昨年はアベノミクス効果で円高が解消され、景気が大幅に回復しつつあります。製造業や建設業をはじめとして、大企業から中小企業まで業界を問わず各企業の業績が伸び、市場が様変わりした印象です。それに加え、今年4月にサポートが終了するWindows XPのリプレース特需という追い風もありました。企業のIT投資が増大したため、パートナーの皆様にとっても、昨年は実りの多い一年だったのではないかと思います。
ただ今年4月には消費税が8%に増税し、企業のIT投資がいったん落ち込むと不安視されています。Windows XPからのリプレース需要も落ち着きつつありますが、2015年7月にはWindows Server 2003のサポート終了が控えております。今年は、Windows Server 2012へのリプレースがパートナーの皆様にとっても大きなビジネスチャンスとなります。
サーバのリプレースは、いわば今年の営業活動のキーワードです。Windows Server 2012をきっかけとして、パートナー様には、他のIT製品やサービスをご案内いただく機会が増えることと思います。
私たち大塚商会は、コピー機販売から始まり、ハードウェア、ソフトウェア、SI、サービス&サポートの充実、さらに文具や生活用品、そしてオフィスサプライなどに商材の幅を拡大して参りました。また、弊社には幅広い商材をカバーして総合的な提案ができるスタッフも潤沢にそろっております。このように大塚商会は50年以上にわたり、数々の販売ノウハウを蓄積してまいりました。2014年も大塚商会をご活用いただき、パートナー様のビジネスにお役立てください。
大塚商会はただ製品・サービスを安く売るだけのコスト・セールスにとらわれるつもりはありません。弊社では製品・サービスを単に販売するだけではなく、ノウハウ・経験則からソリューションを生み出せる人材を育成してきました。
たとえば、大塚商会は業界に先駆けて、9年前から節電ビジネスに先行投資をしてきました。長年、蓄積されてきたその販売ノウハウのおかげで、東日本大震災以後に生まれた節電ビジネスの市場にうまくマッチすることができました。それはただ単純に、LED照明への切り替えや「電力の見える化」だけではありません。スマートコンセントや無線スイッチ、省エネに特化した最新PCへのリプレースなど、お客様の状況に合わせた節電提案が可能になりました。
私たちのこういった販売ノウハウの蓄積は、セキュリティからIPv6化対策まで多岐にわたります。CS事業を充実させ、お客様の希望を追求したソリューション・セールスを徹底する。そういった「売りっぱなし」では終わらない姿勢が、お客様の心をつかみ、次のビジネスチャンスにつながると私たちは考えております。
昨年、弊社の営業マンからこんな話を聞きました。いつものようにお得意先を伺ったら、お客様のほうから「大塚商会さん、何か手伝えることはないかな?」と尋ねられた、というのです。試しに他の営業マンにも話を聞いてみたところ、同じような経験をした社員が何人もいました。
ご存じかもしれませんが、私は常日頃から、大塚商会はお客様にとって「街の電気屋さん」のような存在でありたい、と考えております。困ったことがあれば、いつでも大塚商会に気軽にご相談していただける。お客様とはそんな関係性を築けるよう心がけてきました。ですので、お客様からの「何か手伝おうか?」というお言葉は、私たちの掲げた目標が皆様にも浸透していることを実感させていただきました。私たちの仕事ぶりが「街の電気屋さん」に一歩でも近づけたのも、パートナーの皆様からのご支援の賜物です。今年も、例年以上に初心に戻り、お客様の「困った」を解決していきたい所存です。そのためにはパートナーの皆様と手を取り合って、互いに助け合い、共に成長できればと思っています。
今後もお客様と共に、お客様の目線で、午年らしく大躍進の一年にするべく、BP事業部はより精一杯努力いたしますので、今年もより一層のご愛顧を賜りますようにお願い申し上げます。
New Year Opinion 2014、「次の一手のための布石となる重要な年パートナー様へのサポートを徹底します」はこちら
|