2014年を振り返りますと、企業のIT投資にとって、大きな潮目があった年でした。特需に沸いた上半期は、エンドユーザー様からの膨大なニーズに対して、パートナー様は、いかにスピーディーに対応するかが重要でした。一方、下半期は、パートナー様の積極的なソリューション提案が案件の獲得につながりました。
このような急激な市場の変化に対応でき、無事に一年を終えることができましたのも、ひとえにエンドユーザー様とのコミュニケーションを密にしてくださったパートナーの皆様のおかげです。
2015年は、Windows Server 2003の切り替えやWindows搭載タブレットの需要拡大が期待されています。これらの案件は、単なるハードウェアの置き換えだけでなく、SIサービスの提供が不可欠です。そのほかにもクラウドサービスの導入もますます活気づいてくるでしょう。Office ソフトやAdobe製品に代表されるアプリケーションは、パッケージ販売からクラウドサービスを利用するライセンス販売へと移行が進んでいます。
今後は、クラウドサービスの活用とオンプレミスへの投資をうまく組み合わせたIT環境の構築提案が必要となり、パートナー様の提案力が活かされる年になるかと思います。
そして、今年は10月から始まるマイナンバー制の導入や2020年の東京オリンピックの準備など、新しく始まるIT投資も本格化します。我々にとっては好材料に恵まれた一年になると予測しています。
このような背景の中で、多彩な商材やソリューションの提供はもちろん、他のディストリビューターとは一味ちがう付加価値サービスを組み合わせることが、ビジネスの拡大につながるのではないでしょうか。
BP事業部では、パートナー様とともに、エンドユーザー様にご提案できるサービス&サポートに力を入れて参りました。今年はとくに次の2つの取り組みでサポート体制を強化していく所存です。
まずは、システム面での強化です。2015年1月から、「たのめーる」が全面リニューアルします。それに合わせてパートナー様の専用サイトであるBPプラチナの刷新を予定しています。パートナー様にとって、より使いやすく、よりエンドユーザー様のニーズに合った商品提案ができるシステムの登場にご期待ください。
そして、社員教育の徹底です。今年は、ソリューション・ビジネスをテーマにした社内研修を行い、さらにCS(顧客満足度)の向上を目指します。例えば、社員の顧客対応力を向上させるカリキュラムを実践し、エンドユーザー様のご要望を的確に理解できる人材育成に努めます。このスタッフたちは、パートナー様のビジネスのお力になれるはずです。
このように大塚商会は2015年も、パートナーの皆様と手を取り、エンドユーザー様のニーズにお応えできるよう、商材とソリューションの幅広い選択肢をご用意いたします。旧年同様、積極的なビジネスに努めてまいりますので、本年も大塚商会BP事業部をどうぞよろしくお願いいたします。
New Year Opinion 2015、「大塚商会は商材の豊富さと全員参加のソリューション・ビジネスで「攻めのIT」をサポートします」はこちら
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