リスクに立ち向かう企業へ
今すぐはじめる、BCP対策

台風、集中豪雨、地震といった自然災害、ハッキングやウイルス感染などのサイバーテロ、
そして昨今の新型コロナウイルス感染症…。
企業を取り巻くリスクは、近年さらに多様化している。
このような状況を受け、あらためて注目されているのが
BCP( Business Continuity Plan・事業継続計画)だ。
被害を最小限に留め、早期復旧に有効なBCPを策定することは、
事業の継続のみならず企業価値の維持や向上の観点からも欠かせない。

BCP対策の現状

自社でBCPを策定している企業の割合は17.6%。この割合は年々上昇しているものの、いまだに2割を下回る低水準だ(帝国データバンク「事業継続計画(BCP)に対する企業の意識調査(2021年)」より)。

この背景には、策定に必要なスキル・ノウハウが十分でないことがある。特に中小企業にとって、スキル・ノウハウの蓄積のための人材・時間・費用の確保は高いハードルとなっている。

BCP対策の現状

コロナ禍で再注目されたBCP対策

コロナ禍で再注目されたBCP対策

一方で新型コロナウイルスの影響によって、急速かつ想定外の対応を余儀なくされた企業も多くあったことだろう。それを受け、今後さらにBCPへの注目も高まっていくと考えられる。

現に、前述の調査では「従来は自然災害時の対応が主であったが、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、今回の経験をBCPに反映した」という意見も見られた。

IT-BCPの必要性

このように、BCP対策の重要性が再認識されている今、その一部とも言える『IT-BCP』にも注目が集まっている。

現在のビジネスでは、ITシステムが大きな役割を担っており、サイバー攻撃のようなITシステム特有のリスクも存在する。自然災害や感染症をはじめ、そのほかの多くの脅威から総合的に企業を守るため、BCP策定が必須なのだ。

企業のリスクが多様化する現在、エンドユーザー様からの関心も高いBCPソリューションを特集する。

IT-BCPの必要性