

※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込
BPNavigator Vol90掲載(2017年3月)

セキュリティ
トレンドマイクロ
ウイルスバスター コーポレートエディション XG
次世代AIの導入により未知の脅威へ即時対応
侵入後のファイル検査も強化された企業向け総合セキュリティソフト
サイバー攻撃を防御する企業向け総合セキュリティソフト。この最新版では従来技術に次世代のAI技術を加え、未知の脅威への対策速度やスケーラビリティを向上している。安全なもの、脅威のあるものなど多様なコンテンツ群を手本にトレーニングを経たAIによる、「機械学習型検索機能」を搭載。未知のコンテンツに対し脅威かどうか自動で判別する。これに加え、同社のネットワークにあるホワイトリストやアプリケーションの普及度情報といった、既存の成熟した技術も参照し、誤/過検出を削減するという。これはプログラムの実行前後に機能する。実行前はファイルを対象に、ファイルベースの検出技術を適用。不審なファイルは実行前に停止し被害を抑止し、特殊な圧縮がかけられているなど、複雑なマルウェアは別の技術で対応する。プログラムの実行後はプロセスを対象に、不審な挙動を検出。該当するものを止めて被害を防ぐ。なお、機械学習検索機能は、同社のビッグデータに蓄積された、新たなコンテンツを継続的に学習することで精度を維持、向上していく。
標的型攻撃対策も強化されており、万一の侵入にも対応できる。侵入後はネットワーク型脅威対策製品「Deep Discovery Analyzer」へファイルを送信し、サンドボックスで検査。不正なファイルと判断された場合は、駆除するためのカスタムシグネチャを自動的に生成し、脅威をPCから除去してくれる。ファイルの実行時にアクセスする、不正なURLやIPアドレスへの接続も阻止可能だ。
社外ネットワーク上のPCに対するセキュリティポリシーの均一化もなされ、出張中や持ち出し中など、社外にあるPCのセキュリティ状況を把握し、管理できるようになった。こういったPCに対しても、システム管理者がエッジサーバーを介してパターンファイルの更新状況や感染状況の確認、カスタムシグネチャの適用を行えるため、社内外で同様のセキュリティ体制を敷くことができる。

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セキュリティ
シマンテック
Symantec Endpoint Protection Cloud
クラウドベースで管理機能を提供
管理者不在の中小企業でも高度なセキュリティ環境を構築可能
中小企業向けの、クラウドベースのセキュリティ製品。ウイルス定義ファイルベースのシグネチャ型対策に加え、それだけでは検知できない亜種の脅威に対抗する機械学習エンジン「 Static Attribute Protection Engine」を備えている。さらにOSや主要アプリケーションのゼロデイ脆弱性に対する保護を強化する「Memory Exploit Mitigation」や、難読化マルウェアを低負荷で展開し検知するエミュレータも利用可能。これらの技術を多層的に用いた、脅威の検出・制御環境を提供する。
加えて、エンドポイント上のエージェントに対する管理機能を、クラウドサービスとして提供。システム管理者が不在であることが多い中小企業向けに、あらかじめ「推奨ポリシー」を用意されており、これをオンにするだけで基本設定が完了する。これで、エンドポイントの保護や管理、モビリティや暗号化に対応できる。また、保護するデバイスを従業員が新たに追加できるセルフサービス型のポータルも用意されており、管理部門への負担を軽減することも可能。なお、OSはWindowsだけでなく、MacやiOS、Androidなど、多様な機器に対応。1ライセンスの料金で、従業員1人あたり最大5台のデバイスを登録し、一元管理できる。

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