昨年末の政権交代は、日本の経済活動に大きな変化をもたらしている。円安への方針転換は、輸入資材の原価を直撃し、PCをはじめとするIT機器の価格を高騰させた。そして来年4月には、第一段階の消費税アップが予定されている。加えて、同時期のWindows XPとOffice2003のサポート終了は、機材の調達にも大きなコンランをもたらすと予測される。さらにエジプトの情勢不安により、エネルギー原価の高騰が予想され、企業活動のランニングコスト増加は利益を圧迫する。そこで本特集では、エンドユーザ様の利益確保を目的とする経費の節減、節税対策を提案したい。