昨年は、Windows XPのリプレース需要と消費増税前の駆け込み需要という2つのビジネスチャンスで、パートナーの皆様におかれましても好スタートできたのではないでしょうか。業界全体が特需に沸く一方で、他のディストリビューターが相次ぐ大量の受注に対応しきれなかった場面でも、パートナー様とともに、エンドユーザー様のニーズを的確にフォローでき、新しいお客様との取引開始につながった一年でもあったと思います。
さて、2015 年7月にサポートが終了するWindows Server 2003のリプレースは、大きなビジネスになると期待しています。そのほかにもIPv6に対応した機器の導入やサービス&サポート需要も増えると予想しています。
また、今年中にWindows 10がリリースされます。Windows 7のメインサポートが終了し、いまだに残るWindows XP搭載PCのリプレースとあわせて、ご案内を継続しなければなりません。タブレットの活用と一緒に、お客様にご提案する機会も増えることと思います。
その一方で、昨年の特需の反動と、今年10月に予定されていた消費増税の先延ばしによる買い控えで、企業のIT投資鈍化も懸念されます。しかし、このような環境だからこそ、付加価値の高いソリューション・セールスが重要になってきます。2015年も、大塚商会は幅広い商材と提案力の高い人材でパートナー様のビジネスをサポートいたします。
大塚商会は、複写機の販売から始まり、ハードウェア、ソフトウェア、SI、サービス&サポートの充実、さらに文具や生活用品、そしてオフィスサプライまで、多種多様の商材を取り扱っています。
これらの商品やサービスを遅延なくご提供するために、昨年は8月に都内ベイエリアに大型の物流センターを開設しました。このセンターはIT機器関連商材の全国的なハブ機能も備えているため、日本中のお客様へ必要な商材をいつでも届けることができるようになりました。
この物流センターは、当社取り扱いのLED照明を約6,000個利用し、CO2換算で年間約190トンの削減効果を見込める省エネ設計となっております。また、ネットワークの二重化など最新のBCP機能も完備しており、センター自体が、ソリューション・セールスのモデルケースとなっています。
大塚商会が取り扱う商材の多さ・販売ノウハウの蓄積に加え、在庫の豊富さは、パートナー様がエンドユーザー様にご提案できるソリューションとしてご活用いただけます。
パートナー様とともに商材を販売するからこそ相乗効果が生まれ、各ベンダー様との値下げ交渉が可能になります。このスケールメリットをパートナー様にご活用いただき、さらなるビジネスの拡大にお役立てください。
今後は、新しくお取引の始まったお客様に大塚商会ならではのサービスをご案内し、お客様のニーズに寄り添ったご提案を徹底することで、パートナー様とともに成長してゆきたいと考えております。
大塚商会は、お客様にとって「街の電器屋さん」のような存在でありたいというスローガンを掲げております。パートナー様がエンドユーザー様から「オフィスでのお困りごと」を相談された場合に、いつでもすぐに取り組めるよう心がけ、積極的なソリューションを提案できる「攻めのIT」の姿勢を目指していきます。そのためには、パートナーの皆様のご協力が必要不可欠です。
未年らしく、私たち大塚商会はパートナー様と一丸となって、お客様にお役に立ちたいと考えております。BP事業部も例年以上にサポート体制を強化いたしますので、今後ともより一層のお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
New Year Opinion 2015、「好材料を見逃さないサポート体制で大塚商会がパートナー様のビジネスをお手伝いいたします」はこちら
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