※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込
BPNavigator Vol84掲載（2016年3月）
LanScope Cat Ver.8.3
“安全の可視化”で、利便性とセキュリティの両立を実現
Dropbox、Google Apps for Work、Office 365経由の情報漏えい対策強化
PCの操作やサーバーへの接続履歴のチェック機能と、保有するソフトウェアのライセンス管理、一括でのソフトウェアインストールやメンテナンスによるIT資産管理の、3つの柱で社内ネットワークを管理できるセキュリティ管理ツール。この最新版では、レポートのインターフェースが刷新され、より扱いやすく、情報を管理しやすくなっている。シンプルでわかりやすいフラットデザインを採用し、操作性も統一されたことで、誰でも把握しやすく、スムーズに利用できるようになった。また、レポートデータの項目フィルタやソートに対応するほか、ワンクリックで元データのログ内容を確認できるドリルダウンログ表示にも対応している。グローバル対応もなされ、日本語と英語の表示切り替えや、協定世界時間にも対応している。
Webアクセスログ機能も強化されており、Dropbox、Google Apps for Work、Office 365経由の情報漏洩対策機能が追加された。これらのクラウドサービスでのアクセスは、通常は各サービス内でアクセスログを管理することになるが、「LanScope Cat」で管理する場合、各サービスでやり取りしたファイルの、ローカルでの操作ログも取得できるため、よりセキュ
リティを強固なものにできる。さらに、Wi-FiやBluetooth、赤外線といったデバイスからの情報漏洩対策機能も追加。これらを利用したネットワークへの接続・切断ログを詳細に取得でき
るほか、特定のデバイスによる通信接続を禁止したり、特定機器への接続時には警告通知を発したりと、不正な接続を抑止することも可能だ。
ファイル情報の取得機能も強化されている。.exeや.dll、.sysなどを含む、あらゆる拡張子のファイル情報を取得し、PC内の不審なファイルの有無を徹底してチェックできる。チェックのスケジューリングも可能で、毎日特定の日時や、PC起動後30分後にチェックを行うなど、柔軟な運用方法をとることができる。
LanScope Cat 最新Ver.8.3.0.0は、ブラウザを介して行った、クラウドサービスに対するアップロード・ダウンロードログを取得。Webメールサービスでどのようなメールを誰宛に送信したかを取得できるようになり、情報漏えい対策を更に強化しました。
Acronis Backup Service
ローカルとクラウドへのバックアップで
マルチロケーションのバックアップ環境を構築
ローカルだけでなく、アクロニスのクラウドサーバーへもバックアップを行える、ハイブリッドバックアップソリューション。ローカルとクラウドの両方でバックアップを行うことで、ローカルバックアップから迅速にファイルやシステムを復元したり、新たな拠点にシステムを立ち上げる際に、クラウドからシステム全体をリカバリしたりと、フレキシブルな運用が実現できる。
インターフェースも扱いやすく、Webブラウザからクラウド上の管理画面上でバックアップ計画を設定・管理可能。数回のクリックでバックアップを実行できる。環境への対応も幅広く、WindowsやLinuxはもとより、VMwareなど各種仮想環境のバックアップも可能だ。
Acronis Backup Serviceは、物理サーバー、仮想サーバー、PCなどをローカル環境のストレージだけでなく、アクロニスの提供するクラウドデータセンターにもバックアップできます。バックアップ計画は全てクラウドWeb管理画面上で設定・管理でき、数回のクリックだけで管理者がバックアップを開始できます。
Symantec.Cloud
多層防御システムと人工知能エンジンで
不審なメールやアクセスを徹底排除
クラウドベースのセキュリティサービス。自社で構築するには高コストがかかる多層防御システムをクラウドに置くことにより、メールやWeb経由でのスパムやウィルスを徹底して防護できる。メールにおいては、キチの悪質な発信元からのトラフィック量を制御することで、分析の負担を削減するコネクションレイヤーや、同社の集積した膨大なデータをもとにしたスパムフィルターやウィルス分析により、安全なメールのみを仕分けて配送してくれる。また、人工知能エンジン「Skeptic」が、ヘッダーや添付ファイルメールの構造を詳細に検査。メールに悪質なコードが含まれていないかどうかを判断し、危険なメールを排除してくれる。
シマンテックドットクラウドは、業界最高レベルのメール＆Webセキュリティサービスをクラウドから提供するサービスであり、「新たな脅威への対応」と「運用負荷の軽減」を同時に実現します。
DataSpider Servista
アイコンをつなぐだけの簡単操作で
多様なシステムのデータを運用できるETLツール
システムに蓄積されたデータを抽出・加工してデータに書き出すETLツール。プログラミングは一切不要で、操作はGUIで簡単に行える。データの入出力や変換・加工を指示するための、13種のアイコンをドラッグ＆ドロップ操作でつなぐだけで、一連のデータ処理を実行可能だ。グループウェアのIBM Notesやクラウド型SFAのSalesforceといったアプリケーションや、DB2などのデータベース、各種プロトコルやファイル形式に対応したアダプタを搭載しているため、異なるシステム間のデータ連携を容易に実現できる。データの入力、変換、出力の工程を分割して実行するパラレルストリーミング機能もあり、少ないメモリーで大容量のデータを高速で処理できる。
企業内外に散在するシステムを柔軟かつ簡単に連携し、スピーディーなデータ活用や精度の高いデータ収集を実現。さらに、国内外の主要なクラウド上にあるアプリケーションやデータとも自由自在に連携可能。IoTシステムのデータ連携にも最適です。
AutoCAD
オートデスク、期間ライセンスの
ネットワーク版の販売を開始。
オートデスクでは、2016年2月1日より、期間ライセンスのネットワーク版の提供を開始する。提供予定の製品は、3ds Max、AutoCADシリーズ、VREDシリーズ、Aliasシリーズ、HSMWorks Inventorシリーズ、Maya、Mudbox、MotionBuilder、Navisworksシリーズ、Vaultシリーズ、Revitシリーズの、永久ライセンスでネットワークライセンスを提供していた単体製品。この新しいネットワークライセンスは、「マルチユーザー」という名称となる。
マルチユーザーは、すでに構築されたオートデスク製品のネットワークライセンスサーバーに組み込んで使用することができる。期間ライセンスの大きなメリットは、初期導入費用が低いこと、ライセンスの増減が柔軟に行えることだ。ネットワークライセンスのバージョン統一やライセンス数整備を検討中のユーザー様に提案されてはいかがだろう。
期間ライセンスでは、ユーザーはソフトウェアだけを入手するのではなく、製品のライセンスとその製品に付帯するサービスを一定期間利用することができる。ユーザーは一定期間、その製品の「サブスクリプションメンバーになる」という考え方だ。このたび発売される期間ライセンスのネットワーク版である「マルチユーザー」は、1～3年の年単位で使用期間を選ぶことができ、期間内であれば、各ソフトウェアの機能を無制限で利用可能だ。従来は制限のあったソフトウェアの海外持ち出しも、サブスクリプションメンバーであれば「海外持ち出し特典」がサービスとして提供されるため、期間中は国外滞在時にも無制限で使用可能となる。
また、サブスクリプションメンバーである期間中は、最新のソフトウェアと製品の機能強化の利用に加え、前バージョンの使用やホームユース、クラウドストレージ、クラウドクレジットといった各種特典を利用可能だ。
期間ライセンスへの本格移行に伴い、オートデスクでは２月１日より、ライセンスの体系や呼称をシンプルでわかりやすいものに整備、刷新する。これにより、ユーザーや販売店は必要なソリューションを容易に判断し購入できるようになる（詳しくはCAD情報の記事も参照されたい）。
オートデスク製品が期間ライセンスに一本化されることで、エンドユーザー様はシンプルに必要な製品を選べるようになります。また、パートナー様も変更点と新用語をご確認のうえ、ご提案をお願いいたします。
Brava Desktop
CAD図面やPDF・各種画像ファイルを高速かつ快適に閲覧
AutoCADの永久ライセンス廃止後の置き換えにも最適
AutoCADは業界標準として用いられているCADソフトだが、営業部など、設計に直接携わらない人員が、閲覧のために使うには多機能すぎて扱いにくいうえに、過剰にコストがかかってしまう。また、AutoCAD単体は2016年1月、スイート製品も7月に永久ライセンスが廃止される。こういった事情から、AutoCADのライセンスの見直しを考えているお客様も多いことだろう。そういったニーズに応えられる製品が、オーシャンブリッジの「Brava Desktop」だ。これは、DWGやDXFをはじめとする各種CAD図面や、TIFFなどの各種画像、PDFやOfficeのファイルを快適に閲覧できるファイルビューアだ。閲覧に特化しているため、起動やファイル表示が速く、AutoCADの約9倍の速度で図面ファイルを表示できる。インターフェースもシンプルで、画面のサイズ変更や回転、ズーム、一部拡大など、閲覧の表示に必要な機能に絞り込まれており、直感的な操作が可能だ。導入コストも低く、たとえば設計者にはAutoCAD、営業などのスタッフにはBrava Desktopといった形で併用すれば、コストを半減させることも可能だ。
単なるビューアに留まらず、現場での運用に即した機能も搭載。マークアップ機能を利用すれば、図面に直接罫線や文字を記入することが可能だ。営業スタッフが顧客からの要望を聞いて記入し、設計者に伝えるといった使い方ができる。マークアップした図面は、画像ファイルとして出力することも可能なので、修正指示をメールで迅速に伝えることもできる。比較機能もユニークだ。これは、2つのファイルを重ね合わせて表示し、比較できる機能。図面上の差違がハイライト表示されるため、修正した図面のビフォーアフターを一目で確認できる。図面に限らず、見積書や約款に用いれば、より確実な確認が可能だ。編集機能がないゆえに、設計者以外がファイルを改変してしまう心配もない。コストの圧縮と業務の効率化をもたらす製品といえる。
Brava Desktopは、日本国内でも、 大手製造業や大手電力会社で社内標準図面ビューアとして、AutoCADやTIFFファイルの閲覧にご利用いただいております。また、大手建設業でCAD図面の検図作業に活用いただいている例もあります。
Vectorworks 2016
高度なエンジンとレンダリング機能により
自由なモデリングとリアルなプレゼンテーションを実現
「Vectorworks 2016」は、2D・3Dの作図のほか、データベースや表計算、3Dレンダリングといった機能を備える、汎用CADソフト。この最新版では、サブディビジョンサーフェス機能の搭載により、よりモデリングの自由度が増している。Pixar社が開発したオープンソースエンジン「OpenSubdiv」の下、映画品質のモデリングを実現。面や辺の分割、頂点の移動や面の押し出しといったフレキシブルな編集ツールを備え、設計者が思い描いた形状を、自由に再現可能だ。作成したサーフェイスモデルはソリッドモデルに変換して運用できる。高性能のレンダリング機能Renderworksも、標準で搭載。これにより、被写界深度を実現する物理レンダリング、アンビエントオクルージョン、芝生シェーダなどにより、リアルなプレゼンテーションが可能となっている。
ラインアップも、標準的な「Vectorworks Fundamentals」をはじめに、建築設計向けの「Vectorworks Architect」、造園設計向け「Vectorworks Landmark」など、専門分野ごとに対応製品を用意。「Vectorworks Architect」ではBIM機能が拡充されており、プロジェクト共有機能により、効率的な協働設計が可能に。水勾配や複雑な形状を再現できたり、屋根の構成要素の追加により詳細な矩形図を作成できたり、レーザスキャナで測量した点群データを取り込めたりと、建築設計も大
幅に強化されている。3D PDF取り出し機能により、作成された3Dモデルはプロジェクト内で誰でも自由に閲覧することが可能だ。
Vectorworks シリーズは、2D、3D、プレゼンテーション、データベースなど豊富な機能を搭載し、さまざまな空間を統一的にデザインできる汎用CADソフトです。新製品の「Vectorworks 2016」シリーズでは、高性能のレンダリング機能「Renderworks」を標準搭載し、3D設計によるプレゼンテーション効果を最大限に発揮します。
Quadcept
基板や回路の設計から製造までを
シームレスでサポートするクラウドCADソフト
月額使用料の低コストで導入できるクラウド型電子CADソフト、国内企業で約2万ライセンスが導入されている。また、世界最大級のオンライン電子部品ディストリビュータDigiKeyへつながることも大きな特徴だ。開発と並行して部品の選定と調達ができるため、設計工数の手戻りリスクを大幅に低減できる。部品は250,000点にも及ぶライブラリーから選び、選定部品の単価や在庫状況をリアルタイムにチェックしながら設計を進められる。部品表を出力してからワンクリックでDigi-Keyへ発注し、即日出荷してもらうことも可能だ。
設計ツールとしては、扱いやすいインターフェースが特徴で、回路図専用のエディターを搭載。接続したピン同士をクリックするだけで、自動で障害物を回避した結線を作成可能。回路設計者が意図する各種設計指示内容をデータ内に入力できるPCB設計指示機能や、設定したルールに則って回路をチェックできるルールチェック機能も搭載。過去に作成した回路図をブロック化して保存することもでき、流用設計も容易に行える。
高速かつ的確な配線作業を実現するプリント基板CAD/3Dソフト「PCB Designer」も利用可能。基板の面付けや角配線など、基板の配線をサポートする機能を豊富に搭載。DFM製造チェックや、デザインルール領域など、デザインルールチェック機能も備わっている。電子設計図面からワンクリックで基板製造の見積もりを作成・管理し、発注できます。
Quadceptはクラウドサービスより、設計から製造までをシームレスに行うことが可能だ。
Quadceptは、高度な回路設計・プリント基板設計が可能。DigiKey連携（25万点の部品無償）、製造連携、検図連携など、拡張性の高い電子CADです。使いたいときに数千円の低額ライセンス料を支払うだけで、高機能な電子CADが利用可能。初期費用・保守費用・サポートも無料です。
