2019年は、Windows PC、サーバーの入れ替えから元号変更の対応、消費税率の引き上げ、軽減税率の導入対応と、解決しなければならない課題が山積しています。大塚商会は、お客様の課題をご要望に応じて、また、お客様の利益となることを第一に、オフィスソリューションをご提案してまいります。
2018年は、個人消費が持ち直し、雇用情勢が改善されたこともあり、穏やかな景気回復がみられました。こような状況の中で、パートナー様のビジネスは、Windows PCのリプレイスを中心に手堅く推移しました。2019年は、引き続き、Windows PCはもちろん、Windows Server 2008/2008 R2のリプレイス提案の好機を逃さないよう積極的にパートナー様をサポートいたします。
その一方で、少子高齢化による労働力の減少は、ますます深刻化しています。近年、すべてのお客様の共通の課題である労働力不足を解消するために、さまざまな『働き方改革』についてご提案してまいりました。この『働き方改革』の推進はAI、IoTなど新しい技術の力を借りながら、お客様が必要とするソリューションへと具体化されています。
中でも労働不足解消の切り札ともいえるRPA(ロボットによる業務自動化)によるオフィスの自動化ソリューションの実用化が進み、今後のトレンドになると予想しています。既に大塚商会のサポートセンターでは、RPAによる業務の自動化や、チャットボットによる顧客対応の取り組みを実践し、大幅な業務改善効果を生み出しています。
また、5月には元号の変更があり、秋には2年間延期されてきた消費税率の引き上げ、同時に軽減税率の導入が予定されています。これらの対応は、小売業だけでなく全ての業種業態に対応が必要な課題です。
大塚商会は、新しい技術をいちはやく自社に取り入れて検証し、お客様が必要とするソリューションとしてご提案してまいりました。また、必要な法整備への対応についても積極的に導入・検証しています。こうした社内で実証済みのメリットやデメリットなどをノウハウとして蓄積し、パートナー様がソリューションとしてご提案できる準備を進めていますので、どうかご期待ください。
大塚商会の「お客様のオフィスの生産性向上と経費削減に貢献する」というコンセプトは、20年前から一貫して変わっていません。技術が進化し、取り扱う製品が変わっても、20年前から、コピー機とPCを連動させたドキュメントソリューションを業界に先駆けて提案しています。
昨年は、「オールフロントでソリューションを活かし、信頼に応える」をスローガンに掲げてスタートしました。この取り組みにより、営業部主体体制にシフトし、営業力をさらに強化しています。各部門の専門領域の垣根を取り外し、一丸となってパートナー様とソリューションをご提案してまいりました。
営業担当者にとっての重要なポイントは、「コミュニケーション」を増やすことです。一見、無駄に思えるようなさりげない会話から、お客様が抱えている課題が徐々に見えてきます。それによって、将来の見込み顧客が何倍も増えていきます。そして、タイミングよく、お客様の課題を解決するソリューションを提案していくことでビジネスが大きく広がります。
そのためには、単体売りの価格競争ではなく、お客様の課題を丸ごと解決するソリューションを提案することが大切です。例えば、PCの販売は、数年に1度の取引にしかなりませんが、サーバーを含むネットワークの整備やセキュリティ機器の見直し、オフィスソフト、クラウドサービスの導入検討、オフィスサプライの採用検討といった多岐にわたる商材の提案を継続的に行えれば、絶え間なくお客様と取引ができるかもしれません。
大塚商会は、オフィスに必要なあらゆる製品を取り揃え、生産性向上と経費削減を丸ごと支援できる強みがあります。メーカーや製品に縛られることなく、パートナー様が望まれる製品やサービスをワンストップで提供できることが強みです。これらの強みをパートナー様の営業ツールとしてご活用ください。
本年もエンドユーザー様のオフィスの課題を解決するために、大塚商会BP事業部とともにご尽力いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
New Year Opinion 2019、「2019年もパートナー様と一体となって
最新技術を用いたビジネスの拡充に努めます。」はこちら
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