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巻頭特集 このチャンスは逃せない! Windows 8の導入シナリオ
2012年9月時点の情報を掲載しています。

Windowsの新バージョン「Windows 8」が2012年10月26日にリリースされる。この新しいWindowsは、ウルトラブック(Ultrabook)やタブレットなどの新たなデバイスへ搭載することで、ビジネスのワークスタイルに劇的な変革をもたらす可能性を秘めている。SaaSやクラウドサービスとの連携を強化し、クライアントOSとしては、初めて仮想化環境を実現する「Hyper-V」を搭載。さらに、タッチ操作に対応するModern UI Style(Metroから名称変更)を搭載する。そして目玉機能の一つにWindows 8環境をUSBメモリなどで持ち運べる「Windows To Go」もリリースされている。そこで、今回の特集では、発売1カ月前にWindows 8の新機能を紹介しながら、Windows 8の導入シナリオを考えてみたい。



シンプルになったWindows 8 の各エディション Windows 8 と7 のエディション比較と買い方

4つのエディションに集約されたWindows 8
 Windows 7は、Starter、Home Premium、Professional、Enterprise、Ultimateに加え、新興国市場向けに機能を限定したHome Basicの6つのエディションで構成される。エディションが多いので、どれを選んだらよいのか分かりづらいという意見もあった。Windows 8では、通常版であるWindows 8に加え、Pro、Enterprise、RTの4つのエディションでリリースを予定。その中で、RTはARMプロセッサを搭載したタブレットやPC向けで、Enterpriseは、ProとSAライセンスの組み合わせで提供される。ビジネスでの導入は、パッケージ製品よりもライセンス販売が主流となる。


オフィスで利用するならWindows 8 Proの提案が主力
 では、どのように導入提案を行えばよいのだろうか。導入方法としては、インストールされたPCやデバイスを購入する方法と、既存のPCをアップグレードする方法がある。Windows 8の機能を十分に使うなら、タッチ操作やHyper-Vなどの必要な機能を活用できるか確認の上導入することが望ましい。一方、アップグレードの場合、現在の使用OSがWindows 7 Starter、Home Basic、Home Premiumであれば、Windows 8の通常版、もしくはWindows 8 Proへアップグレードが可能だ。Windows 7 EnterpriseとUltimateは、Windows 8 Proへのみアップグレードできる。Windows 8の各エディションの機能は、下の表にまとめたので参考になれば、幸いである。ビジネスで利用するなら「ドメイン参加」や各種のクライアントに対応するWindows 8 Proが必須なのではないか。
 次のページからは、Windows 8 の具体的な導入な方法と、そのメリットについて考えてみたい。


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■Windows 8 と7 のエディション比較図
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【巻頭特集】

・Ultrabookがオフィスのワークスタイルを変える! 【Vol.63】

・昨年効果のあった節電対策の提案シナリオ 節電ビジネスの拡販で2012年夏を乗り切る! 【Vol.62】

・新年度ビジネス提案のキーワード その課題、仮想化が解決します!【Vol.61】

・エンドユーザ様とパートナー様の躍進の年へ 激変したITビジネス2012年の商流を占う【Vol.60】

・クラウドサービスの真打ちが登場!『たよれーる Office 365』から始まるビジネスチャンス 【Vol.59】


   
 
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