BPNavigator to GO - ソフトウェアライセンス

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2004年3月時点の情報を掲載しています。

コストの削減と製品管理を容易にするライセンス＆サポートプログラムオープンライセンスプログラム（OLP）マスターライセンスプログラム（MLP）

コンピュータ・アソシエイツ株式会社（以下CA）の提供するライセンスプログラムは、シンプルでコストパフォーマンスに優れる購入手段だ。CAではライセンス販売プログラムの対象となる商品に対してOLPとMLPという2つの購入手段を用意している。また、ライセンス提供だけに留まらず、製品にサポートプログラムをセットにした『コンボパック』や、ユーザがサポート内容を自由に選択できる『チョイスサポートプログラム』など、判りやすいライセンス提供＆サポート体系が特徴となっている。

ユーザと販売店双方にメリットをもたらすシンプルなライセンス提供プログラム

　CAの提供するライセンス提供プログラムは、製品の導入規模により２種類存在する。それぞれ初期導入時の購入条件が異なるもので、中小規模向けのライセンス提供プログラムである『オープンライセンスプログラム（OLP）』と、大規模導入顧客向けの『マスターライセンスプログラム（MLP）』のふたつが相当する。
　ユーザがこれらのプログラムを利用するメリットは、第一に、パッケージ製品を大量に購入するのと比較した場合、購入や管理にかかるコストを大幅に削減可能な事が挙げられる。また、ひとつのライセンスキーで複数（購入した本数）分のインストールができるので、製品の登録や管理を容易にし、追加購入の際もライセンスを追加するだけで、簡単に製品の追加や管理が可能になる事などが挙げられるだろう。
　一方、販売店にとってもライセンスプログラムを扱うことにより、パッケージを扱う際の在庫やストックローテーションが不要になり、在庫管理が容易になる。同時に納品の際、送り先の指定が可能になるため、流通コストを削減することもできるだろう。また、メーカーとエンドユーザのリレーションを確立することで、各種の商品やサービスに関する情報を継続的に提供する事ができるので、結果として販売店のビジネスチャンスを広げることが可能となる。

　『オープンライセンスプログラム（以下、OLP）』は、中小規模の製品導入に最適な、シンプルで扱いやすいシステムを採用している。OLPを利用する際は、まずライセンスを提供している製品を確認する。その際、対象製品にはポイントが割り振られているので、ユーザはOLP適用の要件である、「初回オーダー時の40ポイント分の製品購入」という条件を満たすことで、それ以降2年間OLP価格によるディスカウントやOLP特典を受けることができるようになる。比較的中小規模の導入ケースでも利用しやすいように、ディスカウント内容や必要ポイントが設定されているので、対象となる製品を導入する際は検討してみると良いだろう。

大量導入企業向けに大幅ディスカウントを提供『マスターライセンスプログラム（MLP）』

　大量にソフトウェアを導入する企業向けに、より大幅なディスカウントプログラムを提供する購入方法として、『マスターライセンスプログラム（以下MLP）』が用意されている。MLPは初回オーダー時に、対象となる製品に関して1500ポイントの最小購入要件をみたす事で、以降2年間MLP価格によるディスカウントやMLP特典を受けることが可能になる。MLPは、OLPよりもコスト効率が高く、大規模な環境を有する組織のために用意されており、ソフトウェアの購入、導入、保守、アップグレード、維持管理に関して、大幅なコスト削減を実現するだろう。

　製品のライセンス購入に留まらず、これらのライセンスプログラムが適応されることによりユーザは、メンテナンスやサポートが割安セットになった『コンボパック』を購入することが可能になる。
　『コンボパック』とは、１年間、または２年間の期間で提供される、製品のテクニカルサポートと製品アップグレードの提供サービスで、契約期間中は、営業時間内の電話によるテクニカルサポートの提供や、購入製品のバージョンアップ製品が発売になった際でも、追加料金の必要なく製品の最新バージョンを入手可能になる、といったサポートを提供する。それぞれ個別に契約、購入するよりも割安に提供されるので、コスト面はもちろん、より充実したサポートを受けられることにより、製品の運用面についてもより安心して利用することができるだろう。

■ ライセンスプログラム購入の手順

　CA の提供する『チョイスサポートプログラム（以下CSP）』は、ユーザの要求に応じた多様なサポートオプションを選択可能なサポートプログラムだ。
　CSPの内容は、大きく分けて無料のものと有料のものの2種類が用意されている。
　無料サポートは主に、CSP対象製品のインストール後、正常に起動するまでの範囲内で制限なくサポートを受けることができる、という内容で提供される。具体的には、「無償eメールサポート」というプログラムが用意され、CA認定のテクニカルサポートエンジニアがeメールで質問を受けつける。無償eメールサポートの範囲内であれば、質問の回数や期間による制限は一切なく、eメールで質問することが可能だ（但しミッションクリティカルな問題へのサポートは対象外）。

ニーズに合わせて4段階提供されるきめ細やかな「有償サポート」サービス群

　一方、有償サポートサービスでは、必要の頻度や内容によって、４種類のサポートサービスを用意している。詳細は下表を参照して頂きたいが、大まかに分類すると、サポートを受けられる回数（インシデント単位によるサポート権利の購入）、もしくは期間（インシデント数無制限で１年または２年間のサポート）、サポートを受ける為の手段（電話やＷｅｂやeメールなど）などの内容が異なっている。ユーザの抱える環境や管理する人員など、導入する現場の状況や予算に合わせてサポート内容を選択できるので、現場の必要に応じた利用が可能になり、TCOの削減や、製品運用の安定化などに有効だ。

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