ホーム > ソフトウェアカタログ(BPNavigatorVol.85)


※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込

BPNavigator Vol85掲載(2016年5月)

セキュリティ

Sky

SKYSEA Client View Ver.11

マイナンバー管理や標的型攻撃対策を強化し
より強固なセキュリティ体制が構築可能に

ネットワーク上にあるPCの操作ログ管理や、セキュリティおよびIT資産管理、メンテナンスなど、IT運用管理や情報セキュリティ対策に必要な機能を、オールインワンで備えた管理ソフト。この最新版では、マイナンバーの情報漏洩対策や、近年脅威となっている、組織を狙った標的型攻撃への対策支援機能が追加されている。

まず、マイナンバーの管理を想定して、画面操作録画機能を強化。これはPCの操作履歴を、画面の録画によって確認できるもの。操作した時刻が再生時にシークバーに表示されるようになったほか、特定の時刻を指定しての再生も可能となり、ログ情報と照合しながらの確認が容易となった。さらに、マイナンバーを取り扱うPCを、他の端末とは別個に管理することも可能に。該当端末での印刷を禁止したり、USBメモリーなどストレージの使用を制限したり、外部からのリモート操作の際にアプリケーション画面をマスクしたりと、情報漏洩リスクを伴う操作を徹底して排除できる。

標的型攻撃に対しては、実行を許可するアプリケーションをホワイトリストで指定できるようになり、システムが把握できていない、未知のアプリケーションを起動不可に。不用意なマルウェアの起動を予防できる。また、アプリケーションログから起動元プロセスに関する情報や、コマンドプロンプトから実行されたコマンドのログを取得できるオプションも用意され、万が一マルウェアが進入した場合も、詳細な追跡調査が可能となっている。また、アラートの色分け機能も実装。アラートログを、USBデバイス関連やファイル操作関連など、カテゴリごとに色分けし、分類しやすくすることで管理を容易に。

ほかにも、Windows 10への対応強化や、IPアドレスの空き状況の把握や管理、返却・廃棄PCの資産情報の記録など、さまざまな機能追加や改善が施されており、より強固な管理体制を構築できるようになっている。

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メーカーからのコメント

最新版Ver.11では、組織での厳重な管理が求められるマイナンバーなどの情報漏えい対策と、近年大きな脅威となっている組織をターゲットとした標的型攻撃への対策を支援する機能などを搭載。より安全な情報漏えい対策やIT資産の有効活用をお手伝いします。

バックアップ

Arcserve Japan

Arcserve Backup r17

メールや添付ファイルなどの個別リストアが可能に
最新のプラットフォームやメディア規格にも対応

専門知識がなくとも簡単に運用でき、災害や障害時も、迅速な復旧が可能な、総合データ保護ソリューション。最新版では統合管理機能の強化やユーザビリティの向上など、さまざまな機能が追加されている。まず、Microsoft Exchange Serverの詳細レベルリストアユーティリティを提供。Exchange Serverのメールや、フォルダ、添付ファイルなどの詳細アイテムを、個別でリストアできるようになった。バックアップ時のカタログ作成も不要になり、作業時間も短縮されている。

Windows10やVMware vSphere6.0など、最新のプラットフォームにも対応。VVOL構成の仮想環境でも、運用や構成を変えずにバックアップが可能に。VMwareのエージェントレスバックアップも、vSphere 6.0のWindows 10仮想マシンに対応する。

統合テープ管理モジュールが提供されたのも大きな変更点だ。これにより、Arcserve Backup 機能を利用できるArcserve UDPでは、テープへのバックアップのスケジューリングが直接UDPコンソールから実行可能となっている。また、統合インストーラーから、導入したい製品をクリックするだけで、容易にインストールできる機能も追加されている。さらに、対応するバックアップメディアも拡大。バックアップ元とバックアップ先として4Kディスクがネイティブに対応し、4TB以上のHDDが使用可能に。LTO-7テープ装置とLTO-7テープにも対応し、非圧縮で6TB、圧縮時には最大15TBと、LTO-6テープの約2倍となるデータを、高速で保存できる。

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メーカーからのコメント

Arcserve Backupは、多くの導入実績を持つバックアップ/リカバリのスタンダード製品です。幅広いプラットフォーム対応、データの重複排除や一元管理機能など豊富な機能と簡単操作でバックアップ管理者の負荷を軽減します。

セキュリティ

ソリトンシステムズ

Zerona

振る舞い検知技術により、標的型攻撃に対応
スモールスタートから大規模展開まで多様な運用も可能

高度な標的型サイバー攻撃やマルウェアを検知し、ブロックするマルウェア対策ソフト。ウイルス定義ファイルに依存しないため、セキュリティパッチ未提供の脆弱性など、プログラムの脆弱性を突いた脆弱性攻撃や、従来のセキュリティソフトでは検知できない未知のマルウェアも、検知・ブロックする。

Zeronaはクライアントソフトとして機能し、マルウェアが脆弱性を利用して攻撃コードを実行する際に、攻撃コードの実行そのものをブロックする。パターンマッチング方式とは異なり、ウイルス定義ファイルを必要としないため、端末に負担をかけない点もメリットだ。振る舞い検知技術により新種のマルウェアを検知する各種エンジンも搭載しており、脆弱性防御だけでなく未知のマルウェアからも防御できる。

検知ポリシーやホワイトリストのプッシュ配信や計画配信、オフライン端末への対応はもちろん、マルウェア検知時のアラートメール、検知された疑わしいファイルの駆除や検体確保、ライセンス期限の事前通知など、日本のIT現場に即した機能も豊富に備えている。これにより、スモールスタートできるだけでなく、大規模環境でも容易に管理・運用可能だ。また、同社のInfoTrace PLUSがもつPC操作ログ機能を併せたZerona PLUSでは、マルウェア検知時に、きっかけとなったPC操作を詳細に把握することも可能となる。

最新のマルウェアやランサムウェアにも対応

大規模環境に対応した、端末設定の管理・運用機能

定価対象PC10台:19万円/年、 対象PC20台:28万円/年、 対象PC50台:55万円/年 ※詳細はお問い合わせください

メーカーからのコメント

Zeronaと同一価格のZerona PLUSは、カーネルレベルのPC操作ログを搭載。マルウェア対策だけでなく万が一の情報漏えい時の原因究明など、マイナンバー制度への対策にも有効です。

CAD

ラティス・テクノロジー

XVL Kinematics Suite/XVL Vmech Simulator

設備設計時に仮想メカによる精密なシミュレーションが可能
不具合によるトラブルを防止し工場の垂直立ち上げを実現

工業製品の開発において、市場がグローバル化する現在、国内の製造設備を海外工場に持ち込み、量産する企業は増加しつつある。しかし実際に海外工場に設備を持ち込んで運用する際に、不具合の発生や仕様の不整合といったトラブルにより、量産時期が遅れるケースも少なくはない。この問題を解消すべく開発されたのが、ラティステクノロジーの「XVL Kinematics Suite」と「XVL Vmech Simulator」だ。いずれも同社が開発した、軽量かつ表現力の高い3Dフォーマット、XVLをベースに動作する、量産設備の開発支援ソリューションだ。

「XVL Kinematics Suite」は、CADで設計した設備のモデルに機構を定義し、動作確認を行えるソフト。たとえばロボットのアームに回転軸やスライド軸を設定し、正常に動くか、他の部品と干渉しないかといったチェックができる。さらにシナリオを設定し、機械の稼働状況を想定した動作確認まで行うことが可能だ。CADソフトだけで行おうとすると、挙動が重く設定も困難になるこの検証を、軽量なXVLをベースにすることで実現している。設計段階で動的干渉チェックを徹底することで、現地での不具合の発生や、仕様の伝達ミスによる後戻りを防止し、納期への負担を大幅に抑えられる。

さらに制御ソフト開発支援ツールの「XVL Vmech Simulator」を併用することで、「XVL Kinematics Suite」で設計した設備を仮想メカとし、コントローラーでの制御を想定したシミュレートを行うことが可能となる。「XVL Kinematics Suite」単体ではシナリオに沿ってのシミュレーションだったところが、制御ソフトや、動力となるモーターや、センサーとの連動まで込みで、実際の設備の稼動を試験できる。現地で稼動させる前にバグを修正できるうえ、実機テストで起こりうる、テスト時の機械の破損といった心配もない。CADでの機械設計完了後、実機の完成を待たずに制御ソフト開発を進められるため、開発プロセスを大幅に短縮することが可能だ。

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メーカーからのコメント

「XVL Kinematics Suite」は、3DCADモデルを軽量なXVLで表現し、装置がどう稼働するかを動的干渉チェックで検証するメカ設計を支援する製品。「XVL Vmech Simulator」は、制御ソフトを軽量XVLモデル上で仮想検証可能にする制御ソフト開発支援製品です。

CAD

オートデスク

AutoCAD シリーズ、最新バージョン2017を発売開始

初期投資の負担が少なく新規購入を勧めやすいサブスクリプションモデル。
4月22日までのキャンペーンなら、新規購入が30%OFF、下取りで3年間70%OFFも!

オートデスクは、統合設計アプリケーション「Autodesk AutoCAD」シリーズならびに「Autodesk AutoCAD LT」シリーズの新バージョンを3月21日(月)より順次発売。新バージョンでは、ライセンス管理や操作性の向上、データ接続性の向上、最新テクノロジーの活用などに主眼を置いた新機能を搭載している。特に、PDFの取り込み機能の強化や、自動調整中心線の機能による作図効率の大幅な向上がユーザーにとっては魅力だ。

今回発売した両シリーズの新バージョンは、使用期間を選択して利用するサブスクリプションライセンスでのみ提供されるため、設計プロジェクトの規模や期間に応じて使用期間とライセンス数を選択することができる。初期費用を抑えながらニーズに合わせた運用方法やコスト管理を行えるため、経営者や管理者にも優しい。マルチユーザー(ネットワークライセンス)と合わせて検討するユーザーも多い。サブスクリプションの費用には、技術サポート(LTの場合は事前予約制電話サポート標準装備)や、25GBのクラウドストレージが含まれている。特に「A360」を介してプロジェクト管理や共同設計、モバイル端末からのアクセスが可能となり、場所や時間に制限なく柔軟な業務遂行が可能になる。

さらに両シリーズではサブスクリプションライセンスの期間中、AutoCADの公式モバイルアプリ「AutoCAD 360 Pro」をApp内課金なしで利用できる。

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メーカーからのコメント

AutoCAD LTサブスクリプションにもマルチユーザー(ネットワークライセンス)を用意しました。ぜひご提案ください。

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