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※一部ソフトウェアは、BPプラチナサイトの「イチオシ商品」で詳しく掲載しています。
※表記価格は税込

BPNavigator Vol97掲載(2018年5月)

オフィスソフト

日本マイクロソフト

Office 365 Business Premium

Officeアプリから法人メールやクラウドまでカバーする
小中規模向けサブスクリプションサービス

「Office 365」は、MS Officeアプリを中心に展開しているマイクロソフトのサブスクリプションサービスだ。ファイル共有やオンラインストレージを扱うSharePoint Onlineと、メールやスケジュール管理などを担うExchange Online、Web会議システム・Skype for Businessの、3つのサービスを包括しており、これらを1つのプラットフォームで連携して使うことができる。クラウドサービスなので、契約期間中は常に最新版のOfficeを利用可能。各アプリはマルチデバイスに対応しており、ユーザー1人あたりWindowsPCまたはMac5台/タブレット5台/スマートフォン5台と、計15台にインストールして使用することができる。会社のPCと携帯端末でワークスペースを共有し、時と場所を選ばず作業や資料の閲覧ができるのは大きなメリットだ。

「Business Premium」は、Office 365 Businessファミリーに属する製品で、ユーザー数300人までをカバーする。契約は1年単位で、ユーザー1人あたりの料金は月額1,360円(消費税別)相当からとなる。利用できるOfficeアプリはOutlook/Word/Excel/PowerPoint/OneNote/Access(PC版のみ)/Publisher(PC版のみ)の7種類。これに加え、ExchangeやSharePoint、OneDriveやSkype for Businessといったサービスも含まれる。メールのホスティングをはじめとする、法人向けサービスが必要な企業に最適なプランだといえる。Outlookのメールやスケジューラーについては、ユーザー1人あたり50GBのメールボックスが用意されており、最大150MBの添付ファイルが送信可能。OneDriveのストレージ領域も1人に1TBと、潤沢に利用できる。Skypeを介した通話やメッセージ、Yammerを利用した社内ソーシャルネットワーク、Microsoft Teamsによるハブ機能など、スタッフ間で連携するためのツールも豊富だ。タスクの整理や割り当て、進行管理ができるMicrosoft Plannerや、スケジューリングツールのMicrosoft StaffHubなども利用でき、チーム全体の業務を効率的に進められる。

Business PremiumをはじめとするOffice 365は、「くらうどーる」を利用して、エンドユーザー様に販売できる。この機会にぜひお薦めいただきたい。

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オフィスソフト

日本マイクロソフト

Office 365 Business

Officeアプリ7種に加えOneDriveが1人1TB利用可能
リーズナブルな小規模向けOffice 365プラン

SwayはMicrosoft Officeの新しいアプリケーションだ。このアプリケーションを使用すると、対話型レポート、個人のストーリー、プレゼンテーションなどを簡単に作成して共有することができる。

Office 365のBusinessファミリーに属する、小規模向けのサブスクリプションサービス。契約は1年単位で、ユーザー1人あたりの料金は月額900円(消費税別)相当からと、リーズナブルに運用できる。Officeアプリは「Business Premium」と同様にOutlook/Word/Excel/PowerPoint/OneNote/Access(PC版のみ)/Publisher(PC版のみ)。その他のサービスはOneDriveのみだが、1ユーザーあたり1TBの容量を扱える点も同様だ。

法人メールのホスティングサービスこそ含まれていないものの、Officeアプリを運用できる利点は大きい。常に最新版を利用できるうえ、更新は自動で行えるため、アップデート管理も容易。全スタッフがオンラインでファイルにアクセスし、リアルタイムで共同編集することも可能となっている。マルチデバイスでも使用できるため、業務を効率良く柔軟に進められる。コンテンツを容易に作成し、スタッフのトレーニングなどに活用できるSwayも利用可能だ。セキュリティ性や信頼性、手厚いサポートなど一般法人向けOffice 365のメリットが享受できる。メールシステムやコラボレーション環境を要さないのであれば、選択肢となるプランだ。

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オフィスソフト

日本マイクロソフト

Office 365 ProPlus

Officeアプリに加えSkypeやExcelの高度な機能も利用可能
ユーザー数無制限のOffice 365 Enterpriseファミリー

Office 365 Enterpriseファミリーには、Excelなどで使用できるBI機能がある。収集したデータをビジュアル化でき、複数のデバイスはもちろん、組織のユーザーと情報を共有できる。

「Office 365 ProPlus」は、Office 365のパッケージプランの1つ。含まれるアプリなどは「Business」と似ているが、こちらはユーザー数無制限の「Enterpriseファミリー」に属し、大規模のオフィスに対応している。年間契約料金は、1ユーザーあたり月額1,310円(消費税別)相当。利用できるOfficeアプリはBusinessと同じだが、ProPlusではSkype for Businessのフルクライアントも提供される。このため、通話やWeb会議の記録といった機能も利用可能だ。さらに、Accessで他のクラウドシステムへの接続コネクターが利用できるほか、PowerMapやPowerQuery、PowerPivot、PowerViewといった、Excel BIと呼ばれる高機能なピボットテーブルやデータ解析ツールも利用可能となっている。

Businessの機能も年々強化されつつあり、ProPlusとの差は縮まってきてはいる。法人メールのホスティングサービスがない点は同じなので、プランは必要に応じて慎重に選びたいところだ。基本的にはオフィスの規模を鑑みて、BusinessとProPlusのどちらを提案するかを判断するとよいだろう。

Businessファミリーと同様に、Office 365 Enterpriseファミリーも「くらうどーる」から提供可能なので、まだ、「くらうどーる」の契約に着手されていないパートナー様は、早急に検討することをお薦めしたい。

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CAD

アプリクラフト

Rhino 6 for Windows

建築から航空機、精密機器分野の設計まで対応
パフォーマンスが大幅に向上した3Dサーフェスモデラー

「Rhino 6 for Windows」は、Windows 7以降(64ビット版)に対応する3Dサーフェスモデラー。製品設計にかかるスケッチや図面、スキャニングデータなどをもとに、アイデアを直感的にモデリングしてビジュアライズできる。モデリングデータは、ドキュメント作成用のレンダリング、作図や解析、加工データや建築設計データの作成にまで活用可能だ。精度上の制約条件がないのも大きな特長で、建築や航空機、工業デザインといった分野から、医療機器や金型設計などの精密機器分野まで利用できる。

この最新版では、広く用いられているビジュアルプログラミング言語・Grasshopperが同時にインストールされるようになった。長期にわたるβ期間が終わり、Rhinoの一部として正式に採用されている。高DPI表示をサポートするほか、新たなコンポーネントが追加。既存のコンポーネントとも互換性があり、これまで通り運用できる。また、物理エンジンのKangarooも利用可能となった。

プレゼンテーションツールも強化され、ディスカッションやイテレートがより簡単に行えるようになっている。スナップショット機能でモデルをすばやく呼び出したり、ビューポートを高速で描画したりと、軽快な動作が可能となっている。デフォルトのレンダリング設定も向上して表現も豊かとなり、マテリアル機能も強化され作成や割り当てが容易となっている。

寸法や注釈がより高速で明確に表示されるようになるなど、ドキュメント作成機能も向上。オブジェクトごとに注釈スタイルをコントロールできたり、背面から図面を見たときにテキストを読み手に向けるなど、見やすさに配慮する機能も追加されている。Make2Dなど描画機能も、パフォーマンスやカスタマイズ性が強化された。

ライセンスの認証および管理機能においても、新システム「Cloud Zoo」を導入。ログインすることで、世界のどこからでもRhinoのライセンス認証を行い、使用できるよう改善されている。

定価上記をご参照ください

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