BIMモデルを活用して国土交通省基準の負荷計算を可能にするソフトウェアです。Revitのアドオンとして動作 し、情報の拾い出しを自動で行い、設計業務効率を向上させます。Autodesk Revit (Architecture+MEP) 2014、2015に対応していますが、Revit LTには非対応ですので、ご注意ください。

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