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第2特集 ビジネスチャンスを掘り起こす! 新コミュニケーションソリューションの可能性
2013年9月時点の情報を掲載しています。

業務改革やワークスタイルの変革がIT投資のキーワードになる中、ERPシステムやクラウドベースのシステムに興味を示し、検討している企業は少なくない。しかし、企業が使えるIT投資には限りがあり、コスト面で先送りにしたり、断念するケースも多いことが考えられる。このような場合は、エンドユーザ様の業務を理解し、分析することで、よりコストメリットが高く、斬新で効率のよいアイデアを提案することで、信頼を得たり、今後の受注につながる可能性が高くなるだろう。今回は、よりエンドユーザ様が受け入れやすい営業提案として、最新のビジュアルコミュニケーションツールの活用方法を紹介したい。


TV電話やWeb会議として基本的な利用はもちろん、新しいコミュニケーションツールとして提案したい!

最新テクノロジーを活用できるWeb会議システムの世界
 従来のWeb会議システムは、大型の専用機を導入し、導入・運用コストがかかるにも関らず、画質も悪く、通信回線の影響や機器の制限で利用する場所が限られていることが一般的だった。しかし、現在のWeb会議システムは、インターネット回線のブロードバンド化によって、PCやスマートデバイスで利用することができ、場所や時間を選ばずに話し合いたいときにすぐに会議を行える。従来は、Web会議を行うことを予定して場所を予約しておく必要があったが、現在は自分のデスクで複数のさまざまな場所にいるメンバーと話すことができるのだ。
 さらに、ここ数年では、クラウドとモバイルデバイスの組み合わせによって、Web会議システムはさらに進化している。クラウドでWeb会議システムを利用できるので、オンプレミスのサーバを用意する必要がなく、導入・運用コストを気にせずに必要な分だけ利用できることはエンドユーザ様にとっての大きなメリットだ。
 例えば、毎月定期的に地方の責任者が本社に集まる会議や、地方都市の企業と定期的に会合することを考えれば、その交通費だけでWeb会議を利用することができる。さらに移動時間という人的コストも削減できると考えれば、提案する価値のあるサービスだ。
 モバイルデバイスを活用できるクラウド型のWeb会議システムも充実しているので、さらに時間や場所を選ばずに会議が行える。移動中の時間を利用して、社内のメンバーと進捗状況の確認や、病欠などで出社できない責任者が部下に指示を出すときなど、映像と音声でコミュニケーションが取れるWeb会議システムの活用シーンは大きく広がっている。全国で店舗などを展開している企業では、副次的な効果として、店舗が災害に遭った際の安否確認と被害状況把握のためにクラウド型のWeb会議システムが活用できると考えているケースもある。
 もちろん、非常に大規模にシステムを導入する場合や、バックエンドのシステムと何らかの連携を行う必要がある場合などでは、オンプレミスのシステムを提案する必要はあるが、多くの企業の場合は、必要な分だけ利用でき、初期費用がかからず、比較的安価な月額費用で、いつでもどこでも利用できるクラウド型のWeb会議システムのほうが適しているはずだ。
 企業によってケースは異なるが、コストをかけずに業務効率を向上させる1つの手段としてクラウド型のWeb会議システムをお勧めし、どのような使い方ができるかを理解して、効果的な提案を行えるように考えてみよう。



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■Web会議システムの活用【基本編】
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