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※表記価格は税込

BPNavigator Vol94掲載(2017年11月)

構成管理ツール

サイオステクノロジー

OSSよろず Ansible Support/Red Hat Ansible Tower

IT自動化時の不安を解決するサポートサービス
レッドハットとの連携により大規模環境でも快適に

サイオステクノロジーは、オープンソフトウェア(OSS)のサポートサービス「サイオス OSSよろず相談室」を運営するなかで、「Ansible(アンシブル)」の運用支援サポートを提供している。AnsibleはオープンソースのIT自動化フレームワーク。企業の情報システムに必要なアプリケーションやネットワーク、ロードバランシングやクラウドインフラに対する制御を含むシステムのデプロイメント、オーケストレーションや構成管理を容易に処理する機能を備えている。これによりアプリケーションライフサイクル全体を迅速に自動化することが可能だ。また、管理対象サーバーに特別なエージェントをインストールすることなく利用でき書式も容易で、プログラムの知識がなくとも最小限の手順だけで各種設定、構成、プロセスを自動化できることから、大量の仮想サーバー環境を持つ大手金融機関や大規模製造業を中心に、多くの企業で導入が進んでいる。サイオスはOSSよろず相談室のサポート対象にAnsibleを加え、単体のサポートサービスを「OSSよろず Ansible Support」として販売。OSSを活用したシステム運用にIT自動化フレームワークの導入に際する技術的な不安を解決できるとしている。

また、全社規模での情報システムの設定や構成、プロセスの自動化検討や、DevOps基盤を検討している企業が抱える、自動化の標準化や企業のコンプライアンス遵守といった課題に対しても、レッドハットとの連携で対応している。これは同社が「Red Hat Ansible Tower」をパートナー企業との連携で、技術支援まで含め提案する施策だ。これは強力な自動化機能によってIT環境の複雑さを軽減し、生産性の向上とダウンタイムの短縮に役立つシステムだ。Ansibleだけでは実現できないGUIの管理ツールを含むほか、ジョブワークフロー、セルフサービス機能、権限/履歴管理、APIなどの機能が拡張されており、大規模環境での利用をさらに快適なものにしてくれる。

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バックアップ

Veeam

Veeam® Backup & ReplicationTM 9.5

仮想マシンのバックアップとレプリケーションを統合し
高速で信頼性のある復元を実現するソリューション

「VeeamⓇ Backup & ReplicationTM」はレプリケーション機能を備えたバックアップソリューションだ。仮想マシンのバックアップとレプリケーションを単一のソリューションに統合し、仮想化されたアプリケーションおよびデータの、高速で信頼性のある復元を提供する。高度なアプリケーション認識処理により、アプリケーションの整合性を維持したバックアップイメージの作成が可能。HPEやNetApp、EMC、Nimble StorageおよびCiscoのストレージ・スナップショットから、短いRPOですばやくバックアップをとることもできる。復元においても、障害が発生したVMをわずか2分弱で復旧することが可能。個々のActive Directoryオブジェクトとコンテナ全体を即座に復元したり、物理的に削除されたアイテムを含む個々のExchangeアイテムを瞬時に可視化し復元したりといった、高度な機能を備えている。

レプリケーションでも、高度なイメージベースのVMレプリケーションと合理化された災害復旧を提供している。災害復旧サイトの構築と保守にコストや手間をかけることなく、オフサイトでのレプリカの作成が可能。すべてのVMレプリカに対して、復元のテストと検証を自動的に実行することもできる。

 

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デプロイツール

アクロニス

Acronis Snap Deploy

1台分の作業時間でネットワーク全体に適用
柔軟な運用ができるデプロイツール

簡単な手順でPC・サーバのデプロイを実行できるデプロイツール。1台分の作業時間で、PCやタブレット、サーバーを同時にデプロイすることが可能だ。このため本来ならば複雑で時間のかかる作業を大幅に短縮し、負荷の軽減もすることができる。多数のPCやサーバーに高速でベアメタルデプロイを行う場合にも最適。同一のハードウェアへ継続的にデプロイを行うのも簡単だ。OSや構成、ファイル、すべてのアプリケーションを含め、システム全体の正確なイメージを作成し、複数の端末へ同時にデプロイすることを可能としている。さらに本番環境のWindows環境に、イメージを再デプロイすることもできる。個々のシステムを手動で起動する必要はなく、コンピュータ名やIPアドレス、ドメインメンバーシップなど、個々の端末固有の構成管理も可能だ。完了後にWindowsの設定を修正・微調整するといった細やかな処理もできる。

最新バーションでは新しいマルチキャストプロトコルにより、処理を最大200%高速化することに成功。WindowsタブレットやLinuxを含む、機種の異なるハードウェアへのデプロイも可能となった。

Windows PE 10および5.0を使用して、ブータブルメディアおよび本番環境へデプロイするといった、柔軟な運用も可能となっている。

 

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CAD

SCSK

Power Surfacing for SOLIDWORKS

SOLIDWORKS上で自由曲面を作成できるアドオンツール
ワークフローの簡略化に貢献し、作業効率をアップ

「SOLIDWORKS」は、ユーザビリティに優れ、高度な設計検証やデータ管理機能を備える3D CADソフト。これに有機的な形状の作成機能を加えるアドオンツールが、「Power Surfacing for SOLIDWORKS」だ。粘土をこねるようなイメージで、自由曲面をモデリングすることができる。例えば指輪を設計する場合、おおまかに作った八角形のリングを、一部だけ太さを変えたり丸みを帯びさせたり、上面を平にしたりと自由に調整できる。また、作成したデータは、SOLIDWORKS上で作成し数値管理している形状と、Power Surfacingでスケッチに対して作成した形状を組み合わせるといった編集も可能。Power Surfacingでの作成データをSOLIDWORKSで加工するなど、履歴管理も含めて編集することができる。これによりハンドドリルなど曲面で構成された握りの部分と、回転する機構の部分を別々に作成し、1つの製品として設計するといった使い方ができる。SOLIDWORKS単体では手間がかかる複雑なフィレットのような形状作成を簡素化し、短時間でなめらかな面として処理できる。3D設計で避けて通れない「つじつま合わせ」の労力が軽減され、ワークフローやモデリングに新たな発想のきっかけが生まれそうだ。

リバースエンジニアリングツールの「Power Surfacing RE」もラインアップされている。これにより、STLやOBJで取り込んだデータの編集や加工が可能となる。例えば、STLデータにドローエッジやフェースグリッドなどの処理を施し、表面になめらかな面を生成できる。メッシュ編集機能もあり、穴の周りの形状を考慮した穴埋めなどが可能だ。3Dスキャナーや3Dプリンターをより活用できる。

SCSKでは9月以降も、Power Surfacingの体験セミナーを実施。同製品ならではの柔軟なモデル作成機能に直に触れ、その効果を実体験できる。

 

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CAD

AutoCAD 2018.1

オートデスク

サブスクリプションでますます使いやすく
かゆいところに手が届く新機能アップデート

オートデスクは7月27日、「AutoCAD 2018」および「AutoCAD LT 2018」の機能アップデート「2018.1」をリリースした。両製品のサブスクリプションライセンスもしくは保守サービスを利用している場合は、Autodesk デスクトップ アプリから適用できる。今回のアップデートではビュー関連の機能を改良し、ワークフローの簡素化による生産性向上に貢献している。まず名前付きのビューとレイアウトビューポートの操作が、ギャラリーからビューを選択してレイアウトに配置するだけと、より容易になった。これまでレイアウトビューポートを作成してアクティブにするといった複数の手順を踏んで行っていた作業が大幅に簡素化されている。

画層プロパティ管理やその他の画層コントロールも改善され、上書きされた画層プロパティの優先設定を識別し、初期値に戻すことが簡単になった。また、外部参照が再ロードされたときに、再ロードする外部参照の画層のプロパティ優先設定を除くか、より詳細に制御できるようになっている。

「AutoCAD」においては、パフォーマンスの向上も実現している。ビジュアルスタイルで最も一般的に用いられる3Dモデルのナビゲーション速度を、これまでに引き続き改良。DWGファイルの内容に応じて、ワイヤフレーム、リアリスティック、シェードの表示スタイルの3Dグラフィックスパフォーマンスが大幅に向上した。同社はFPSの中央値が、「AutoCAD 2017」との比較で2.75倍、直近の「AutoCAD 2018」と比べても1.37倍になったとしている。また、印刷やプレビューにおいても、SHXフォントが見つからない図面のパフォーマンスが改善された。さらに高解像度モニタのサポートも改善され、200以上のダイアログボックスやユーザーインターフェースが更新され、4K以上のディスプレイの真価を最大限に発揮されるという。これらの新機能はヘルプメニューのオプション設定で強調表示されるので、すぐに変化を確認することが可能だ。

 

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URLhttps://www.autodesk.co.jp/

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