昨年を振り返りますと、大震災による落ち込みを心配しましたが、思ったほどの影響はありませんでした。BP事業部の需要としてみた場合、仙台を含む東北が占める売上割合はそれほど多くなかったことと、いち早く業務を再開されたエンドユーザ様のお手伝いができたことが理由だと思います。そのため3月の売上は落ち込みましたが、震災から2、3カ月後には、関西を上回る需要があり驚いています。
夏以降は、電力の供給不足により、LED照明を始めとする節電関連商材が注目されました。その中でも、デスクトップPCを最新のノートPCに置き換えると効果的な電力消費の削減ができます。この具体的な節電対策がエンドユーザ様に受け入れられ、前年対比で最大二桁の伸びを記録しました。この状況は今年に入っても、まだ継続しています。この節電需要をパートナー様が逃すことのないように、大塚商会のBP事業部をご活用ください。
震災の影響もありIT関連の投資は、新しい試みを作り上げるという進歩は一時中断したかもしれません。しかし、今年は、Windows 7環境へのリプレース需要や好調なスマートデバイスにも期待できます。また、昨年、取りあえずの対策で進められたBCPソリューションは、予算が組まれた今年が本番です。時代のニーズに応じてパートナー様のビジネスチャンスは存在します。エンドユーザ様が必要としているソリューションを的確に理解することで、今年、爆発的にIT投資が進展する可能性があります。
BP事業部では、パートナー様が自社のソリューションと組み合わせて、エンドユーザ様にご提案できるサービス&サポートに力を入れて参りました。弊社のインフラをそのまま活用していただける『アルファメール』などのWeb回線サービスや『たのめーる』の仕組みを利用した『TPS-SHOP』、そしてSaaS販売プラットフォームの『BP PLATINUM Type-S』などをパートナー様本来のビジネスにプラスしてご提案することにより、バリューが増して、ビジネスを拡大するチャンスが生まれます。
その中でも弊社から販売したPCに関して、電話1本で回収から修理、返却をワンストップで行うPC修理のパートナー様専用窓口「PSC(パートナーサービスセンター)」は、各地域の販売店様に「マルチベンダーに対応し、短納期で助かる」とご好評いただいております。関東と関西を中心にサービスを提供していますが、今年は、中部地域でも無料引き取りのサービスを開始いたします。
また、昨年は、マイクロソフトの「Office 365」にオリジナルサービスとサポートを加えた『たよれーる Office 365』の提供を開始しました。パートナー様には、インセンティブによる直接の収入に加え、アップセルが期待でき、同時にPCのリプレースや周辺機器の販売、スマートフォンやタブレットの導入なども組み合わせてご提案いただけます。
さらに『たよれーる Office 365』では、他のサービスとの組み合わせで柔軟性の高い申請・承認の電子化を実現し、業務効率の向上を図れることも魅力です。
弊社とお取引いただく大きなメリットである、これらのサービス&サポートの仕組みをご活用いただき、他社とは違う部分で協力できればと思っております。
2012年もパートナー様の声に耳を傾け、エンドユーザ様のご要望にお応えできるよう、新しい試みや施策をご提案して参ります。旧年同様、本年も大塚商会ビジネスパートナー事業部をどうかよろしくお願いいたします。
New Year Opinion 2012、「お客様との信頼関係を高める私たち独自の商材の活用でパートナー様と共に飛躍する年に」はこちら
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