産業用機器
高発熱サーバーを高効率冷却。安定運用を実現する空調機
シュナイダーエレクトリック
ACRC331S2B
掲載日:2026/10/20

AIやクラウドサービスの拡大が進む昨今、データセンターにおけるサーバーの高密度化・高発熱化が進んでいる。安定稼働を維持するためには、高度な冷却インフラが不可欠である。シュナイダーエレクトリックの『ACRC331S2B』は、ラック列に組み込むことで、熱源のすぐそばで排熱を処理できる冷水式の局所空調機だ。冷却能力は従来機比で最大約16%向上。5~22℃の幅広い冷水温度帯で運転できるため、機器構成の変化によって要求冷却能力が上がった場合でも、温度設定の変更だけで対応できる。
サーバーラックを効率良く冷却
『ACRC331S2B』は、サーバールーム内の機器を高効率で冷却する、冷水式の局所空調機。ラック列の間に配置するInRow型を採用しており、発熱源の近くで熱を処理する局所冷却を実現している。
発熱源のすぐ近くで直接熱を処理するため、部屋全体を冷やす従来型の空調と比較して極めて無駄が少なく、AIやクラウド向けの高密度なIT環境でも確実な冷却を実現する。
冷却能力は、従来機比で最大約16%向上。さらに、5~22℃までの幅広い冷水温度帯に対応可能となった。このため、機材の変更などによってラック全体の発熱量が増加し、必要な冷却能力が高まった場合にも、冷水温度の設定を下げるだけで対応できる。新たな空調機を追加することなく冷却能力を確保できるため、設備投資を抑えながら環境を向上することが可能となっている。
冷水を管理しやすい流量計を採用
運用効率を高める機能も備えている。このモデルでは、2方電子式圧力非依存型バルブ(EPIV)と流量計を採用。これにより、配管側の圧力変動に左右されにくい流量制御を行えるほか、流量計で実際の冷水流量も把握できる。冷水を効率的に管理し、冷却設備の運用コスト低減に貢献する。なお、同社では従来の遮断機能付き3方弁を採用したモデルも継続して展開されている。
結露対策に露点制御ポンプを必要としない点も大きな特長。冷水温度が最低5℃となる環境でも安定した運転が可能だ。さらに、2系統の電源に対応する自動切り替えスイッチ(ATS)を標準搭載することで、電源の冗長性も確保している。
高負荷環境の安定運用とコスト削減を両立するソリューションとして、ぜひ積極的にご提案いただきたい。
主な仕様
| 製品名 | ACRC331S2B | |
|---|---|---|
| 主要 | Main Input Voltage | 100~120 V 単相 200~240 V 単相 |
| 製品またはコンポーネントタイプ | Cooling unit | |
| ラックユニット | 42U | |
| 一般 | 通気パターン | 水平 |
| 吸気 | リアリターン | |
| エアーフロー | 2037.9 l/s | |
| 吸水口の最低温度 | 5 °C | |
| 仕様・寸法 | 色 | 黒 |
| 外形寸法(W×D×H) | 30×109.5×199.1cm | |
| 重量 | 205kg | |
| 入力 | 電源の数 | 2 |
| 入力電力 | 3,000 W | |
| 入力コネクター数 | 2 ハードワイヤー 3線式 | |
| 適合 | 製品認証 | C-Tick CE GOST MEA VDE |
| 規格 | EN 55022クラスA EN 55024 EN 60950 IEC 60950 IEC 61000-3-2 IEC 61000-3-3 |
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| 通信と管理 | コントロールパネル | 多機能LCDステータス・制御コンソール |
※ 仕様詳細はメーカーサイトにてご確認ください。