業績を伸ばすうえで、ランニングコストの低減や生産性の向上は、オフィスの命題ともいえる。それにはまず、機材の見直しから着手してみてはいかがだろうか。特にプリンターは毎日の業務で常時稼働 するものだけに、性能の向上がコストダウンや生産性に大きく貢献する。ここではそういった目的に合致した2製品を紹介。いずれもコスト性能に優れ、業務の効率化を実現してくれるだろう。

リプレースの際に考慮したい運用コストと生産性

日報や各種帳票の出力など、プリンターは日常業務を支える機材といえる。それだけにオフィス全体のランニングコストへの影響も大きい。消費電力やインクのコスト、印刷速度などが少し変わるだけで、業務の効率が大きく変わってくるため、リプレースの際には、運用コストや生産性を考慮して製品を選びたいところだ。

低消費電力のインクジェット機『PX-M7050F』でコストを低減
無線アクセスポイント
エレコム株式会社
WAB-I1750-PS
製品詳細

それに適したプリンターの1つが、エプソンの『PX-M7050F』だ。これは、A3ノビサイズまでに対応した、カラー複合機だ。インクジェット方式を採用しているため、A4用紙1枚あたりのプリントコストは、カラーで約6.1円(税別)。これは同社のカラーページ複合機との比較で約半分となり、年間で約23万円のコスト削減が可能だ。通常、インクジェット機はページプリンタに比べ、インク交換の手間やコストがネックとなりがちだが、『PX-M7050F』には大容量インクカートリッジが用意されており、ブラックインクで5,000ページ、カラーインクで4,000ページの出力が可能。コストを抑えるとともに、インク交換の手間を減らし、業務を止めずに出力を続けることができる。
省エネ性能も優秀だ。稼働時と待機時も含めたトータルの消費電力量を示すTEC値は0.6kWh。同社のカラーページ複合機と比べて、約88%の電力削減を実現しており、コストと環境の両面からオフィスをバックアップしてくれる。
また、印刷品質も優秀だ。最新のプリントヘッドの採用により、高速かつ高精細の出力を実現。インクジェット方式ゆえにウォームアップタイムも短く、カラー・モノクロともにファーストプリントにかかる時間はわずか約7秒だ。

両面プリントで紙の節約も両立する『MFC-J6970CDW』
無線アクセスポイント
株式会社バッファロー
WAPM-APG600H
製品詳細

ブラザーのA3対応インクジェット複合機『MFC-J6970CDW』もまた、コスト性能に優れる製品だ。A4用紙1枚あたりの印刷コストはカラーで約6.6円(税込)と、申し分ない。そしてこの製品の大きな特長は、生産性の高さだ。35mmの大型ヘッドの採用により、A4カラー印刷で約20ipm、A4モノクロ印刷で約22ipmと、同社の従来機比で約2倍の高速印刷を実現している。

また、最大500枚まで給紙できる2段トレイを標準搭載している点もメリット。サイズの異なる用紙を2種類セットしてやれば、用紙交換の手間を省きつつ、長時間の連続印刷を実行できる。

大型のADFの搭載も特長の1つ。A4用紙を横に挿入できるため、スキャンスピードを大幅に向上できる。また、自動両面プリントにも両面同時スキャンにも対応している。出力や書類の電子化、両面コピーなどでプリントワークを効率化するとともに、紙資源の節約によるコストダウンも期待できる。

プリンターの性能は日進月歩で、ここで紹介した製品のように、業務の効率を大幅に向上してくれるものが生まれてきている。現状の機材に不満を感じたら、ぜひリプレースをご検討いただきたい。

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