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| 2009年1月時点の情報を掲載しています。
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丑年になりました。兜町で働く証券アナリストが、丑年は金融がモ〜れつに荒れる年と教えてくれました。昨年９月のリーマンショック以後、暴風雨が吹き荒れていますが、やまない雨はないのです。外部環境が行方知れずならば、内部環境を知的武装して来るべき時のためにパワーを蓄積させましょう。どうやって？ もちろんこの検定でです。本年もよろしくお願いします。 ○設問01 みんなでウシしと喜べるPDF（Portable Document Format） アドビが開発したデジタル文書の標準フォーマットがPDF。確定申告の印刷用にも採用されているくらいですから、その普及具合がわかるでしょう。PDFが便利な点は、相手のPCの機種や環境を考えなくても、オリジナルイメージを送信したり再生できる点です。文字情報だけでなく、フォント、サイズ、字飾り、画像、レイアウト情報なども共有できます。PDF文書の作成するにはAdobe Acrobatなどが必要になります。PDFを表示させるにはAcrobat Readerが必要です。Acrobat Readerのほうは、ネットから簡単にダウンロードできますね。 ○設問02 狭い場所でウシしと喜べるBluetooth 数メートル程度の機器間接続に使用される短距離無線通信技術がBluetoothです。ノートPC、PDA、携帯電話などで多様な機器が活用されています。音声やデータのワイヤレス送受信も可能になります。Bluetoothは免許なしで利用できる2.45GHz帯の電波を利用していて、１Mbpsの速度で通信できます。送受信距離は、10メートル以内ならよほどのことがない限り利用可能です。消費電力も少なく製造コストも安価なので、数千円の予算で環境を整備できます。東芝、エリクソン、インテル、IBM、ノキアが中心となって規格を提唱しました。 ○設問03 モ〜嫌だ思うマルウェア（malware） 英語で「悪意をもつソフトウェア」をmalicious softwareと言います。それを省略したのがマルウェアです。悪意あるソフトの代表といえば、コンピュータウイルスやワームがありますが、他にもクラッキングツール、スパイウェア、アドウェアなどもマルウェアです。一般的なPC用OSは、実行したい処理に応じて利用者が自由にソフトウェアを追加できます。専門家ならシステム内部の設定まで変更可能です。ここに悪意が加われば、ネット経由でマルウェアを流布させることが可能なため、国際的な対策が求められる問題になっています。 ○設問04 モ〜っと集まれSNS（Social Networking Service） 人と人との連携を促進・サポートしてくれるコミュニティ型のWebサイトがSNSです。友人や知人とのコミュニケーション手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住エリア、出身校などのつながりを通して、新たな人間関係を構築する場を提供します。既存の参加者の招待制が普通ですが、登録制を参加条件にしたサービスも登場しています。SNSは無料サービスと有料サービスを使い分け、収益モデルはサイト内広告やEC紹介料などです。国内では「mixi」が大きなシェアを占めますが、次を狙うサービスも続々発表されています。 ○設問05 ネットでウシしと嬉しいJava サンマイクロシステムズが開発したプログラミング言語がJavaです。C言語的な表記法を採用し、その欠点を改善させたオブジェクト指向言語です。セキュリティ機構、ネットワーク関連機能が標準搭載され、ネットワーク環境利用を前提とした仕様になっています。Javaで開発されたソフトは特定のOSやマイクロプロセッサに依存せず、どのプラットフォームでも動作可能です。この汎用性の高さはJava最大の特長で、「Write Once, Run Anywhere（一度コードを書けばどんな環境でも動作する）」がキャッチコピーです。 ○設問06 配線まわりはHDMI（High-Definition Multimedia Interface） PCとディスプレイの接続標準規格DVIを基に、音声伝送機能、著作権保護機能、色差伝送機能などを付加したデジタル家電向けインターフェイスがHDMIです。2002年12月に最初の仕様が策定されました。映像・音声を非圧縮でテレビ側に転送できるので、デコーダーのような専用チップやソフトウェアを介在させる必要がなくなりました。接続機器間をお互いに認識できるインテリジェント機能をもっています。映像・音声・制御信号が一体化したシングルケーブルなので、わずらわしいケーブル接続を簡略化することもできます。
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