大塚商会の販売最前線からお届けするセールスノウハウマガジン「BPNavigator」のWEB版です。
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2008年5月時点の情報を掲載しています。
携帯電話は今や、電話をかけるだけではなく、メール、Webサイト閲覧などさまざまなシーンで活用できるツールとなりました。
たとえば、社内にある顧客情報や案件情報などのデータベースに、携帯電話でアクセスできるようにすれば、社員間で情報が共有でき、業務の成果を高める効果がでてきます。この場合、パケット通信料が気になるところですが、携帯によっては「無線LAN」の機能を搭載した機種もあり、社内での通信時にはパケット通信料がかからないものも出てきています。
業務効率を高める上で、多くの企業が社内ネットワークで活用しているアプリケーションとして、グループウエアがあります。外出時にもノートPCからアクセスできる点で、一層効果を発揮できます。
これを携帯電話から接続できるようにすると、ノートPCにおいて要していた起動から接続までの時間などが不要になり、生産性が向上します。また、外出先でメールを確認でき、重要な連絡などを逃さずに済むようにもなります。スケジュールへのアクセスができることで、外出先から会議の設定もできます。承認・決裁のワークフローの処理もスムーズに行うことができ、顧客満足度の向上にもつながるなど、さまざまなメリットが得られます。
一般的なグループウエアであれば、このような携帯電話と連携したサービスは提供されていますが、中小企業が導入するにあたって、頭を悩ますのが「導入コスト」です。これは、ASP型のサービス形態になったものを導入することで、比較的コストを抑えることが可能です。a u のサービス「Business EZ」は、無料で「スケジュール」や「業務報告」の書き込みや確認ができ、最大100人までのメンバー間で情報共有が可能となる本格的なサービスを提供しています。
コスト面のほかの問題点としては、スケジュール管理をする際に携帯電話の画面が小さいため、PCに比べて一度にディスプレイ表示できる情報が少なくなり、画面表示に操作の手数が増えます。またメールの送受信においては、ボタンが小さく、数が少ないので変換に手間がかかるなど携帯であるがゆえのデメリットもあります。
こうした運用上のメリット、デメリットを加味し、ノートPCの使用が困難な際には携帯電話を活用して情報を共有するなど、2つのツールを融合した導入がポイントになります。
【IT導入指南】
・第2回 システム開発の生産性が最も高い意外なツール 【Vol.37】
・第1回SaaS導入のポイントはコストとリスクマネジメント 【Vol.36】
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