※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込
BPNavigator Vol82掲載（2015年11月）
Windows 10
UIを大幅に刷新し使い勝手が向上した
Windowsの最新にして最終バージョン
マイクロソフトの最新OS「Windows10」がリリースされた。従来通りのDSP版も販売されるが、Windows 7（SP1）とWindows 8.1ユーザーを対象に、1年間は無償でのアップグレードもなされる。また、「Windows as a Service」の採用により、従来のメジャーアップデートは廃止され、これがWindowsの最終バージョンになる。今後は機能改善や新機能の追加といったアップデートが、年に数回の頻度で無償にて行われるという。
今バージョンでの変更点は数多いが、まず注目したいのはUIの刷新だ。Windows 8.1では、個々に搭載されていたデスクトップとタッチUIが、デスクトップに統合。使い勝手はWindows 7に近いものとなっている。Windows 8で廃止されたスタートメニューも復活したうえで、Windows 8の要素「タイル」も盛り込まれており、アプリへのアクセスもしやすくなっている。
アプリの面では、Windowsストアアプリの仕様が変更された。Windows 8では、全画面表示となっていたが、ウィンドウ表示ができるよう改善され、使い勝手が向上している。今後はアプリの主流はWindowsストアアプリに移行し、iOSやAndroid向けのアプリも容易な移植が可能となるという。
新機能としては、Windows Phoneでも採用されている音声アシスタント「コルタナ」が導入されている。これにより、音声操作が実現できるほか、リマインダー機能も搭載。使い込むことで利用者の生活パターンを学習し、さまざまな提案をしてくれる。日本語への対応も予定されている。
ほかにも、起動中のアプリを、種類を問わず一覧表示できる「タスクビュー」、1つのデバイスで複数のデスクトップを作成できる「仮想デスクトップ」、画面の4分の1サイズのウィンドウをきれいに配置できる「スナップ」機能など、操作性を向上する新機能が豊富に搭載され、生産性の向上に貢献してくれる。
Windows 10はなじみやすく、簡単に使うことができます。進化したスタートメニューが搭載され、簡単に作業を開始でき、中断した作業もすばやく再開できるようになっています。さらに、画期的な新機能も数多く搭載されており、新しいブラウザーであるMicrosoft Edgeもその一つです。ビジネスの生産性向上に貢献するOSを、ぜひお試しください。
LifeKeeper for Linux v9
9月1日待望のメジャーバージョンアップ！
新機能"Chef"による自動化で迅速なサーバー環境構築を実現
サーバーシステムを監視し、稼動系サーバーに障害が生じたときに、自動的に待機系サーバーへ切り替えることでシステムダウンタイムを短縮するHAクラスターソフト。この最新版では、コマンドライン関連の機能強化がなされたほか、VMware vSphere6.0に対応・連携することで、仮想環境においても高い可用性を実現している。新機能としては、インフラの構成管理および展開作業を自動化するツール「Chef」が実装された。これはRubyの文法をベースにしたコードにより、インフラの管理を行えるもの。コードさえ作成すれば、自動で環境を構築できるため、同じ環境のサーバーを短時間で大量に複製することが可能だ。また、自動化により、人為的な設定ミスなど、さまざまなトラブルを防止できる。
LifeKeeper v9は、ITインフラにおける構成管理、展開作業を自動化するツールである“Chef”による自動構成を実現するための機能を実装しました。これによりサーバー環境を構築する際のスピードアップを実現し、同じ構成のサーバーを短時間で大量に複製することが可能となるほか、人為的な作業ミスを排除することが可能となります。ぜひご提案ください
ウイルスバスター クラウド 10
ワンライセンスで3台まで導入可能
多彩な脅威対策を備えたセキュリティソフト
ウイルスやスパイウェアに加え、SNSのプライバシーチェック、フィッシング詐欺、個人情報の不正送信など、多彩な脅威への対策機能を備えた、クラウドベースのセキュリティソフト。この最新版では、Windows 10に対応。また、ワンライセンスで、PC、スマートフォン、タブレットに、好きな組み合わせで3台まで導入できる。
モバイル版では、端末の紛失・盗難対策機能を搭載。GPS検索機能で端末の位置を確認し、遠隔操作でアラームを鳴らすことや、端末内のデータをロックもしくは消去可能。また、端末内の情報を外部に送信するような不正アプリをブロックする機能も備えている。
ウイルスバスター クラウド 10は、日本を狙ったセキュリティ脅威への対応などの高い性能と安心のサポートで、様々なセキュリティ脅威からあなたのパソコンやスマートフォン、タブレットを守ります。
ノートン セキュリティ デラックス
次世代型アンチウイルスエンジンの採用で動作を高速化
新ぜい弱性保護技術により未知の脅威への対策も可能に
ウイルス、スパイウェア、マルウェアといったオンラインの脅威へ対策できるセキュリティソフト。この最新版ではメモリ使用率の低減やスキャン時間の高速化がなされ、挙動のスピードが全体的に向上している。また、次世代型のアンチウイルスエンジンを採用しており、定義ファイルの更新をリアルタイムに高速化するとともに、情報提供端末数も1億7,500万から2億4,000万へ増加と、信頼性を高めている。さらに定義ファイルのサイズも4分の1となり、動作が軽快になっている。さらに、OSの脆弱性への対策として、新脆弱性保護技術を採用。これにより、まだ認識されていない、グローバルレベルの未知の脅威に対しても、防御措置をとることができる。
ノートンは、世界のセキュリティ・テクノロジーをリードし続ける最強クラスの防御力を誇りながら、実感できるレベルの使いやすさで、快適さを損ねません。マルチデバイス・マルチOSに標準対応し、秒単位で進化し続けるネット犯罪対策だけではなく、モバイル端末のアプリ診断も可能。「今」のデジタルライフに必要なあらゆる機能が含まれています。
MEP Designer PRO
電気設備設計用のBricsCADアドオン
配線を自動化して作図を大幅に省力化
BricsCAD上で動く電気設備設計用CAD。dwg形式と完全互換の設計を、軽快な動作と操作性のもとに作成できる。電気設備の設計に必要なシンボルが豊富に用意されており、すべてにあらかじめ振る舞いが設定されているので、配置方式や取り付け時の高さを設定する必要なく、機器配置を容易に実行できる。また、器具をダブルクリックするだけで、自動で配線作図機能が起動し、器具の属性に相応の設定で、配線経路を効率的に作成可能ほかにも、分電盤に接続される配線を均等に配置したり、配線の交差部を自動で隠線処理したりと、作図を省力化する機能を豊富に備えている。図面情報を元に集計データを作成し、csv形式で出力できる積算集計機能も搭載している。
MEP Designer PROは、BricsCAD上で動く電気設備CADです。効率的な機器配置、配線ルーティング機能、材料集計機能を標準でサポートしています。dwg完全互換のMEP Designer PROは、 ベースにBricsCADを採用することで、CADのコスト低減し、作業効率を大幅に向上させ、CADデータの生産性の最大化を図ることを目的としています。
EQ-II
電気設備設計用のBricsCADアドオン
配線を自動化して作図を大幅に省力化
AutoCADやBricsCADで動作する、建築設備設計用アドオン。ベースとなるソフト単独の機能では、複数のコマンドを併用しないと実現できない機能を補完。業務に適合したシンボルを配置するだけで、スムーズな作図を実現できる。躯体、電気、機械設備（空調・衛生）の、3つのモジュールが個別に販売されており、これらに必要なシンボルを豊富に搭載。目的の業務や予算に合わせてモジュールを選択し、必要に応じて追加することも可能だ。インターフェースには、メニュー対話方式を採用。目的の機能をメニューから選び、表示されるガイドに従いながら作業を進められる。操作教育やテクニカルサポートも充実しているため、初心者でも短期間で操作を習得可能だ。
建築設備設計CAD EQ-IIには、躯体・電気・機械設備で必要なシンボルが登録されています。わかりやすい画面で、直感的な操作が可能なEQ-IIでは、作図専用コマンドが利用できるので、ダクトや配管を楽に作図できます。また、DWG・DXFデータがそのまま使用できるので、これまでのデータ資産を有効に活用できます。
Ause
膨大な部品規格をデータベース化することで
プラント設計のCAD化を実現したアドオン
AutoCADやBricsCADで動作する、プラント設計用アドオン。プラント設計をCAD化するうえでは、部品シンボルが口径・方向ごとに必要となり、数が膨大になる点がネックであったが、AUSEではパイプやバルブの部品規格のデータを登録し、データベース化する機能により、この問題を解消。定格部品以外にも、特殊なサイズの部品にも対応できるため、多様なニーズを満たすことが可能だ。
作図はデータベースから部品の規格とサイズを選択し、図面上にクリックしていくだけで実行可能。クリックの際にパラメータを選択することで、パイプラインを書きながらエルボやフランジを挿入できるため、作業効率の大幅な向上が見込める。
AUSE/BricsCADは、AutoCADと優れた互換性を持つBricsCADに対応したプラント配管設計のための2次元配管システムです。AUSEシリーズは、長年プラント設計に携わってきた設計者のノウハウとアイデアを元に、より速く、より簡単に、を追求したプラント専用2次元CADシステムです。AutoCADに慣れているCAD経験者であれば簡単にご活用いただけます。
Autodesk Subscription
サブスクリプションの販売に力を入れるオートデスク
AutoCAD LTとサブスクリプションのお得なキャンペーンも実施中
オートデスクは、パッケージビジネスからサブスクリプションの販売に重点を置いたライセンスビジネスへ移行している。その中核となるのがDesktop Subscriptionだ。「利用する期間が決まっている」「利用する人員に増減がある」のなら、初期費用を抑えることができ、プロジェクトに新しいツールを導入したり、ライセンスを追加するといったことが簡単にできるDesktop Subscriptionを提案したい。
オートデスクは、2016年1月31日をもって、単体ソフトウェア製品の永久ライセンスの新規販売を終了する。そのため、年末に向けた駆け込み需要が予想されている。その場合は、保守契約であるMaintenance Subscriptionの提案を忘れずにおすすめしたい。最新製品の永久ライセンスとMaintenance Subscriptionを新たに契約することで、来年以降も次期バージョンが入手できるだけでなく、技術サポートなどさまざまな特典を活用できるからだ。
現在、オートデスクは、永久ライセンスの新規購入時にMaintenance Subscription を1年または複数年で契約すると最大15％お得なキャンペーンと Desktop Subscriptionライセンスを1年または複数年で契約すると最大25％お得なキャンペーンを実施している。また、AutoCAD LT シリーズの対象製品が最大40％オフになる「AutoCAD LTで未来を先取りキャンペーン」も行っているので、この機会にぜひ提案したい。
