2010年6月17日、ベータ版で高評価を得ていたMicrosoft® Office 2010が発売された。エンドユーザ様にとって、「OfficeはPCにもとから入っているもの」という認識が強い面もあるが、Office 2010の販売活動を通じてExchange Server 2010やSharePoint® Server 2010への展開も可能なため、積極的にご提案いただきたい。さらに、パートナー様の単価向上につながる、大塚商会の教育サービスも併せてご紹介する。 |
ビジネスの効率化をサポートする数多くの機能を備えたOffice 2010。そのユーザ数は全世界で約5億人にものぼる。マイクロソフトでは、ユーザから得たフィードバック情報をもとに、あらゆる機能の見直しを図り、スピーディかつグローバルな経済状況に対応できるビジネススイートとして、Office 2010をリリースした。
Office 2010は、以前のどのバージョンのOfficeよりもベータ版ダウンロード数が多く、期待の大きさにたがわぬ高評価を得ている。マイクロソフトによるOffice 2010ベータ版利用者へのインタビューによると、軽快な操作感から約8割のベータ版利用者が、友人や同僚にOffice 2010の利用をすすめたという。特に、Excel® 2010で強化された分析機能は中小企業の経営者から好評で、「これまで売上が見えなかった部分がサポートされた」という声もある。
また、Office 2007から搭載されたリボンユーザインターフェース(リボンUI)がカスタマイズ可能となり、「初心者でも簡単に使いこなせるようになった」と好評だ。同じくOffice 2007のOfficeボタンはファイルタブへと変更。バージョン管理や共有設定といったファイル操作機能、印刷機能が大きなボタンとしてわかりやすく配置され、ユーザの意見が数多く反映されていることが感じられる。
では、Office 2010を中小企業が導入する具体的なメリットはどこにあるのだろうか。マイクロソフトは、Office2010の3つのプロダクトメッセージとして、「やりたいことを、もっと早く」「今いる場所が、使える場所に」「ひとつ上の共同作業を実現」と表現している。Word、Excel、PowerPoint®といった製品では、Webブラウザからでも編集可能な機能を備えたため、企業は、Office 2010を導入するだけで、海外企業との迅速な取引や、離れた拠点でのチーム作業・コミュニケーションを、互換性を気にすることなく簡単に実現できる。
さらに、ビジネスコラボレーションプラットフォームとして引き合いが増加しているSharePoint 2010を併せて導入することで、Officeで作成したドキュメントを効率よくビジネスに利用できるうえ、コンプライアンスを遵守したコンテンツ管理を行うことが可能だ。また、ライセンス認証の方法は従来と変わり、各従業員にOffice 2010の認証キーを知らせずにアクティベーションできるようになっている。
BP事業部主催のOffice販売セミナーを開催しました
2010年6月14日、大塚商会BP事業部では、「Office 2010提案のススメ」として、パートナー様限定のOffice販売セミナーを開催。前バージョンからの変更点とOffice 2010の新機能を中心にOffice 2010の販売ノウハウをご紹介。さらに、販売単価向上につながる大塚商会の教育サービスについてもご案内のうえ、すぐに活用できるOffice 2010販売ツールセットも配布され、密度の濃いセミナーとなった。
続き「Office 2010の販売シナリオ」は本誌をご覧下さい。 |
もっとも関連性の高いコマンドが表示されるリボンUI
■認証キーの流出を防ぐ2種類のライセンス認証方法
■ 販売機会が豊富なOffice 2010
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