世界保健機関(WHO)は2009年6月に、新型インフルエンザの警戒水準を世界的大流行「パンデミック」を意味する最高のフェーズ6へ引き上げると宣言した。これは企業においても見過ごせない課題だ。しかも、今年の冬にはこれまで以上に感染被害が拡大する危険性があり、今からそれに備えた万全な対策を講じておく必要がある。仮に社内で感染者が広がる事態になれば、社員の自宅待機や出張の自粛、オフィスへの立ち入り禁止など、今後の企業活動に大きな制約が出ることが予想される。そこで今、リモートアクセスやコミュニケーションツールなどの事業継続ソリューションに対する注目が高まっている。その事業継続ソリューションに焦点を当て、具体的なアプリケーションや提案方法を紹介する。 |