レッドハット社による『Red Hat Linux 7.1/7.2/
7.3/8.0』のサポートが2003年12月31日で終了し、なおかつ、レッドハット社がリリースしている最新版の『Red Hat Linux
9』は2004年4月でサポートが終了する予定だ。しかし、テンアートニが提供する「Red Hat Linuxアップデートサービス」に加入すれば、その不安は解消される。レッドハット社におけるディストリビューションのサポート終了後から3年間、テンアートニがレッドハット社に代わってErrataのアップデートファイルを作成し、利用者に継続的に提供する。これにより、現在使用している『Red
Hat Linux』を2004年以降も安心して利用できるので活用していただきたい。
『VirusShoot for EasyNetBox』は、ゲートウェイ型のウイルス対策ソフトを搭載したインターネット・アプライアンスサーバで、インターネットの出入り口でウイルスをブロックし、社内LANを守る。Sophos社のエンジンを採用したウイルス対策ソフト『VirusShoot』をバンドルし、メールサーバでEメールを受信する前に添付ファイルを含めたウイルスチェックを行い、本来の宛先に転送する。「インターネットサーバを導入して、ウイルス対策の手間や費用をかけずに行いたい」というユーザにはまさに最適だ。
また、『EasyNetBox』と同様に、サポートオプションの「Remote Support Service」を利用すれば、セキュリティパッチ自動更新、不正アタック検知、機械故障監視のサービスも利用できるので管理工数も軽減する。
■VirusShoot for EasyNetBox
■『VirusShoot for EasyNetBox』価格
『Mail2u for EasyNetBox』は、ゲートウェイ型同報配信ソフトウエア『Mail2u』を搭載したアプライアンス型メールサーバで、メール配信管理機能を備え、ユーザの配信作業を強力にサポートする。さらに、投資効率の高いマーケティング手法であるEメールを活用したメールマーケティングを簡単・確実に実現することができる。
『Mail2u』を使えば、約10分で数千人の顧客にメール配信することが可能で、電話やFAXによる送信に比べて飛躍的な時間短縮となる。また、URLをクリックした見込み客へ電話やDMでフォローするなど、効果的なコミュニケーションミックスが可能で、自社サイトのURLをメールに書き込むことによって、EメールからWebサイトへの直接的な誘導も行える。さらに、ウイルスの一番の感染源である添付ファイルを送信しないので、ウイルスメールの過失配信のリスクも軽減する。
機能面も充実しており、メール同報配信機能に加え、エラーメール自動再送信機能、配信結果レポーティング機能、誤配信防止機能、予約配信機能などを備えている。
『EasyNetBox』のハードウエア2台と『Mail2u SS』(宛先件数5,000件まで)を含め、価格は113万6,000円。大量のメールを一括配信したいというユーザにはお勧めだ。
■『Mail2u for EasyNetBox』構成例
現在、インターネット利用の安全性を確保するために、強固な認証システムの構築が求められている。そのためには、多くのユーザが容易に証明書を発行できるソフトウエア環境が必要になる。『CertWorker
for Linux』は、そうしたニーズに応える電子証明書ソリューションで、電子政府・自治体で標準的な認証方式であるデジタル証明書をユーザに安価に提供し、わかりやすいユーザインターフェイスによって証明書発行者の運用の手間も軽減する。
具体的には、『CertWorker for Linux』を導入することによって、次の5つのセキュリティ対策が実現される。
・情報漏洩防止(機密性確保)
第3者によるデータの盗難を防止し、万一盗まれた場合でも悪用を阻止し、機密性を確保する。
・改ざん防止(安全性確保)
データへの無許可のアクセスを防止し、データ改ざんを検知し、安全性を確保する。
・否認防止(責任追及性確保)
「データを送信していない」という送信者の否認と、「データを受信していない」という受信者の否認を防止し、責任追求性を確保する。
・なりすまし防止(本人性確保)
ユーザ認証を行うとともにリプレイを検知し、なりすましを防止する。
・取引先の特定防止(匿名性確保)
取引を行った人物のプライバシーを守り、匿名性を確保する。
『CertWorker for Linux』は、Webアクセス、Eメール、リモートアクセス、無線LANなど、さまざまな方法で活用できる。例えば、Webアクセスを利用する場合は、WebサーバとWebクライアントが事前に相互認証を行い、互いの証明書を交換して暗号化通信(SSL)を行う。これにより、インターネットショッピングや会員専用サイト、Webメールなどを安全に利用できるようになる。
なお、『CertWorker for Linux』は、Standard版とEnterprise版があり、それぞれの証明書有効期限は3年と無制限、証明書発行枚数は500と2,000になっている。