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| 2013年7月時点の情報を掲載しています。
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  「2014年4月9日（日本時間）をもちまして、Windows XPのサポートが終了します」 今、日本マイクロソフトのWe bサイトなどで、このようなお知らせが掲げられている。もちろん、終了日を迎えても、企業や個人が使用しているWindows XPが自動的に消滅したり、動作不能になるわけではない。ただ、サポートの終了にともない、マイクロソフトから提供されていたWindows XP関係のサービスがすべて停止される。 その結果、OSに新たなバグや問題点、セキュリティホールなどが見つかっても、マイクロソフトからは修正パッチ（プログラム）や対策情報が提供されなくなるのだ。 最大の問題は、このセキュリティ面の脆弱性を除去する「セキュリティ更新プログラム」の供給がストップすることにある。ウイルス対策製品を販売するベンダの多くはマイクロソフトによるWindows XPのサポート終了後もウイルス対策ソフトのXPサポート継続を表明している。しかし、これはOSそのもののセキュリティ問題を改善するものではなく、安全な使用を保証するものでもない。 セキュリティに問題があるOSを搭載したP Cは、個人情報や社外秘情報の漏えいリスクを抱えることになる。また、犯罪行為の「踏み台」にされる可能性もある。例えば、犯罪者がリモートコントロールを使い、なりすましによる詐欺行為のメール配信を行ったり、ウイルスソフトのホストサーバにされることも考えられる。 サポートが終了しセキュリティホールがふさがれることのないWindows XPは、まさに恰好の餌食となるのだ。  現在、Windows XPを使用中の企業は、一日も早く後継版に移行する必要がある。とはいえこの時期までWindows XP PCのリプレ−スが進んでいないユーザには、移行ができない理由がある。それぞれの事情に合わせた選択肢から解決策の方向を決め、決断を促す提案が重要となる。 さらに、来年4月には、消費税増税の予定がある。Windows XPの終了時期と重なるので大規模な駆込み需要が発生し、商品やサービス・構築人員がひっ迫することも予測される。そのため、エンドユーザの希望に応じた移行を完了するには、決断と選定・手配を早めに考えて行動する必要がある。 そこで、今回の特集は、これまでエンドユーザのリプレースが進まない理由を4つに分類し、その解決方法を提案したい。  続き、「来年4月のXデーを乗り切る! Windows XPからのリプレース最適解」は 本誌を御覧ください。 |
■サポート終了まで10カ月を切ったWindows XP  |
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