CAD

Bricsys Conference 2025
レポート(2/3)

掲載日:2025/03/25

プレゼンテーション ~Technical Marketing Specialist マーク・ツーリー~

BricsCAD Proを効果的に販売するためには、顧客中心で繰り返しが可能な営業プロセスが必要です。見込み客が現在のCADシステムを変更したい理由を理解し、特定のニーズに合わせたソリューションを提案する「ディスカバリープロセス」や、2D製図版や3D への移行を考えている企業、大規模なデータセットを扱うデータエンジニアなど、異なる顧客ペルソナに合わせたデモンストレーションを提供する「ペルソナターゲティング」といったステップが重要になります。

プレゼンテーション ~VP Sales and Chanel, US & Canada ゲイリー・スミス~

BricsCAD Proでのビジネスと顧客基盤を拡大するための実践的な営業戦略は、ディスカバリー段階での適切な質問によって顧客のニーズを理解すること、顧客の課題に耳を傾けながらニーズに基づく会話を導く「アクティブリスニング」、BricsCAD Proをコスト効率が高い代替品として位置づける意思決定者のターゲティング、そして、速度や生産性、互換性などを強調し、自信を持ってBricsCAD Pro の価値を提案することが重要です。

プレゼンテーション ~Senior Product Manager メリッサ・リベラ & Technical Marketing Specialist カメロン・ログデル~

2Dの詳細設計からBIMまで対応し、ワークフローにおける統合された効率的なツールセットを提供するBricsCADは、建設業の下請け事業者が効率と精度を向上させるためのソリューションとして、競争が激しい業界内での成功を促進します。
IFC/RVTファイルのインポートやポイントクラウドの取り込みから、建物ツールやAI駆動の分類機能を使った3Dモデルの解析・修正、レイアウトビューや注釈の作成、データ加工なしでIFCやPDFにエクスポートできることなど、BricsCADは高い製品適合性によって下請け業者の設計ワークフロー全体をサポートします。
また、2DとBIMの統合ソリューションを提供するBricsCAD BIMは2024年、売上300万ユーロを達成しました。BIMの義務化が進む中、入札や施工図、現場マーキングの精度を重要視する下請け事業者に対し、BricsCADはすべての段階で正確さを確保します。2D/3D設計のためにBricsCADに切り替えた日本の仮設機材メーカーは、強力なDWG互換性や使いやすいインターフェース、生産性の向上がBIMの導入を助け、競争優位を得ることができました。