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2004年9月時点の情報を掲載しています。
ジャストシステムは、法人や官公庁、および教育市場向けに3タイプのライセンス購入製品『J-License』を用意している。法人や官公庁向け製品ではライセンス数が増えるほど製品単価が安くなり、教育市場向け製品も予算が取りやすいように低価格を実現。どちらも優れたコストメリットをもたらす。そのうえ、1年間の無償サポートをはじめ、国内ベンダーの強みを活かし、お客様第一主義を実践する充実したカスタマーサービスを展開し、サポート面でも多大なメリットをもたらしてくれる。
『J-License』は、ジャストシステム製品をパッケージではなく使用権(ライセンス)で購入するサービス製品で、必要本数分だけ購入して運用できる。『J-License』には、法人や官公庁向けラインナップと教育市場向けラインナップが用意されている。法人や官公庁向け製品は購入数に応じてポイントが加算されるので、継続的に購入することにより安価にジャストシステム製品を入手できるのが大きな利点だ。また、『J-License』で購入すると、クライアントごとにシリアルナンバーやユーザーIDを登録することなく、ライセンスナンバーで一元管理できるので、システム管理者の負担を軽減できるメリットもある。具体的には、以下の3タイプの『J-License』を提供している。
●小規模向け「JL-Standard」
「JL-Standard」は、まとまった数のソフトウェアを一括購入する企業を対象とした製品で、導入本数が多いほど、より安価に製品を購入できるメリットがある。「JL-Standard」には、ポイントに応じて安くなる5つの価格テーブルが用意されており、ライセンスを購入するたびにポイントが加算され(「一太郎2004」の新規購入で2Pなど)、その累計ポイントに応じて1ライセンスあたりの購入価格が安くなる。部署単位で『J-License』を購入する場合でも、会社全体のポイントとして換算されるので、企業内での導入数が増えると、全体の価格テーブルが、より安い価格テーブルへと移りやすくなる。購入条件は特に制限がなく、ライセンスは1本からでも購入できるので、特に中小規模の企業に適している。
●大規模向け「JL-Excellent」
「JL-Excellent」は、ソフトウェアの大量導入を計画している企業や官公庁を対象とした製品である。ライセンス価格は、ジャストシステムと「JL-Excellent契約」を結び、2年間に導入を予定している製品の総ポイント数に応じた価格テーブルによって決定する。また、2年間の契約期間中は、「JL-Excellent」の対象になっているすべての製品を、決められた価格テーブルで購入できる。購入条件は、2年間の予定ポイント数が1,000ポイント以上(『一太郎』新規購入の場合は500本以上)となるが、ポイント数は累積されていく。例えば、初年度に1,000ポイントの契約を行い、2年後に再び1,000ポイントの契約を結んだ場合は、合計2,000ポイントとして換算される。つまり、継続契約することにより、1ライセンスあたりの単価をさらに安くすることが可能になる。ただし、価格テーブルの上限は10,000ポイントに設定されている。
●教育向け「JL-Education」
「JL-Education」は、教育用特別ライセンスで、価格テーブルは均一となる。対象となるのは、教育・教務目的でソフトウェアを大量導入する教育委員会や公共機関、幼稚園、小・中・高等学校、大学、高等専門学校、盲学校、大学院、さらに授業・講義の形で教育を行う目的で設立された教育施設で、教務目的だけの利用も可能。もともとジャストシステムは、企業ポリシーとして、教育分野への貢献に積極的に取り組んでおり、「JL-Education」によって予算が取りやすい低価格を実現し、教育市場でのシェア拡大を推進している。
また、複数の対象製品を1年間で100または200ライセンスまで利用できる「JL-Education Master」も用意している。契約期間中の製品のバージョンアップはすべて無料。基本的に1学校単位の契約となるが、教育委員会で複数校を取りまとめて包括契約を結ぶこともできる。複数年契約も可能なので、PCのリプレイスに合わせて導入すると効果的だ。
ジャストシステムでは、あえて3タイプのシンプルなライセンス形態を採用することにより、パートナー企業が販売しやすいように配慮している。ライセンス形態が複雑だと覚えきれなく、お客様に理解してもらうまでに無駄な時間や手間がかかってしまう。その点、シンプルなライセンス形態であれば、製品説明に時間を費やすことが可能になる。その意味では、「シンプル イズ ベスト」のライセンス形態を実現している。
さらに、カスタマーサービスが充実している点も、『J-License』の大きな特長だ。『J-License』を購入してから1年間は、無料でサポートを受けられる。さらに、ライセンスを追加購入すれば、そのときから1年間無償サポートが延長される。しかも、無償サポートの対象は、これまで購入したすべての『J-License』製品が対象となる。その際、『J-License』専用のメールアドレスや電話番号、FAX番号を用意し、ユーザーや販社から寄せられた質問は、基本的にその日のうちに回答するように努めている。実際、メールに関しては、これまで10年間実践しており、しかも、すべてオリジナル文章で返事を書いているという徹底ぶりだ。他社には真似のできない充実したサポートサービスを実践している。
また、技術的に難しい質問は、実際に製品を開発した担当者と直接連絡を取り合い、的確な回答を行っている。この点は、国内に開発拠点がある国内ベンダーならではの強みであり、そのサポートサービスは、エンドユーザーから高い評価を得ている。
お客様第一主義のサービスは、『J-License』の使用許諾契約書にも反映されている。例えば、インストール用に1枚だけ作業ディスクを購入し、それを一時的にサーバにインストールして作業が終われば削除することを前提に、ネットワーク経由で各クライアントに配布することができる。また、特定の一人のみが使用するパソコンであれば、同時に起動しないことを条件に、1ライセンスで複数のパソコンにコピーして利用できる。こうした顧客本位のサービスは、『J-License』のサポート窓口に寄せられてくる要望を反映したもので、エンドユーザーがなるべく使いやすいように配慮している。
また、『J-License』製品の最新モジュールも『J-License』ユーザー専用のサイトを用意し、ダウンロードできるようにしている。さらに、モジュールが追加された場合は、ユーザーにメールや『J-License』のホームページで告知し、希望者には、最新のモジュールが組み込まれた作業ディスクを無償で送付している。しかも、メールを受け取ったその日のうちに配送できる体制を整えており、そのフットワークの良さは、お客様第一主義を貫くジャストシステムならではの特長といえるだろう。
『J-License』のサポートサイトでは、エンドユーザーはもちろん、販売パートナーからの問い合わせにも応じているので、一度アクセスしてみてはいかがだろうか。
■ JL-StandardとJL-Excellentの製品形態
■ JL-StandardとJL-Excellentの購入区分別の価格例(『一太郎2004』)
■ JL-Educationの新シリーズ ・JL-Education Masterの種類と契約内容
お問い合わせ先
ご購入の前のご相談を下記にて承っております
●インフォメーションセンター
東京 TEL:03-5412-3939
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●J-Licenseの製品紹介
http://www.justsystem.co.jp/license/
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